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「学校に行かない」という選択肢

神様が人間に与えた最大の試練は「肩こり」です。

オンライン家庭教師 束進 代表の高山良輔です。


さて、昨日、北海道と首都圏でも緊急事態宣言を解除すると、発表がありました。

すでに学校が再開している地域も、これから再開する地域もあると思います。


そんな中、Twitterなどで意見を集めていると、各地で感染症対策が行われていることがわかります。

フェイスシールドをつけた小学生がいたり。

分散登校させたり。


一方、学校がどんなに感染症対策をしても、「学校に行かせるのは不安」というご家庭もあるようです。


そこで、思ったことを少し書きました。


ライブ配信は可能か

もっとも有力な解決策として上がっているのが、オンライン授業だと思います。

これは実現可能なのでしょうか。

公立の小中学校だと仮定して考えてみます。


まず、対面授業をライブ配信で行うことは、不可能だと思います。


おそらく、自身の経験を振り返ってみれば明らかだと思いますが、公立の小中学校の授業って、授業が成立していない場合があります。


例えば、授業中に歩き回る生徒がいたり、先生よりも大きな声で話す生徒がいたり、時には発狂したり…


とてもライブ配信できない授業が存在します。

これをオンラインに持ち込むのはまず無理だと思います。



収録したものを流す

いま、学校の先生の中には、YouTubeで動画をアップしてくれる先生もいるようです。

これを今後も続けていくことは可能でしょうか。


これは、不可能でなくても、非常に教員への負担が大きい


と考えています。

前述したYouTubeの例は、教員が「対面授業ができず、時間があったから」実現したものです。対面授業がはじめったら、その余裕はないでしょう。


きっと課題になるのは「誰が授業の収録を行うか」だと思います。


ここは、もう現場が考えるしかないでしょう。私からは机上の空論しかでてきません。


オンライン教育の可能性

オンライン授業を導入するの最大のポイントは、生徒の「教育を受ける権利」を守ったまま、「学校に行かないという選択肢」を用意できることだと思います。


これは、「感染症の不安を抱える家庭」の問題を解決するだけではありません。

いじめに限りませんが、学校の人間関係などが原因で、「学校に行きたくない」子供が潜在的にいたはずです。

私たちにとって、「学校に行かない」という選択肢にはネガティブな印象があった。

これを覆すチャンスです。


今は「教育を受ける権利」の裏面に「学校に行く義務」が存在しています。そんな義務必要ないですよね


「不登校」は選ばざるをえない選択肢であってはいけない。選んでもいい選択肢になる必要があると思います。


オンラインによって解決する課題は、いま思いつくものもありますし、まだ誰も気づいていないものもあるでしょう。


実現可能かはわかりませんが、ぜひ「オンライン授業導入」に挑戦してほしいと思います。


ご購読ありがとうございました。

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