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7/27〜31の日記

7月27日(月)
先週はなんで休みなのかよくわからない四連休があって校正が佳境を迎えるなか超迷惑であった。いやほとんどの人が迷惑だろう、連休だ、旅行に行こう、お金使おう、でも感染はしないで、ってさあ。結果は案の定、というか予想を超える事態になっていて失敗感がものすごい。
校正はもちろん『コロナ禍日記』だけど、緊急事態宣言以降の4〜5月が日記の中心で、一番危機的な、大変だった時期を記録しておこう、記憶が薄れてしまわないうちに出そう、と考えていた。出る頃には収まってるんじゃないかって漠然と思っていた。それがとんでもない思い違いだったとわかった2ヶ月後、当時の文章を校正して複雑。なるべく邪念が入らないよう、組版原稿三校、四校、印刷入稿データまでたどり着いた。

7月28日(火)
アルバイトKさん出勤日。そういえば先週火曜は土用の丑の日で、お弁当屋さんで蒲焼弁当1日限定で売ってたから買ってくるね、と勇んで行ったら豚の蒲焼きだった…店に入らず遠目でチラッと見て勘違い。買い物も大変だぜ。
たまっていた事務仕事、在庫リスト整理、クリッピングなどを黙々進めてもらい、非常にすっきりした。週1勤務でもずいぶんはかどるものだ。
夜、『ランバーロール03』オンライントークのオンライン打ち合わせ。新しく買ったインカムの使い勝手をこっそり試しつつ参加。オンラインの場合の物販、サインなど、あらかじめ段取ることがわりと多い。

7月29日(水)
『コロナ禍日記』色校正、白焼校正出。編集辻本氏は取材で夕方からになるというのでちょっと半端なのでナシでもと言ったけどとりあえず行きますというのでじゃあまあ、と思ってたら締め切りを1週間間違えてて今日原稿書かなければいけないので、との電話。(苦笑)みたいになって、結局1人でゲラ校正。まあいつもと同じ。
しかし今回448ページと多いので、集中力保つのが大変。1人分読むごとに体勢変えたりストレッチしたりコーヒー入れたりして、ふと気づいて物販で使っていたブックスタンドを使ってみたらこれがよかった。見開きで立てて、折変わりも見開き状態で見れる。目次は別のを使って横に。なんだもっと早く使えばよかったな。けど直販イベントはもうしばらく、ずっとできないだろうから、使い道ができてよかった。
扉の用紙変更になったのに前のままで出てきて金曜再出力。


7月30日(木)
表紙まわりもデザイナーさんからOK連絡来て、校了。はーひと休み、とはならず事務・販売回りの諸々、手付かずの諸々を進める。校了Indesignデータをもらって電子書籍進行、振込献本リスト、納品リスト、事前注文まとめ、精算とかなんとか。
今回著者への原稿料は発売前、今月末に支払う。通常は、記事執筆などは発売月末、書籍印税はもっと先。でもこれはコロナ禍だし、緊急事態なんだし、そして弊社は持続化給付金も支給されたので。ごちゃごちゃ何やってるかわからず、ずるずる引き伸ばしてセコい政府をさんざん見せつけられて、せめて支払いだけは早くしようと思った。薄謝ではあるんですが。
しかし今月は別の支払いも結構あって、気付いたら振込口座残額が足りなくなって、慌てて口座振替するなどした。

7月31日(金)
朝、取次から初回納品数連絡。これが来る前に刷部数決定しなくちゃいけなくて、事前の様子などからこれくらいか、というところで決めてたけど、わりといい線の数字だった。多からず少なからず。前は原価が低い方がいい、出荷は多い方がいい、みたいに大雑把に決めてたのがもはや恐ろしい。数年経ってわかってきたことがたくさんある。
振込の残り、入金の確認など。なぜか月半ばにAmazonの入金があり、何これ漏れてた売上?うそこんな?と思ってたら月末予定だったのが早かっただけのようだ。コロナ対応?いや特に聞いてないけど。Amazonといえばまたカート落ちして著者から知らされる。売れてんのに、不思議な会社だ。
刷り直しの扉もOK、月曜から印刷に入る

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