タバブックス
出版社タバブックスです。近刊ZINE『セーファースペース』/トミヤマユキコ『労働系女子…
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【座談会】堂々巡りの対話ー「社会課題にのりきれない」背景にあるもの・前編(仕事文脈vol.23)
「社会課題にのりきれない」のはなぜか
椋本 ジェンダー問題、気候変動、人権など、たくさん社会問題があるじゃないですか。僕のまわりにはそうした問題に声を上げたり、具体的な活動をしたりしている人が多いんですけど、自分はそれを重要だと認識しているのに自分ごととして動くことはできていないんですね。
それで、このことを新しい企画にしてみるのはどうかと思って『自分ごと』というZINEの企画書を書きました。
【寄稿】美術の場でセーファー・スペースをつくる/ケルベロス・セオリー「保守的な空気を変えていく 各地で起こる抵抗の実践」(仕事文脈vol.23)
展覧会という空間は閉鎖的になりやすく、そこでは様々に権力性がはたらき、交差している。
フェミニズムに辿り着き、自身のアイデンティティに深く関わる作品を作る私達は、美術大学を中心とした生活の中でフェミニズムについて学んだり、安心して自分の経験を共有できる場を知らなかった。私たちはフェミニズムの情報に乏しい地域に住んでいて、女性としてまなざされる存在であるだけでなく、クィアであること、留学生であるこ
【寄稿】とにかく人間が好きだから。 ーイシワタマリ/福知山市議会議員「保守的な空気を変えていく 各地で起こる抵抗の実践」(仕事文脈vol.23)
⑤とにかく人間が好きだから。/イシワタマリ(福知山市議会議員)真っ赤な髪の毛ですが、こう見えて「まちの政治家」(京都府福知山市議会議員)をしています。40歳、3人の子どもの母親です。
きっかけは2022年。誰のためになるのかわからないハコモノが建ってしまう、と若手議員がSNS発信していました。「いつの間にそんな話になっとるん?」「そんなお金あるんやったらもっと別のことに使ってほしい」と巷はザワザ