成人吃音

kuu*さんの作品。昨日の私の日記もドクダミの花でした。思い出しました。その昔ドクダミ茶が体にいいって聞いて飲んでいたことを。独特の味でした。使わせていただきありがとうございます。

今日こんな記事を見つけました。

名前が言えずゴミを投げられた。「吃音」の無理解に苦しむ若者たち

いわゆる吃音の記事です。

ちなみに家庭環境が原因ではないとありますが、私の吃音は家庭環境が原因だと思っています。

吃音って周囲の無理解で酷くなるのはあると思います。私がそうでした。複合的要因が重なったって今になってわかるんですけど、そのときはどうしようも手だてもないんですよ。そもそも親が無理解でしたし。もう子供の頃にいい思い出は全くありません。自己肯定感の低い人間に成長しました。

この記事を読んで感じたことは、確かに幼少時の吃音は周囲の理解が大事ですが、それは成人吃音も同じだということでした。成人吃音って苦労するんですよ。就職とか結婚を始め、日常生活まで、すべてにおいて。

私は一時期真剣に仕事を辞めて言語聴覚士になろうと思ったことがありました。断念しましたが、吃音者は言語聴覚士になろうとする割合が高い気がします。でもその勉強中にそれ以外の目的の方が多く、結局吃音はおざなりになる現状があります。私は残念ながら言語聴覚士にはなれませんでしたが、却ってそれでよかったのかもと思うようになりました。そのくらい吃音ってあまり世間に触れられていない。だから理解も進まないのだと感じます。

そもそも吃音者は声を上げられないし。上げられないこともないんだけど、上げにくい。ずっと日陰を歩く羽目になる。能力関係なしに。これが一番悔しいところです。

以前に比べ吃音は世に出てきた感があります。でもまだまだ。もっと声を上げなければ。その活動を私はし始めたところです。成人吃音に寄り添っていきたい。それが私の使命だと思っています。

本日もお読みいただきありがとうございます。