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2人の姉は俺と冬を抱きしめてくれる




○:「行ってきまーす うぅ...寒...」



とうとう冬本番の寒さを感じる11月下旬。
家を出た瞬間凍えそうになる...。



○:「やっば...マジ寒い...ん...?」



学ランのポッケに寒さを軽減しよう手を突っ込むと何かものが入ってた。



○:「カイロ俺入れたっけ...?」



ものの正体はカイロ。
そのカイロを見てみると...。



○:「なんか書いてるじゃん」



『今日から一気に寒くなるので、カイロをこっそり入れておきました。 普段言わないけど、
大好きだよ〜!笑 学校頑張って...!』



というメッセージが書いてあった。



○:「帰ってお礼言わないきゃ...ありがとう...」



メッセージで心暖まり、俺は学校へと向かった。



ーー



○:「気抜いてたぁ〜」



学校終わり家に帰っている途中。
このカイロを学校で見られてしまい、
沢山いじられた。



○:「まぁみんなからすれば羨ましいよな〜笑」



○:「俺は幸せもんだ!笑」



なんて言うのを自分に言い聞かせながら、
家へ帰宅する。



○:「さっお礼言いましようかね〜」



○:「ただいま〜」



??:「おかえりっ!見てくれた?」



○:「見たよ笑 ありがとう和姉!笑」



和:「心温まったでしょ?!」



○:「うん!笑」



2つ歳が上の和姉。



和:「ふふ〜ん ルンルン」



○:「あれ?アル姉は?」



和:「部屋にいるよ〜私に嫉妬してるみたい...笑」



○:「なんで...?笑」



和:「アルノも私と同じことしようとしてたみたい笑」



○:「けど和姉が取っちゃったからったこと?」



和:「うん笑」



○:「呼んでくるね笑」







○:「アル姉入るよ〜」



○:「暗...笑 ねぇアル姉...?」



部屋を真っ暗にし、ベットの毛布を被っているアル姉の姿。



ア:「何...?」



3つ歳が上のアル姉。



○:「そのカイロちょうだい?」



ア:「もう冷たいから...」



○:「俺にメッセージ書いてくれたなら俺が貰うよ!そしてきっちり読むから!」



ア:「はい...」



○:「ねぇこれ読んでみてよ!」



ア:「は...え...あっ!よ、読む...?!」



○:「アル姉が書いたんだから読んで!」



ア:「い、いじわる...お姉ちゃんのことをなんだと思ってるの!」



○:「読んでくれたら今日一緒に寝るよ?」



ア:「うぅ...わかった!読む!」



ア:「ま、○○へ!き、今日から寒くなるみたいだ、だからカイロを入れておきます!ぜ、ぜひこれを読んで体を暖めてください!だ、大好きだよ!/// アルノより」



○:「ふふっありがとう!笑」



ア:「うぅ...恥ずかしいよぉ...///」



○:「あはは笑 部屋出てリビング行こうよ!」



ア:「手...(ボソッ」



○:「ん...?何?」



ア:「手握って欲しい...」



○:「こんな寒い部屋にずっといるからだよ!笑」



ア:「冷たいから...お願い」



○:「いいよ笑 ギュッ」



ア:「暖かい...」







和:「○○まだかな〜」



○:「和姉遅くなった!」



和:「うん...って!なんで手繋いでるの!」



○:「アル姉が握ってって言うから」



和:「ムゥー!私も〜!」



○:「ハイハイ笑」



和:「いや...私はこっち〜!ギュー」



抱きしめてくる和姉。



ア:「あっ!私もしようとしてたのに!」



和:「交代制でいいでしょ?」



ア:「それならいいよ!」



○:「俺の身にもなってくれ...」



ア和:「知らない!それだけ好き〜!」



○:「そうですか笑 あっ!後でおつかい行くけど3人で行く!」



和:「行く!」



ア:「わ、私も!」



○:「じゃ準備を...」



和:「ギューー まだいい!今はイチャイチャするぅ〜」



ア:「そうそう!というか和そろそろ変わって!」



○:「確かに...笑」



和:「ムゥー仕方ないっ!」



ア:「や、やっと... ギュー」



○:「2人とも可愛い... (ボソッ」



和:「ん...!今なんて!ねぇねぇ!」



ア:「なんて言った!なんか言ったよね?!」



○:「可愛いって言いました」



和:「可愛いってあはは〜大好き〜!」



ア:「ほ、ホント...!私も大好きーー!」



○:「ちょ、ちょっと苦しい...」



和:「暖かーい!」



ア:「ホントだね〜暖かい...」



○:「聞いちゃいない...」



和:「あと30分したらおつかい行こっか!」



ア:「そうだね!」



ーー



○:「あの〜恥ずかしいんですけど...」



和:「関係ないよ〜」



ア:「そ、そうだね!」



○:「というか和姉俺の今日の最大のミスを聞いてよ!」



学校であったことを話した。



和:「それは大変だ〜笑」



ア:「あ〜私も入れればよかったぁ〜」



○:「女子から思いっきり引かれた...笑」



和:「あら!私とアルノ以外の女子と付き合ったら許さないよ〜!」



○:「だから逆にいいんじゃない?多分俺に女子近寄ってこないと思うから笑」



ア:「和ありがとう!」



和:「感謝してよ〜笑」



ーー



○:「ふぁ〜2人も相手すると流石に疲れて眠い...」



ア:「私の部屋で寝る?それとも○○の部屋?」



和:「何よ!もしかして一緒に寝るの!」



○:「うん!和姉はカイロを入れてくれてたからアル姉とは一緒に寝ることになったよ」



和:「わ、私も!」



○:「和姉今日はアル姉に譲ってあげて?」



和:「いやだにゃ〜」



ア:「そうやって猫になるのずるやつだ!」



○:「明日朝ご飯作ろうかな〜?」



和:「にゃ!ホントにゃ!」



○:「うん!」



和:「なら今日は我慢するにゃ!」



僕の朝ごはんはとても美味しいらしく、
これを使うと和姉もアル姉もすぐ言うことを聞く。



○:「よしっ!じゃ和姉おやすみ〜!」



ア:「和おやすみ〜」



和:「おやすみ〜」







○:「さっ!寝ますかね〜」



ア:「○○... ギュッ」



○:「おーどうした?笑」



ア:「これから冬本番だから抱きしめて私もだけど和のことも温めてね?」



○:「わかってるよ笑 おやすみアル姉...」



ア:「おやすみ...大好き... ユサユサ」



○:「.../// 大好き...」



ーー



和:「私も入れて〜」


○:「ん...和姉...おはよう」



ア:「和おはよう...」



和:「おはよ〜朝の寒さは3人で暖めて乗り越えないとね...よいしょっ... ギュー」



○:「もう少し暖まったら起きようね」



和ア:「うん...!」






おしまい




読んでいただきありがとうございました!


毎日投稿20日目!「25×25」19日目は、
シングル「Step and Go」のカップリング曲「冬を抱きしめて」で書きました!


どうだったでしょうか?


ヒロインはアル和です!
書きたかったので、ようやく書けました〜!笑

この曲は、冬を歌ってる曲なので、
冬の寒さを2人の姉と暖める。
そんな感じの作品になってると思います!
最近急に寒くなりましたからね〜
これを読んで暖まって頂けたら嬉しいです!

ウィンターソングです!
いいですよね〜冬って感じの曲で!
無茶苦茶、冬を強調してますよね!
冬本番になる前の心境、状況が歌詞に込められていると思います。
ラスサビの大野くんソロがいいです!
今にピッタリソングです!

ぜひ聞いてみてください!


ーー


明日も投稿しますっ!


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それでは明日の作品で!👋🏻‪

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