小規模企業共済

私は小規模企業共済に加入しております。
節税効果が大きいので、小規模企業の経営者や個人事業主にはとてもおすすめです。

●加入資格について

小規模企業共済は誰でも加入できるわけではありません。
加入資格は簡単に説明すると、従業員が20名以下の個人事業主、もしくは企業の役員になります。
※詳しくは中小機構のHPをご確認ください。

●掛金について

掛金は1,000円〜70,000円の間で500円単位で設定できます。
掛金は自分の意思で増減させることができます。
ただし途中解約はおすすめできませんので、支払いが厳しくなったときは、最低金額の1,000円に設定するのが良いかと思います。

●節税効果

この共済の節税効果としては、掛金の前が所得控除になります。
また、受け取りの際にも60歳以上での共済金の受け取りか、65歳以上での任意解約であれば税制の優遇があります。
一括受け取りの場合には退職所得扱い、分割受け取りの場合には公的年金等の雑所得扱いです。

上記以外の事由ですと、一時所得扱いになり優遇なく課税されます。

節税額としては、年収1,000万円で掛金7万円の場合で年間367,000円の節税効果があります。
同条件で30年間加入して共済金を受け取った場合、約3,000万円(税引き前)受け取ることができます。

貯金だけで毎月7万円を30年間積立た場合、2,520万円になります。
ここだけでも約500万円得しています。
また、節税効果が約1,000円程ありますので、ただ貯金で積立るよりも約1,500万円程お得になります。

同じ金額を年利5%の投資商品で複利運用したとしても約3,300万円(税引き前)です。
安全性と利益率を考えると加入して損のない商品券かと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?