僕にとってのデザインとアートの線引き
就職活動で広告業界を志望するにあたって、すこしでも表現についての知見を手にしようと、慣れない美術展なんかにも行くようになりました。
「美術展めぐり+就職活動でクリエイティブ職の方とお話」によって僕の中に築かれたデザインとアートの違い、線引きについてまとめておきたいと思いました。
デザインは
「相手に何かをしてほしい、
その相手のために表現を
最適化すること」
アートは
「自分の中にある
何かをどうにかして
現世にアウトプットすること」
なのだと思います。
「デザイン」と「アート」の概念は二律背反ではないと考えています。
「線引きにならないじゃないか」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、両矢印←→の両端に「アート」と「デザイン」それそれぞれがあり、世の中のあらゆるものはこの直線の上でそれぞれの位置を持っている、「デザイン寄りのアート」も「アート寄りのデザイン」も世の中には存在しているのではないかなと考えています。
広告業界の場合、広告には目的があるので、「デザイン寄りの」部分が多くなるのではないでしょうか。ただ、より強い共感を生み出すのは作る人の本当の気持ち「アート寄りの」部分が生活者の本当の気持ち(インサイト)に重なった瞬間ではないかと思います。
このnoteは読んだ方に何かをしてもらいたいわけではなく、僕の思ったことの吐露なので「とてもアート寄りの」記事と言えるのかもしれませんね。
あくまで現時点での僕の考えですので、コメントなども頂ければアップデートして、より良いものが生まれるに違いないと確信しています。
それでは、また。
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