異世界種族

女　男　犬神（狼）
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「はぁ？なんじゃこりゃ」
「あ、やっぱりそうなるよねぇ。私も最初見た時はビックリしたし」
何だこれ？種族のとこが人間じゃないぞ？えっ、まさか俺って人間やめたのか！？いや、そんなはずはない。だって昨日まで普通に生きてたんだぜ？それがこんな簡単に……
「まぁ、多分だけど人間以外の動物から人の姿になったってことだと思うよ？」
「おぉ！そういう事か！」
確かにそれなら納得できるな。しかし、俺はなんで人間じゃなくなったんだろう？

「でも、なんで人間じゃなくなったんだろ？」
「それは私にもわからないわ。ごめんね……」

そう言って彼女は申し訳なさそうに俯いた。別に彼女を責めているわけではないのだが……
「あ、気にしないでくれ！それよりもこれからどうするかだよな」
「うん。とりあえず私はこの世界の事をもっと知りたいかな」
「そっか。わかった。