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本を読むのが遅くても

楽しかったはずの読書が、いつの間にかそうでなくなってきて、近頃悩んでいました。自分の読書は遅いのではないか。誰と比べるのでもなく漠然とそう思い始めたからです。もっと早く読まなくては。

遅読がコンプレックスでした

自分は、読書をするのが遅い。つまり遅読だということがコンプレックスでした。人と比べるわけでもないのに、漠然と遅いと感じ、本も最初のページから終わりのページまで、じっくりゆっくり読んできました。遅くゆっくり読むのはよくないことだと思ってました。

しかし、『本の読み方』(平野 啓一郎 著)という本に出会い、読むのが遅いというコンプレックスの影が小さくなり、遅読という自分の読書を受け入れることができました。

読書に限らず、日々の生活も他の人とのペースを気にすることなく、ゆっくりと自分の速度で考えたり過ごすのは大事だと気づきました。

作家の方が教える『本の読み方』

本書は、ところどころに心に響く文章がありましたので、引用してみます。

・読書は何より楽しみであり、慌てることはないのである。 

・読書量は、自分に無理なく読める範囲、つまり、スロー・リーディングできる範囲で十分であり、それ以上は無意味である。

・「読まなければいけない」という焦りは、読書を貧しくするだけである。

・一冊の本を読むという体験は、誰にとっても同じものではない。独善的にならず、まずは作者の意図を正確に理解し、その上で、自分なりの考えをしっかりと巡らせることができれば、読書はその人だけの個性的な体験となる。

▲作家の方がこのように断言していることで、とても励ましをいただきました。

本はゆっくり読んでも大丈夫

ゆっくり味わうように読んだ本書。
作家の方が紹介する『本の読み方』を読んで、本はゆっくり読んでも大丈夫。むしろゆっくり味わうような読書は、『量』より『質』を大事にできます。「本はゆっくり読んでも大丈夫」そう背中を押された気がしました。

▲遅読に悩んでいる方、作家さんが教える本の読み方を知りたい方は是非。

今日はこの辺で。
読んでいただきありがとうございました。


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読書感想文

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Tatsuya Sasao

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ありがとうございます!
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鳥取県在住↔Tokyo。新緑の緑と邦画と読書が好きです。2015年11月に神奈川県横浜市から鳥取県に引っ越しました。▶読書記録 : https://www.instagram.com/sasaobooks/ 、▶webサイト : https://tatsuyasasao.com