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SNSでバス好きの方が集まる。インフラ業界、名鉄バスのリファラル採用の取り組みとは?~day31~

おはようございます。リファラル採用促進のクラウドサービスを提供するMyReferの香川です。ホワイトペーパーを自分なりに解釈してnoteに記すday31。バスの運転手という一見リファラルと親和性が低く感じる職種でのリファラル採用事例をご紹介。

1.採用課題

バスの運転手は慢性的な人手不足。求人媒体、広告、転職フェアなど従来の採用手法では人を集めることが難しい。5年ほど前から紙を使っての紹介制度を開始。

2.ツールの導入

ポイントは3点。効率化・正確さ・拡散力。

効率化:                                            (従来)従業員が求職者に紹介制度の案内用紙を渡す→手間                 (MyRefer)友人に会わなくてもSNS・メールで送付→効率的

正確さ:                                                   (従来)会社、仕事の説明を正確に伝えることは難しい                     (MyRefer)アプリで簡単に正確な情報を確認

拡散力:                                         (従来)紙を渡す1対1                                    (MyRefer)SNSでの1対他                                            

3.成果

リファラルでの採用が2倍に伸びた。

定性効果                                           ・選考途中での辞退率が低い。条件面だけではなく、従業員から生の声を聞いているため、入社後もギャップがない。MyReferを通じて会社の情報も正確に伝わっている。

懸念していた「直接的な知り合いではない人が応募してきて、もしその人に問題があった場合、責任を取れないから紹介するのが怖い」ということに対しては、「採用担当者の責任で入社していただくので、個人の責任はまったくない」と説明し、従業員が理解した。

よくある紹介して落ちたら気まずい。この背景にはリファラルだったら受かるという間違った思い込みがある。社員の責任は紹介まで。リファラルだから受かるということはない。採用担当ですらこのことを理解していないことが多い。丁寧な説明が必要。

リファラル採用=新しい手法、IT業界など先進的な企業でのみ使われている。という印象は間違い。バス運転手もリファラルで採用ができる。リテラシーが低いからうちには合わないというのは人事が従業員を信頼していない証拠。人事は従業員を信頼してリファラルを推進して欲しい。

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