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【まとめ】2020年3月 中国・台湾ボードゲームクラウドファンディングまとめ

名古屋・伏見にランプライトブックスカフェというカフェがあります。2018年にオープンしていたそうですが、寡聞にして長らく知らず、先日知ってすぐに飛んでいきました。

ホテルに併設のカフェで、書店と一体になっているのですが、ラインナップがミステリーと旅中心で、ビジネス書の類が一切ないため、雰囲気が落ち着いているところが最高でした。ビジネス書が悪いとは言いませんが、表紙が明瞭なデザインのものが多いので、「本のわくわく感」みたいな要素とは相性が悪いんですよね。私が台湾の誠品書店や中国の西西弗書店を好きなのも主張の強いビジネス書が目につきにくいからだと思います。多分。

24時間営業で、電源が使えてWi-Fiが飛んでいるのもフリーランスにはうれしいところです。コワーキングスペースは意外と、会員でないと夕方以降や休日に使えなかったりしますからね。余談ですが一時期流行った「ノマドワーカー」って言葉、もう死語なんですかね。

ホテルの客室も読書に特化して作られているそうなので、そのうち泊まって積読消化合宿をしたいと思っています。

気が滅入る話題ばかりなので、日常的なことを書いてみました。

3月のまとめです。

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台湾(zeczec

暗巷對決

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手軽さをウリにした対戦カードゲーム。1対1または2チームで対戦を行う。

プレー時間:10分
プレー人数:2~4人
対象年齢:8歳以上

溯源旅城

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かつて台北市に存在した灌漑用水路・瑠公圳の旧跡を舞台にしたリアル謎解きゲーム。10歳の男の子・小末のリュックサック型タイムマシンが故障し、小末も行方不明になってしまった。プレーヤーは、小末の日記を手がかりにその行方を探す。

艾可利亜(Ekologia Protekto)

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架空の島・艾可利亜(エコロジア)を舞台に、島の保護を目指す陣営と開発を目指す陣営に分かれて争う。デザイン学部の学生たちがゲームデザインと製作を行っている。プレー人数が4~11人と幅広い。

対象年齢:14歳以上
プレー人数:4~11人
プレー時間:40分

完美楽団(Perfect Orchestra)

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音楽隊の楽器演奏者を集めるセットコレクションのゲーム。順番に演奏者を集めていき、特定の楽器の組み合わせを作ると高得点が得られる。

プレー時間:30~45分
対象年齢:7歳以上
ジャンル:セットコレクション
プレー人数:2~4人

中国(摩点

歴史巨輪:人類文明的新篇章(Through the Ages: A New Story of Civilization)

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重量級のボードゲーム『スルー・ジ・エイジズ - 新たなる文明の物語』簡体中文版の製作プロジェクト。

平遥・日昇昌記、壱玖零零

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静言思卓遊がリリースしている重量級ゲーム『平遥』とテーマを同じくした独立ゲーム2作品。「平遥」シリーズには、基本版の「匯通天下」、ソロプレー用の拡張「票号崛起」、ミニ拡張「左右逢縁」、リプレー性を高めるための本格拡張「典実成金」が存在している。『日昇昌記』と『壱玖零零』は拡張ではなく、それぞれ独立したゲーム。

『日昇昌記』は2~4人用、30~60分程度の中量級ゲーム。コンポーネントにはゲーム専用の用紙と判子が入っている。アクションを通じて自身の票号(金融業者)に貢献すると、用紙に判子を押すことができる。特定のエリアを判子で埋めるとボーナスが得られる。判子やボーナスが多いプレーヤーが勝者となる。

『壱玖零零』は1回のみプレー可能な謎解きゲーム。舞台は義和団事件に端を発する混乱のさなかにある1900年の北京。プレーヤーは票号の店主となる。ゲームは全5章で、指示に従って新たに人物に出会ったり、道具を手に入れたりしてストーリーを展開していく。ストーリーは史実に基づいており、実際の票号の業務が細部に反映されている。プレーヤーの選択によってストーリー展開や結末が異なる。

砕境塔羅(Broken Mirror Tarot)

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アール・デコ風のスタイルを採用したタロットカード。

紙謎・湖畔鎮(初章)

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北京で5店のリアル脱出ゲーム店舗を経営する迷宮真人機械密室が開発する謎解きゲーム。アプリやコンポーネントを使って、アレクサンダー男爵の死亡の真相を解き明かしていく。

薄荷系列(Mint Series)

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持ち運びに便利なライトゲームシリーズ「Mint」3作(『Mint Works』、『Mint Delivery』、『Mint Cooperative』)の簡体中文版製作プロジェクト。

奇異法則、才詩泉涌、垃圾分㨂員、爆炸競技場

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ゲーム4作セットの製作プロジェクト。いずれもライトなパーティーゲームで、価格を低く抑えている。

英雄対決:鋼鉄風暴1943庫爾斯克 第三版(Conflict of Heroes: Storms of Steel – Kursk 1943 (Third Edition))

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ウォーゲーム『Conflict of Heroes: Storms of Steel – Kursk 1943 (Third Edition)』の簡体中文版製作プロジェクト。

祖莱塢(Zoollywood)

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2人用ボードゲーム『Zoollywood』中国語版の製作プロジェクト。

功敗垂成(A Victory Lost)

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ウォーゲーム『激闘!マンシュタイン軍集団』中国語版の製作プロジェクト。

旧貨市場(Flea Market)

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2012年に益遊(1YOO!)がリリースしたカードゲーム。ゲームストア・バネストでも取り扱われていた。1セットで6種類の遊び方ができる。

--------------------------------------------------------------------------------------『平遥』は山西・静言思卓遊が製作し、日本では小僧ゲームズが取り扱っているゲーマーズゲーム。日本でもそれなりの知名度があります。『日昇昌記』と『壱玖零零』はそれぞれ同じテーマながらまったく性格の異なるゲーム。静言思は中国でも屈指のゲームメーカーで、謎解きからヘビ―ゲームまで幅広く手掛けています。

ノートに「スキ」をしていただくと、あるボードゲームの中国語タイトルと、それに対応する日本語タイトルが表示されます。全10種類。君の好きなあのゲームはあるかな?