2/29 コンサートのススメ

コンサートに行ってきた。コンサート、と言っても会場は教会で、お客さんも多分30人くらいの小さなコンサート。時間も一時間半くらい。弦楽四重奏の小さなコンサートだ。すごくよかった。選曲もとても好みだった。

弦楽四重奏いいですね。私はずっとピアノを習っていたのだけれど、弦楽のあの音の響きはすごく好きだ。小さい頃、チェロを習ってみたかったこともあって(チェロのあのお腹の底から響くような音がすごい好きなのだ)、ずっと憧れがある。弾いてみたい。

右手と左手で共同して音を出す、弦楽のあの演奏法がずっと不思議だった。だってピアノだったら、一つの鍵盤で一音、そこを押したらちゃんとその音がでる。右手と左手で合わせて10本あるので、最高10音一気に出せる(ちなみに一本の指で2個隣り合った鍵盤押すとかも稀にあったので、もしかしたらもうちょっといけるのかもしれないけど、そもそも10音いっきに出すことがあるのかはわからない)。
ここ押したらこの音ですよ、という感覚でいると、弦楽のあの奏法は全然わからない。理論的にはわかるけれど、なんか感覚的にパッと納得ができない。右手の弦で弾いた時に音が出て?左手で出したい音の位置を押さえて?ややこし!

四重奏、というのもすごくいいなあ、と思った。ピアノも合奏あるけど、だいたい一人だし。合奏、ってまた違う楽しさがある。
ピアノを習い始めた時にはグループレッスンで、エレクトーンをやっていた。ただ、このクラスは子供向けだったようで、中学に上がる時には個人のピアノのレッスンになった。
当時はそんなに合奏は好きじゃなかったのだけれど(だって間違えたら迷惑かけちゃうし)、でもなくなるとなるとちょっと寂しいもので、中学の部活は吹奏楽部に入った。担当はチューバとユーフォだった。チェロが好きな私としては割りと悪くなかった。弦バスはなかったので。
そういえば、管楽器の音の出し方はピアノよりも弦楽だ。個人的には。チューバのピストンは物にもよるけど、3本から7本(!そんなに!?)あるそうだけれど、私の使っていたチューバは3本だった。3本のピストンの押さえ方+唇の形を変えて音を出す。ここを押せば必ずこの音が鳴る!ってわけじゃないのが中々難しかった。
私は不真面目な生徒だったので、へたっぴだったのだけれど、それでも合奏が上手くいくとすごく楽しかった。特にチューバの時はずーっとベースをボンボンボンボンやっているだけなので、その上にいろんな音が重なって、一つの曲になるのがすごくいいな、と思っていた。
それに何より合奏中、にしか得られない連帯感、というか、みんなの呼吸が合う瞬間というのが、とても気持ちよかった。

コンサートの最初の一曲目、曲が始まる瞬間の、あの大きめの呼吸音。演奏中のアイコンタクト。そういうものを見て、本当に楽しそうだな、と羨ましくなってしまった。生のコンサートはそういうところも楽しい。

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