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夏の五能線へ行ってきた⑤(終)

④の続きです。

青森駅でED75と四季島の並びを撮影したあとは
少しだけ青森車両センターを覗きにいきました。
現役を引退したキハ40を覗きにです。


八戸線で活躍していたキハ40は数年前に役目を終え長らくは青森車両センターで留置されていました。
私が行ったときには解体真っ最中の車両が車両センターの端っこにいてました。

たくさん線路が並んでいる方へ移動するとまだ少しだけ解体待ちの車両が並んでいました。左の機関車はDD14といって豪雪地帯の雪を掻くロータリー車です。今は現役で走っているDD14のロータリー車はおらず、現在線路上で見る事の出来るロータリー車は青森車両センターと秋田車両センターの2箇所のみです。


ガラガラの青森車両センター。おそらくこの光景を10年以上前の人に見せても信じて貰えないと思います。数年前までここに特急列車はブルートレインがわんさか居てとても賑わっていたのですから。
ちなみに写真に写っているキハ40はつい最近に解体される場所へ移動したそうなので今はDD14だけがポツンと居てるだけかと思われます。


使われなくなった線路の1部はソーラーパネルが設置されていました。そのうち写真左側の敷地にもソーラーパネルが設置されたりして。
次に訪れたときにはどう変わってしまっているのか、とても気になりながら青森車両センターを後にしました。

青森車両センターを覗いた後はホテルへ行き、
明日の五能線に備えて早めに寝ました。


ここからは翌日の五能線になります。この日も天気は申し分無しの晴れ。海の水平線もきっちり見えました。朝ラッシュの時間と言うこともあって3両編成でした。


五能線と検索をかければ上位に出てくるくらい有名な撮影地で1日1本の快速列車を撮ります。岩のゴツゴツ具合が良い雰囲気です。


混色編成でした。松林の横をゆっくり走っていきます。ここからはこの列車を追っかけながら北上して行きました。


千畳敷駅に到着する列車。五能線と並行する道路はそれほど交通量は多くなかったのですが、列車がやって来たと同時に交通量が増えました(笑)

緑の中を走るタラコ色のキハ40はよく映ろえます。JR西日本にも同じような車両が走っていますが、側面の窓の仕様が変えられたり、ヘッドライトがLEDになったりと同じ形式でも違いがあります。五能線を走っている車両はほぼ登場時のままだと思います。


もう1枚追っかける事が出来ました。連結面を海と絡めてサイドから。

次は津軽線へ移動しました。

途中、少しだけ奥津軽いまべつ駅に立ち寄りました。新幹線駅なのに1日の本数が数える程度。

津軽線の景色です。まだ田んぼは色付き始めてきたとはいえまだ緑色ですが、夏の津軽線を訪れる事ができました。これから黄色く色付いてきて秋が訪れようとしています。海を跨いで奥にうっすらと見える山は北海道です。


再び五能線へ帰ってきました。のんびりした集落と漁港の真横を汽車が能代を目指して行きます。


この日の〆は帰りのついでに撮れそうだったので男鹿線へ。山影が迫り来る中、影が落ちる3分前に夕陽を浴びたキハ5連を撮ることが出来ました!


最後に1度線路上から離脱して長らく放置されてたが、最近になってまた線路上に戻ってきた秋田港駅にいる24系客車を撮影して撮り鉄旅行はこれにて終了。安全運転で大阪へ帰りました。

かなりの移動距離で
少し大変でしたが、
効率よく充実した撮影となりました。
また近々よい鉄道風景を求めて東北へ
出向こうと思うのでした。(終)

2020/08/27 五能線、津軽線、男鹿線

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