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ドキュメンタリーとオンラインサロン

こんにちは。
出版社で本の編集者をやっている岩崎といいます。
本が売れないといわれる出版業界で何かできないかと思い、「t.i小説編集ラボ」というオンラインサロンを立ち上げ、新しい販促について模索しています。

さて、最近、noteを何回か書いていて思ったのです。僕はズルいことをしていたな、と。
著者が書いてきた原稿に対して、しばしば僕が言ってきたことが、

「こんなの誰でも書けますよ。もっと内面をさらけ出してください」
「ここ、本音をしっかり書いてくださいよ。建前はいりません」
「〇〇さんが恥ずかしいことを、読者は読みたがっているんですよ」

これが間違っているとは思いません。読者を喜ばせて満足させることが、編集者である僕の仕事です。

でも、僕自身が、自分のことを振り返って文章にして、それをnoteで発表して、いわば著者のようなことをやり始めて……著者のみなさんは、こんな恐ろしいことを今までやっていたのかと痛感しました。

自分の考えを表明して本音を書こうとすると出てくる、自分を良く見せたいというプライド。失敗談のほうが読まれやすいと分かっていても、見栄が邪魔するんです。こんなに自分をさらけ出すことが恥ずかしいとは……。

「失敗はネタにすればいいじゃないですか」
「裸になって、足の裏のホコリまで見せちゃいましょうよ」

なんて笑顔で著者に言っていた自分をぶん殴りたい。
これまで本を出した方も、これから本を出したい方も、ただブログを書いている方も、今ではただただ尊敬の念でいっぱいです。

さて。
話は変わりますが、僕には「この人の言うことはよく当たるなー」と思っている人が何人かいます。その方々がここ数カ月、口をそろえて、「これからはドキュメンタリーが面白くなる」と言っています。

僕はその「ドキュメンタリーブーム」に乗ってみることにしました。ドキュメンタリーとは、ようするにガラス張りにすること。
なので、これから僕は、いろんなことをガラス張りにしてみます。

とくに、いま僕がやっているオンラインサロン「t.i小説編集ラボ」には、恥ずかしながらメンバーが4人しかいません。
そんなサロンが徐々に大きくなっていくのか、それともこのままなのか、もしくは誰もいなくなるのか、そういった様子をドキュメンタリーとして書いてみます。
「t.i小説編集ラボ」のfacebookグループに、何を書きこんでいるのか。
それはどういうことを思ってなのか。

とにかく、しばらくの僕のテーマは「ドキュメンタリー」「ガラス張り」です。
これを合言葉に生きていきます!

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