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水菜のさっと煮、ほんとにさっと出来(野菜不足解消)

自粛期間中に、2、3日に一度近所のスーパーに行くようにしていた。スーパーのほうも営業時間を短縮していたので、限られた時間での買い物だ。不謹慎だが、店内にどんな「異変」があるのか、それを見るのを楽しみにしていた節もある。

私の行きつけのスーパーでは、台風などが発生したときにはご家庭の備蓄品として、ロックアイスが人気となる。ひとふくろ198円か、運が良ければもう少し安い。もちろん、自宅でおいしいハイボールを作る、というわけではなく、万が一停電になってもロックアイスの保冷効果で冷蔵庫をしばらく冷やしておけるようにという配慮で購入されるのだという。

そして、今回の自粛期間中、やはりロックアイスは売り切れとなっていた。なぜ?

電力会社にお勤めの方が一斉に休業になって、電気が供給されなくなる…こともあるかもしれませんね。世の中一寸先は闇だ。もちろん、この機会に本格的なハイボールを作ろうとしていたのかもしれない。あるいは昨年漬けた梅酒をいただこうとしているのかも。いい酒はロックで。

スーパーの野菜類は思いのほか、遅い時間に行っても残っていた気がする。しかし、葉物野菜が少なくて、葉物好きとしては寂しい気持ちに。小松菜やほうれん草は見当たらず。ひとふくろだけ残されたチンゲンサイは小さくてお高い。

そして、この時に非常に助けられたのが何故か豊富にあった水菜である。値段も安い。ありがたいことだ。農家さんに感謝。

この水菜を使った簡単なレシピをご紹介。そんなに大層なものではないが、この水菜にはビタミンCやカリウム、カルシウムなどが豊富に含まれており、ダイエット効果もあるのではないかと期待されているそう。

材料  水菜 一袋、刻み揚げまたは豚肉 少々、めんつゆ・しょうゆ・七味唐辛子 各適量

① 水菜は洗って4~5センチ前後にざく切りにする

② フライパンか鍋にたっぷりの湯を沸かす。沸騰したら①の水菜を入れ、すかさず刻み揚げまたは豚肉のこま切れを少々入れ湯がく(水菜一袋に対し、軽く一掴み程度)

③ 揚げや豚肉に火が通ったように感じたら、火を止めて軽く湯を切る。ペヤングを作るときの要領だ。多少なべ底に湯が残っていた方が良い。

④ ③で湯を切ったフライパン、鍋に、麺つゆをふた回りくらいまわし入れて再び火にかける。再び沸いてきたら程よいところで火を止めて、味を引き締めるために醤油をひと回し。そのまま、水菜に汁気を含ませるため、鍋を休ませる(3~5分くらい蓋をしておいておけば十分だ。)

⑤ 深皿などにこんもり盛り付け。汁をかけ、七味唐辛子を適量振っていただいてください。

こうみえても無類の野菜好きである。期間中は何度もこのメニューに助けられた。水菜を一袋分、一気に美味しくいただけるので野菜不足の時などにはお勧めだ。ご飯とあわせて、意外といいおかずになるのもうれしいところ。

たぶん、こころと体の安定にも、水菜は効果があるのではないか。そんな気がする。




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