INFORMATION 2021-08-17
有栖川有栖さんの『カナダ金貨の謎』(講談社文庫)の文庫解説を担当しました。火村&アリスの国名シリーズ第10弾ということで、エラリー・クイーン諸作品や海外ミステリーのことなども交えて、自分なりに概括してみました。この機会に有栖川作品・クイーン作品の両方をぜひどうぞ。
『カナダ金貨の謎』の解説を読んだ有栖川ファンのかたがたが、海外ミステリーをどんどん読みたくなったとツイートなさっているのを見て、うれしく思っています。一方で、海外ミステリーのファンのかたがこの解説を読んで、有栖川さんのほかの作品にも手を伸ばしてくださるなら、お引き受けした甲斐があるというものです。
4月に YouTubeチャンネルで公開した「エラリー・クイーン新訳Q&A」には、有栖川さんが飛び入り出演してくださいました(75分のあたりから)。今回の解説では、このとき話してくださった内容の一部にも言及しています。
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読書探偵作文コンクールの事務局メンバーが「アレルギー児サマーキャンプ」(オンライン)にゲスト参加し、翻訳書の朗読や英語での動物の鳴き声紹介などを楽しくやってきました。こんな活動もしています。
コンクールの作文は9月30日まで受付中。小学生部門、中高生部門に分かれています。参加費は無料で、応募者全員へ選考委員の個別コメントと参加賞をお送りします。ぜひご応募ください。
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『フォックス家の殺人』(エラリイ・クイーン、ハヤカワミステリ文庫)
『天使と嘘』(上下、マイケル・ロボサム、ハヤカワミステリ文庫)
どちらも重版が決まりました
購入してくださったみなさん、話題にしてくださったみなさん、ありがとうございます。
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