2022年のドット絵ニュースを振り返る
皆さま、こんにちは!
日曜大工ならぬ日曜ドッターのたかはし(@t_5385)と申します。平日はサラリーマンをしております!
このnoteは、ドット絵Advent Calender 2022 11日目の記事になります。
Advent Calenderにエントリーさせていただいた時は、技術論やメイキングを書こうかと思っていたのですが、普段何も考えずにドット絵を描いているせいか、意外と書けることがないなと。かなしいね。
テーマに悩んだのですが、年末ということもあり、2022年にあったドット絵関連の話題の振り返りをしようと思います。個人的にも色々あったので。
それでは早速振り返って行きましょう。
2022年1月13日 ぴくせる すけゐらぁバージョンアップ
ぴくせる すけゐらぁとは、カル太(@Irokaru)さんが作成したツールで、ドット絵をなめらかなイラスト調に変換することができます。
今回のバージョンアップをきっかけにドット絵界隈でめちゃくちゃ流行っていた印象がありますね。
ドット絵をなめらかにしたら意味ねえだろとお考えの過激派の皆さま、私の絵で試してみましたのでご覧ください。
めちゃくちゃ良くね??
なめらかな質感が面白いし、全体的に丸っこくて可愛い……
ということで、まだ試したことないドッターの方はぜひ遊んでみてください!
あと、Twitterで「#ぴくせるすけゐらぁ」と検索すると、変換された素敵な作品をたくさん見ることができます。こちらも是非。
2022年2月1日 DOTOWN公開
DOTOWN(ドッタウン)は、低い解像度描かれたドット絵(粗ドット)が無料ダウンロードできるWEBサイトです。
商用利用も可能なので、今後、某フリー素材屋さんのように色々な場面で見かけるようになるかもしれないですね。
2022年度グッドデザイン賞も受賞したとのこと。おめでとうございます!
2022年6月1日 Shibuya Pixel Art Contest開催
毎年恒例のドット絵のコンテストが今年も開催。
今回の応募テーマは、シブヤ、生まれたて、ゲームオーバー、歌舞伎、バナナでした。
私も応募させていただいたところ、以下の拙作がLimited Pixel Art(64×64)賞に選ばれました!感謝!
大変光栄なことに、渋谷ヒカリエで作品展示までしていただきました。
もし作品を見ていただいた方がいらっしゃいましたら、改めて御礼申し上げます!
2022年7月19日 ファイナルファンタジー ドット絵文字配信
配信当時は結構話題になって、ネットニュースにも取り上げられてました。
このドット絵文字にはマップチップがあって、組み合わせることでメッセージ上に自分で好きなマップを作れるのです。絶対夢中になっちゃうやつだ……
自分だけのマップを作って家族や友達に送りつけましょう。
2022年9月14日 ピクセルアート上達コレクション発売
有名なドッターの方々のドット絵の描き方をまとめた書籍が発売。
4種類のツール別に、制作プロセスごとの作業や考え方がまとめられています。
私も購入しましたが、ツールの基本操作からドット絵としてのデザインやアニメーションまで、とても勉強になる一冊だと思いました。
Photoshopでのドット絵の描き方は、ネット記事すら少ないイメージなので、ここまで詳しくまとめられているのは珍しいかも。
2022年9月30日 ドット絵の服をロエベが発表
あのロエベがドット絵の服を2023年春夏コレクションとして発表。
以下のツイートの画像をご覧ください。
トリックアートかな?
モデルの方の顔と服の解像度の落差がすごいし、これ着て歩いてる人いたら五度見くらいしそう……
個人的には黒の縁取り部分を服で表現できたことに驚きました。どうなってんのこれ……
ロエベといえばハイブランド中のハイブランドなので、万年金欠の私は買えませんのが、もしどなたか買ったら感想を教えてください。
2022年11月 dot e pen発売
サンスター文具からdot e pen(ドット・エ・ペン)が発売。
ペン先が四角くなっていて、その名のとおりドット絵が描けます。
ドット絵を手描きするためのツールって、これまでありそうでなかったし、発想として面白いですよね。私も購入して実際に描いてみました。
いかがでしょうか。手描きのドット絵は、また違った良さがありますね。
余談ですが、当然アンドゥ(やり直し)ができないので、1ドットに対する緊張感がすごいです。それと綺麗に描きたいなら方眼紙の方が良いと思いました。
2022年12月3日 Pixel Art Parkが開催の無期限休止を発表
主催メンバーの方が治療のため、開催を無期限休止されるとのこと。
私がPixel Art Parkに初めて参加したのは2017年でした。
ドット絵とチップチューンに溢れた会場は、なんだか居心地が良くて、多幸感に溢れてるようで、ずっとこの場所にいたいと思ったことを覚えています。
開催後はその余韻に浸りつつ、戦利品を眺めながらニヤニヤし、来年も参加しようと心の底から思えるようなイベントでした。
主催メンバーの方の一日も早いご回復をお祈りするとともに、いつの日かまた開催されることを心から願っております。
おわりに
いかがだったでしょうか。
記事を書くのにあたり色々調べていると、ドット絵界隈としての賑わいを感じられて、いちドッターとして嬉しくなりました。
来年もドット絵界隈が盛り上がるような話題の多い一年になると良いですね!
ではまた!
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