「集団の最後尾」という環境を求めて

※これはLayerXが12月を前にちょっと早めに始めてしまっている【LayerX Advent Calender 2021】の7日目の記事です。昨日の記事はこちら、明日は @mosa_siru が「LayerXのカルチャーと行動指針 (2021年版)」を書いてくれる予定です。

こんにちは、すべての経済活動をデジタル化したい石黒 @takaya_i です。

今日は、

「(仮)LayerXのSaaSプロダクトリリースから9ヶ月の採用を振り返る」

というタイトルでnoteを書こうと思っていたのですが、気が変わったので別の内容を書くことにします。上記についても年内には書きます(宣言)

LayerXの採用活動における課題

突然ですが、全社の課題優先度「高」になっている「採用」について。

課題が山のようにあります。

例えば「採用広報がいい感じですね」と言われることがありますが、実は記事露出やTwitterは”それなりにやれている”ものの、

「3つの事業について将来何がしたいのか見えにくい」
「欲しい情報にたどり着けない」
「入社エントリ、いろんな職種のものをもっと見たい」

など、多くのフィードバックをいただきます。

私達はMeetyを使って多くの候補者や候補者予備軍の方々と「カジュアル面談」を実施しています。そこを通じて感じた課題として、Q&Aの作成や情報整理で解決できる部分がまだ多く残されており、大きく反省しています。全社を上げて目下このあたりの改善に注力しています。

(これをお読みいただいた方でLayerXの採用活動にフィードバックをいただけます方、ぜひぜひDMでもMeetyでもご連絡いただけると嬉しいです)

私の入社理由

「石黒さんは、どうしてLayerXに入社したんですか?」

事業が成長フェーズに入り、成長企業からLayerXに転職を検討し始めてくださっている方と会話していると、私の入社理由についても聞かれることがあります。

こちらは1年半前に書いたエントリですが、今読み返すと「未成熟の領域」「デジタル化」「可能性」「圧倒的熱量」というキーワードを答えていたようでした。(なお今もこの理由は変わっていません)

他の方の入社エントリに興味がある方はこちら
▶Sales
「セールス=LayerXと想起される組織を目指す」 社内初のSaaSセールス組織で働いてみて
▶Designer
【転職エントリ】株式会社LayerXに入社しました
▶Engineer
LayerX入社エントリ - 入社して1ヶ月のエンジニアが肌で感じたこと -

一つ変わったことがあるとすれば、メインの事業が「ブロックチェーン事業」から「請求書受取業務SaaS」「アセットマネジメント事業(Fintech)」「プライバシーテック」の3事業に変わったことです。

「集団の最後尾」という環境

「入社した後すぐにピボットして、気持ちに変化はなかったのですか?」

上記の福島さんのnoteが公開されてからは、こんな話も面談時に聞かれる質問として増えてきました。半年ほど採用を止めていた時期もあり、人事以外(=つまり営業)の業務比率が高まった時期もありました(それはそれで自身にとって非常に貴重な時間でした)

質問をもらう際に、あらためて「入社した理由」を抽象化して言葉にしてみようとしました。ふと思い出したのが前職で携わっていた「メルカン」のこの記事です。

そもそも転職活動をしていた時には、「集団の最後尾につける環境」があるところを探していました。それには前提として尊敬できるエンジニアがいる会社というのがあるのですが、自分の学習スタイルとして、手取り足取り教えてもらうよりも、先輩の背中を見て覚えるのが合っているというのがあったので、あえてエンジニアとして最後尾につける集団に行きたいと思ったんです。そのほうが、たくさんの背中を見ることができますし、追いかけるほうが得意なので、モチベーションという点でも、成長や成果で貢献するという点でも、自分には合っていると思いました。

特に好きな部分を抜粋しました。私はエンジニアではありませんが、「集団の最後尾につける環境」というワーディングが好きで、この記事を面談時にもよく引用します。特に第2新卒や20代後半くらいの方にお会いしたときにこの話をしています。

私自身も、人事や採用という領域については少しだけ経験がありますが、当社のメイン事業を見渡すとFintechやSaaS、Blockchain、Privacy Tech、どの領域をみても社内で「集団の最後尾」にいます。

とはいえ、人事や広報を担う人間が「解像度が低い」状態では会社が強くなりません。書籍やWeb記事、社外の友人や有識者に、そして何より圧倒的な社内のSlackから多くを学んでいます。少しでも早く、集団の前方を走れるように日々やっているわけですがそれが最高に楽しいのです。

一方、「集団の最後尾」だけを好んで人が集まっているわけではありません。コロナ禍という背景もあり、入社後のオンボーディングや立ち上がるまでの時間などを不安に感じる方にも面接や面談を通じてよくお会いします。リモートワークの環境下でも皆でオンボーディングのサポートを実施したり、一つ一つ改善すべくフィードバックから学ぶ体制を整えています。

意思決定の背景や、過去ログなども含め、情報は可能な限りオープンにし、人が増えていく過程でもこういったカルチャーは大切にしていきたいと思っています(↓今撮ったスクショ)

スクリーンショット 2021-10-11 18.57.10

We're waiting for You!!!

(年齢は関係ないですが)何歳になっても学ぶことが多くあり「圧倒的知的好奇心が満たされる環境」は、当社の行動指針であるBe Animalに代表されるようにラーニングアニマルであり続けるために最適な環境です。

集団の最後尾、楽しいですよ!

採用情報はこちらから

LayerXのEntranceBook

LayerXのMeety一覧

LayerXの募集ポジション一覧





この記事が参加している募集

入社エントリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?