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アイデア帳2021年3月7日|フードデリバリーサービスについて

フードデリバリーサービス

外に出てはいけない、お店で食べれない、飲めない、店内はダメだけど持ち帰りなら大丈夫というところから一気に始まったUber Eatsをはじめとするフードデリバリーサービスの広がり。

元々は寿司や丼もの、ラーメンなどの出前だったり、ピザのデリバリーくらいしかなかった”お店以外のところで、お店の商品が食べられる”サービスのバラエティを豊かにしてくれたのがこのフードデリバリーサービス。

3、4年前から、白タク問題でUberが思うように本来のサービス展開をできていなかったところに、出前のDXを行い、ユーザーとお店と運ぶ人のマッチングサービスをアプリでサクサクっと出来るようにピボットしてできたのがUber Eats。

出前館であったりピザのデリバリーサービスはあったものの、たまにしか使わないからログイン情報がわからなくなっていたり、そもそも注文フォームがスマホで簡単に出来なかったりしてUXが悪く、出前するなら、、、まぁどっか食べに行くかと言って諦めさせてしまっていたところに、
やはりあのUIとUXをドンと持ってきて、圧倒的に使いやすく。わかりやすくしてくれて出前を変えてくれたサービスなのかなと。

ただそこにもやはり弊害はあって、
そもそもアプリをダウンロードしておく必要があったり、
クレジットカードが必要であったり、
店側に30%も手数料を求めるものだから、
店側も負けじと元の価格に30%上乗せした価格で販売をしていて、
ベンチャー界隈であったり、若手から50代くらいの小金持ちくらいしか
使っていないイメージが。

またこのコロナ禍においては、高級レストランも他の飲食店同様に、
お客さんを失ってしまったがために、フードデリバリーサービスに参入せざるを得なくなって、5000円とかする料理を売っているのにも関わらず、器がしょぼいって炎上したり、高級レストランの価値って、美味しい料理ってところよりも、場所としての価値であったり、そこに行ける自分(ふふふ)っていう、自己承認欲求であったり、こんなところにキミを連れてきてあげてるんだよっていう自己顕示欲求であったりを満たしていた付加価値というところが重要だったんだっていうことに気づいてしまったり。

あとやっぱり、届かない問題だったり、頭のよわいお届け人さんたちが、途中でやらかしてしまっていたことを真摯に謝れずに投げ捨てるように届けてみたり、運んでいる料理を途中でつまみ食いしたりっていうところ。

このお届け人さん側の権利を主張するところの問題も顕在化していて、
お届け人に関しては、途中で事故にあってしまった場合の補償はUber側はしないってことになっていることや、アメリカの方ではUberの運転手にはなりますが、運転手を保護しろという団体が出てきたりとか労働問題も発生はしてたりしています。

自分も週に1、2回は使ったりしているんですが、なんか毎回ちがうところを選ばされてしまうんですよね。ってことは、リピーターのいるUber Eats上の飲食店ってないんだろうなっていう印象。よくある唐揚げ屋は要注意。たまにかったくてでかい唐揚げが入ってるだけの時あり。

さてそこでUber Eats上に掲載している飲食店のリピーター施策はどんなものがあるか。
現状あるものでやられているものは
・チラシを同梱
・ちょっとしたお手紙を入れる
・少し良い器を使う
というような、飲食店であったら少し嬉しかったり、飲食店でやられていた販促方法をその延長線上でやられているだけ感が満載。

ウェブ上に上がった時点で敵となるのはAmazonであったり、それこそUber Eatsであったり、出前館であったり、ぐるなびであったりというウェブの世界で百戦錬磨の強者たちなわけで、そこに勝てるような施策を売っていかなければならない。
となると思いついたのは、
・朝食のサブスク
・毎週末のお昼時に運ばれてくるコーヒーとパン
・店舗スタッフのインフルエンサー化
・その店舗からUber Eatsを注文したら必ずアイドルが運んでくる
みたいな『ここで注文したら便利』だったり、『ここで注文したらアイドルと逢える』みたいな付加価値と本来の飲食物の提供というところの価値交換が出来るビジネスにしていく必要があるのかなと。

って言ってもやっぱり飲食店っていうのは職人気質の方々の集まりなのでなかなか難しいかもしれませんが、毎日決まった時間に日替わりで朝食だったりコーヒーが持ってきてもらえるサービスがあったら絶対使いたいなとは思うんですよね。
本気で考えたら飲食店のデメリットとされるフードロスの問題も解決出来るんじゃないかと。
だって最終的にそのサブスクで注文してる人たちだけに提供すればいいってビジネスになれば、それに足りるだけの材料と、人員とを揃えれば良いだけになって、
さらに付加価値を付けるとしたら、この地区に住んでる50人限定っていうプレミアも付ければ予約待ちとかも作れて、サブスクで問題になるどうすれば退会率を減らせるか問題も解決出来るし、
それこそめちゃくちゃ人気になったらその地区に数店舗作って、提供できる数を増やしていくっていう横展開も可能になるし、店舗で食べる時は追加で〇〇円払えば個室でゆったりとした時間を過ごせますっていう会員限定の予約制の店舗としても出来るし。
なんだか良いことづくめな気はします。

って書いてたら飲食店って夜のイメージが強くて、なんだか朝と昼って意外とブルーオーシャンなのではないかと思ってきました。ちょっと次回はその辺を書いていければいいなと思うのと、こういうサービスって都会じゃなくてどちらかというと地方とかの方にニーズがあるのではないかと思うので地方創生とかと合わせて書いていければいいかなと思ってます。

それではー。

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