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【GENJIカップ ND 54位】 キリモミMRCチンパンキャノン

ご機嫌うるわしゅう。t2.micro(てぃーつーまいくろ)です。
久々のnoteなので書き方をほぼ忘れました。
色々ご指摘あるかと思いますが、オブラートに包んでお願いします。

<凡例>
・【hoge】 : デッキ名
・《piyo》 : カード名

~以下本文~

1-  まえがき

1-1. であい

ついに「15弾 超覚醒嵐舞」がリリースされましたね。
みなさん、お目当てのカードは入手できましたでしょうか?

私はロマノフ愛好家として《煉獄邪神M・R・Cロマノフ》(以下MRC)を狙ってパックを剥いたのですが、1枚しか当たらなかったため、残りの3枚はお金で解決しました
(金のチカラを見よッ!! cv. Bロマノフ)

事前評価の段階では、「要求値高くね?」「ロマン砲やろ」「言うほど強くない」etc そこそこ言われていましたが、その辺は愛でカバーできる範疇だと踏んだため、今季は《MRC》と心中することにしました。

左から悟天、悟空、悟飯

1-2. 結果

結論から申しますと、GENJIカップND 最終54位でした!!
(地味に初最終)

やったぜ

「15弾 超覚醒嵐舞」発売までは私お馴染みの【黒緑Bロマノフデッキ】を使用してレート1600付近まで伸ばし、1600~1673までは【MRCデッキ】を使用したので実質、使用構築はロマノフだけです。
(邪眼のチカラぁあ!!)

【MRC】デッキは、それなりに強いうえ、とにかく派手で豪快なデッキなので、ぜひ皆様に魅力を知っていただきたく、筆を取った次第です。

2- 構築紹介

「15弾 超覚醒嵐舞」リリース直後ということで、少々荒削りなデッキとなりますが、参考程度にご覧ください。

本章は「概要」→「構築フロー」→「採用カード紹介」の順で進めていきます。

2-1. 概要

まずはレシピをご覧ください

アンタッチャブル4投というIQの低さ

《MRC》 のカラーである「黒」と「赤」のみでデッキを構成いたしました。

■カラーリング
他にも《カラフルダンス》や《ギガヴォル》で爆発力が出せそうな「黒赤緑」や、《エマージェンシータイフーン》や《ロマノフタイフーン》で安定感がありそうな「青黒赤」も検討したのですが、今回は研究期間が足りずカードプールが狭いですが「赤黒」で挑みました。

■コンセプト
せっかく苦労して《MRC》を出しても、返しのターンで捲られてしまっては元も子もありません。
と言うことで、ワンショットをコンセプトに構築を組むことにしました。

具体的な方法として、今回はシンプルに
・《MRC》着地
 →5コストサイキックホール2発 + 《キリモミ・スラッシュ》発射
 →《アンタッチャブル》軍団と共にワンショット
です。

2-2. 構築フロー

カラーリングとコンセプトは決まりました。
ここからはデッキの構成を考えてみます。

まずは以下のようなルールを決めました。

ルール① : 赤黒かつ6コスト以下の呪文は5種まで
(《MRC》の超探索で外したくない)

ルール② : クリーチャーは20枚以上
(《MRC》の進化元確保)

ルール③ : トリガーは10枚以上
(アグロではないため最低限これぐらいは必要かな)

ルール④ : 《MRC》は絶対に4投
(特に意味はない)

あとは調整を練る時間がなかったので採用枚数に定義を決めました。

4枚 : トリガー、積極的に手打ちしたいカード、《MRC》
3枚 : 中盤(5~7ターン)までに墓地、もしくは手札に1枚あれば良い
2枚 : 2枚は2つで1セット(同じ役割で同じ重さのカードを1セットとする)
1枚 : ピン刺しカードはなし

ここからは実際に採用したカードを個々に紹介していきます。

2-3. 採用カード紹介

2-3-1. メインデッキ

■キリモミ・スラッシュ ×3
本構築メインコンボの必須パーツ

墓地肥やしで偶然落ちてくれれば儲けモンですが、ムリそうな場合は隙を見てカラ撃ちしましょう。
《暗黒獣ヤミノシーザー》(以下ヤミノシーザー)が場にいるときに打てば墓地肥やしも同時にできて少し得した気分になれます。(実際、得しています)

■暗黒獣ヤミノシーザー ×4
墓地肥やし要因 兼 序盤の壁①

可能ならこのカードからプレイします。
ご存知の通り、このカードが場に存在すれば、呪文を打つたびに爆発的に墓地を肥やすことができます。

構築作成当初は採用されていなかったのですが、最終日に夥しい数の「アグロデッキ」と当たったため、思い切って4枚採用しました。
パワー3000という点がとても優秀で、《ブレイズクロー》や《クック・ポロン》などの軽量クリーチャーをしっかりと受け止めてくれます。

追記
最終日はアグロが多い(生き急いでる人が多い)ため採用しましたが、現在(8月月初頃)は抜いてます。

■邪眼銃士ディミトリ卿 / 埋葬虫ベリアル・ワーム 各2
墓地肥やし要因 兼 序盤の壁②、③

《邪眼銃士ディミトリ卿》(以下ディミトリ)は確定で《MRC》を墓地に落とすことができ、《埋葬虫ベリアル・ワーム》(以下ベリアルワーム)は毎ターン2枚の墓地肥やしのできます。

どちらもメリット・デメリットがあるため、どちらが良いのか答えを出すことができず、結局2枚ずつ採用してみることにしました。
この辺は追々検討します。

■ボーン・おどりチャージャー ×4
最高のセットアッパー

《ボーン・おどりチャージャー》(以下ボンチャ)はお馴染みの墓地肥やしですね。実質《MRC》のコストを3軽減してくれる優れものです。
先述の《ヤミノシーザー》と合わせれば脅威の4墓地肥やし1ブーストです。

追記
「GENJIカップ」後にこの枠は《ライクアローリングストーム》もしくは《プライマルスクリーム》に変更しました。理由は以下の2点です。
① : 3→5で強い動きがないから
② : 墓地からリソースを補充した方が息切れがしにくいから

■炸裂の影デス・サークル ×4
メリットの塊

アンタップしている相手しか破壊できない…
自分が破壊対象を選べない…
なんか死ぬ…

と、一見デメリットだらけに見えますが、そんなことありません。

短所というのは、長所に言い換えることができるのです。
これは面接の基本なので覚えておきましょう。

(閑話休題)

先に挙げたデメリットを長所に言い換えて見ましょう。

アンタップしている相手しか破壊できない…
→攻撃可能クリーチャーを破壊できる。

自分が破壊対象を選べない…
→アンタッチャブルクリーチャーを破壊できる。

なんか死ぬ…
→墓地が肥やせる。

こんな感じで実はメリット満載なので、トリガー枠として採用しました。

■邪眼獣ヤミノオーダー ×4
痒い所に手が届く

条件付きですが、いちおうトリガー枠として採用しました。
墓地を肥やしながら的確に除去ができるので想像の2億倍強かったです。

終盤になれば大抵のクリーチャーを破壊できるようになるので、実質歩くデーモンハンドです。
このカードがなかったら、「呪文ロック系」に明確な不利がついてしまいます。

■魔光蟲ヴィルジニア卿 ×3
ロマノフ一族が代々ペットとして飼ってる虫

5枚目以降の《MRC》として採用しました。
《ディミトリ》で墓地に確実に《MRC》をセットしてから、なんやかんやした後に、この虫を投げると良い感じです。

当初は「5コスで《MRC》踏み倒せて良いんすか!?」「ナーフされんだろ」とか思っていたのですが、なんやかんや本体が平然と脅威の2コスとかになるので、無用な心配でした。

勝手な予想ですが【黒緑Bロマノフ】同様、最終的には抜けそうな気がします。

■超次元リバイヴ・ホール / 超次元ボルシャック・ホール 各3
アンタッチャブル射出装置

これらは手打ちする機会も全然あるのですが、メインの運用法は墓地から《キリモミ・スラッシュ》と共に《MRC》で発射です。

黒のホール呪文ですが、《ミカド・ホール》と悩みましたが、《アンタッチャブル》を2体出しできる都合で、《リバイヴ・ホール》に軍配があがりました。

■デーモンハンド ×4
シンプル is the ベストなS・トリガー

黒入りの構築だしとりあえず入れとけってノリで採用しました。

■煉獄邪神M・R・Cロマノフ ×4
主人公

このカードを使うためにデッキを構成したので特に語ることもありません。
おそらく、全カードで最も上手に《アンタッチャブル》を使えます。


2-3-2. 超次元

■時空の英雄アンタッチャブル ×4
むしろコイツが切り札

相手には選ばれないアタッカーですが、私は君たちを選びました。

MRCと共に最大4体で相手に突っ込んでいく姿は、まさに英雄です。

「全体タップ系」と「ブロッカー」以外は大抵貫通するので↓の盤面が完成すれば、あなたの勝利は目の前です。

漢のアンタ4投

正直3枚で十分ですが、私は気合いが違います。
4投です。

■時空の探検家ジョン ×1
某シシ○ウさん推薦の1枚

構築当初は採用されていなかったのですが、Mirativ配信中にシシトウさんからアドバイスをいただき採用しました。

NDでも猛威を振るっている【スノーフェアリー】や忘れた頃にやってくるかつての相棒【黒緑Bロマノフ】にとても強く出れるためオススメです。

また、《MRC》から《ジョン》+《アンタッチャブル》と出すだけで即覚醒できるので便利です。(《MRC》を召喚したターン中)

■時空の賢者ランブル ×1
ウホッ…チカラがッ…みなぎるッ❤️

枠が余ってたので入れました。「スレイヤー」ですし、運良く覚醒したら独特なエリミネート力で活躍してくれます。
正直、あんまり出す機会はなかったですが、出せば活躍してくれました。

■時空の凶兵ブラック・ガンヴィート×1
覚醒したとこ見たことない

新規で登場したサイキック・クリーチャーですね。あまり環境では見ないですが、タップスキルで成長する《わんちゃんグレンオー》をワンチャン処理するために採用しました。(まぁ他にも役割あるが割愛)

とにかく便利です。

■時空の火焔ボルシャック×1
ひっくり返ればバリ強い

お馴染みの火のサイキックです。対速攻相手に《キリモミ》+《ボルシャック》で突撃すれば非常に強いです。

シンプル2打点であることも評価大です。

3- 主要なデッキタイプとの相性

本章は「GENJIカップ NDランクマッチ」でよく見られた対面とその相性について書いていきます。

3-1. ネクラ超次元

まずは15弾環境から新たにTOP Tierに入った【ネクラ超次元】からです。
こちら、とあるカードによって大きく有利不利が異なります。
それは皆さんご存知、《お清めトラップ》です。

なんてもん配ってくれたんだ。おい。

《お清めトラップ》あり / なしそれぞれ別に記載します。

3-1-1. お清めなし
相性 : 有利

お清めトラップが搭載されていない【ネクラ超次元】は正直カモれます。
《バルカディアス》対策に《デスサークル》や《ヤミノオーダー》を抱えておけばOKです。

3-1-2. お清めあり
相性 : 若干不利。というか、めちゃくちゃ時間かかる

《お清めトラップ》搭載型はめちゃくちゃ不利というわけではないのですが、《MRC》突撃プランを崩されやすく、非常に厄介な対面となります。

《アヴァラルド》や相手のマナ埋めで《お清めトラップ》が見えた場合は以下の3つの対応を行いましょう。

① 自動墓地肥やし装置を2~3体設置してリカバーする
② 《アンタッチャブル》ビートプランにシフトする
③ 清められないことをひたすら祈る

オススメは①と②の組み合わせです。

自動墓地肥やし装置を設置しつつ隙を見て《アンタッチャブル》で盾を削り、相手に「墓地と盤面どっちをケアすれば良いの〜」という択を押しつけましょう。


3-2. ラッカ超次元

相性 : バリつらい

端的に申しますと「速度が間に合わない」「《エクストラホール》辛すぎ」に尽きます。当たったら相手が事故ることを祈りましょう。

また「タップ系トリガー」をケアする手段がないため、《コルテオ》《スパーク》はキツいです。


3-3. リース超次元

相性 : トリガー次第だね

基本的には「速度が間に合いません」。「軽量ブロッカー」や「トリガー」で凌ぎつつ、《MRC》で逆転を狙いましょう。

また「タップ系トリガー」をケアする手段がないため、《コルテオ》《スパーク》はキツいです。(再掲)


3-4. ライゾウ・キリコ

相性 : あんまり負けたことない(理想ムーヴされたら負けるけど、そーゆーもんだからね)

全く別のデッキですが、やっていることは大体一緒なのでまとめて解説します。

《キリコ》《ライゾウ》を出されたときのために「軽量ブロッカー」を大量に並べて、返しのターンに《MRC》でカウンターしましょう。

むしろ、《キリコ》《ライゾウ》より早くこちらの《MRC》が出せる機会が多かったので、想像以上に勝てました。

まぁ、相手に超完全理想ムーヴされたら普通に負けますが、そーゆーデッキなので割り切りましょう。

余談 : なんで【ライゾウ】に《ホーガンブラスター》入れてる人多いんだろね


3-5. 速攻全般

相性 : 結構有利

こちらは、トリガーとブロッカーが多いためなんやかんや《MRC》着地まで耐えられます。

勝ちパターンは以下のようなフローです。

① 軽量ブロッカー設置(《ディミトリ》優先)
②《ジョンジョジョン》着地
③《キリモミ》+《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》などで盤面制圧
④ 《MRC》《アンタッチャブル》で突撃

ほんま《ジョンジョジョン》採用してよかったです。ありがとうシシトウさん。


3-6. ミラー

相性 : キリモミアンタがある分こちらが有利(だと思う)

【赤黒MRC】は基本的に「単体指定除去」が多いため《アンタッチャブル》が刺さります。相手の《ディアス》が覚醒しないように気をつけながらリーサルプランを組みましょう。


4- あとがき

《Bロマ》ぶりにめちゃくちゃ愛着が湧くカードに出会えました。イラストもエフェクトもカッコいいですし、何よりも「たった1枚で戦況を変えられるカードパワー」が最大の魅力です。しかし「たった1枚のお清めトラップに抑えられちゃう」というお茶目な点が玉にキズですね。評価はB+。

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