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教育は保育園より幼稚園?

こんにちは。

この時期になるともう希望の保育園・幼稚園の第一次締め切りになっているのではないでしょうか?

皆さんは幼稚園にするか、保育園にするかどんな基準で決めていますか?

私は幼稚園も保育園も両方経験しています。​

0-2歳までは保育園3-4歳までは幼稚園、4歳途中から卒園するまでは保育園という感じで過ごしてきました。息子が0-2歳までは、まだ小規模保育園ができはじめたばかりで、こども園という存在がなく、幼稚園か、保育園か。というような選択肢でした。

親が働く家庭は保育園に早期に入れる場合が多いですよね。働かずにおうちで見れる・見たい場合、幼稚園という選択が一般的ですが、このところ、預かり保育を充実させる幼稚園が増えてきて、親が働く家庭も幼稚園を利用できる場合も増えていますし、こども園の選択肢もありますよね。

3歳まで保育園、3歳以降は幼稚園に。なんて考えている方もいるかもしれません。(私の場合は小規模保育園0-2歳までということで、自動的に3歳すぎたら退園するしか選択肢がなく、待機児童が多く、3歳からの保育園が絶望的で幼稚園の預かりが充実している幼稚園を探すしか選択肢があえいませんでした)

保育園、幼稚園の選択、どう考えたらいいのでしょう?

保育園は保育中心で面倒を見てもらいところ、幼稚園は教育をしてもらうところ。そんなイメージを持っていらっしゃる方がいるかもしれません。

両方通った私からすると、特色はあるものの、教育という枠に関しては大差は全くないなと感じています。

0-2歳の時のですが、参観会に行ったときに、まだ1歳になりたての息子が、お給食の前に、オムツをを脱ぎ、おトイレに行き、オムツを履いて、給食袋からコップとスプーンを出し、椅子に静かに座って待っている姿を見て

!!!!!感動!!!!!

と、関心。

保育園ってすごい。めちゃくちゃ自分のこときちんと出来るじゃん!!と、感極まったのを鮮明に覚えています。

10ヶ月で保育園に入れた時、自分で見てあげれないことに後ろめたさがありましたが、結果、自分で自宅で見るより、はるかに息子に社会性をつけるのにはいいだろうと思い、有り難さしかありませんでしたし、月年齢が低いと朝、昼、晩と何をどのくらい食べ、何時間寝てどんな風にすごしたのか、家での様子などを先生と連絡帳を使いやりとりするのですが、

幼稚園に入ってからは用がない限りはそんなやりとりはありませんでしたので、(また4歳半で保育園に戻ってからはやっていました)今となってはいい思い出です。

幼稚園は、たっくさんのお友達がいて、お母さんたちと情報交換したり(私は大人数のランチ会などには出席したことはありませんが)未だに付き合えるママ友というのも出来ました。

特に子どもの様子では、マーチングには感動しました。仏教の理念のお作法に定評のある幼稚園で、小学校に入学すると、この幼稚園の出身とわかるくらい1時間座って授業が受けれると評判でしたので、(私が選んだ基準は預かりが長いというところだけで、そんな定評があることには入った後気づきました)年長さんのパフォーマンスはほんとに幼児?という、3年通うとこんなことが出来るくらいしっかりするんだなー。と実感したのを覚えています。

が、しかし、子どもの性格に合う、合わないがあるんですよねー。

わが子は幼稚園に入園後、毎日泣く、バスに乗りたがらない。そのうち不安定になってしまいました。そんな最中に、保育園に空きが出たとの一報をもらい、保育園に転園することになるんですが、

息子くん。その転園した保育園にバッチリ合うんですよね。

才能の芽が開くというか、合う環境にいくとこんなにも違うんだなと言うのを毎日実感した2年半でした。

保育園はカトリック系でモンテッソーリ教育を取り入れていました。

そのモンテッソーリ教育にバッチリ息子はハマったんです。そこから元々、潜在的にものづりの欲求やセンスを持っていったものが開花され、並外れた集中力や創意工夫して何かを作る、細かい作業が大好き。と広がっていきましたたし、

子どもを見守る、出来ないといって来たときに手伝う。自分で考えさせる。子どものやりたいと欲求を最大限に支え、止めない。という保育園の理念に息子は窮屈さを感じなかったようです。

幼稚園はどちらかと言えば、集団行動と協調性を身につけ、きちんと指示を聞いて今自分がどうするべきかを常に頭に置いて行動するという、小学校にあがる準備を段階的に踏んでいく感じでしたが、それがぜんぜん合わなかったんですね~・・・。息子は。

また折に触れて書こうとおもいますが、こんな経験から小学校は選ばないとヤバイかもしれない💦と小学校受験をする選択をしました。

これは私の持論になってしまいますし、経験からのお話になってしまいますが、子どもの質にあった園を選ぶのが、伸び伸びと、そして得意なことを見つけるきっかけになると思います。

合わない環境に身を置くことはストレスが掛かった状態を常に感じていることになります。大人もそうですが、子どもの場合、多くが環境調整で困りごとは減少していきます。反対に、今まで出ていなかった困りごとまで出てきてしまうことにもなります。

環境と言うのは、人数の多さ、場所なども入ります。一番重要で選べないのは人ですが・・・。

友人は自然の中で、自由に、縛られず、自分で毎日やりたいことを選び、主体性を育てたい。と、山の中のサドベリー幼稚園に入園させましたが、その子は課題があって決められた中でないと出来ない、困ってしまうタイプの子で3年間、すっと問題続きだったらしいですが、小学校はいわゆるちょっと躾やご挨拶に厳しく、きちきちとやるべきことが決まっているところに入学したら、バッチリとはまり、保育園時代が困りごとがウソのようになくなったようです。

人それぞれだなあと感じます。

幼保時代は唯一、親も子も大きな壁がなく、預け先を選べますし、幼稚園をお受験という形でなければ比較的選択した場所に入れることが多いでしょうから、その園の理念も大事ですが、子どもに合うかどうかで決めてみるものいいかもしれませんね。

もっと言うと、私のように、合わなかったら次!次!と変えてみるのもいいと思います。私は小学校も躊躇せず変えきていますので。笑。


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