薄荷健康

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2008年に上海で設立、CEOはMa Haihua氏が務めています。食事・運動・体重管理アプリや栄養食品・食事代替品などを提供しています。インターネット上の食品データベースと体重管理ツールを提供していましたが、ユーザーのニーズにあわせて食品事業にも参入しました。登録ユーザーは合計1億2,000万人を突破、DAUは200万人、MAUは1,000万人に達しています。2021年にシリーズDの資金調達も果たしています。


【参考資料】


中国ヘルスケア企業:
Shandong Weigao Group Medical Polymer Co.,Ltd.

2000年に設立、2004年に上場、会長は龍経(Long Jing) 氏です。医療用使い捨て製品の製造・販売で国内大手で、主力は輸液・輸血セットや注射器、人工関節などインプラント製品や血液浄化装置、ステント(血管拡張器)も提供しています

【参考資料】


中国ヘルスケア企業:Lepu Medical Technology

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Lepu Medical Technologyは1999年にZhongjie Pu氏によって設立されました。ハイテク医療機器の開発、製造、販売を専門としています。具体的には閉塞デバイス、機械的心臓弁、電気生理学的カテーテル、ステント、拡張バルーンカテーテル、ペースメーカー、血管造影システム、外科用ステープラーの製造と販売を手がけています。2009年には100億米ドルの市場価値で上場しました。3つの海外子会社を設立し、27か国で現地登録を取得し、80を超える国と地域に販売および流通チャネルを構築しています。

【参考文献】


AIER Eye Hospital Group

2003年に創業、現在、Li Li氏をCEOとしています。「bring vision to everyone.」をミッションに掲げています。眼科疾患の診断・治療、医薬品の販売、並びに医療検眼などがあります。世界展開も各国で果たしている状況です。

【参考資料】


中国ヘルスケア企業: Shenzhen Mindray Bio-Medical Electronics Co Ltd

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Shenzhen Mindray Bio-Medical Electronics Co Ltdは中国最大、世界有数のヘルスケア企業です。代表取締役はLi Xitingで、1991年に深圳で設立しています。1992年にモニターの生産販売を開始、超音波検査機、除細動器、人工呼吸器と次々と多様な医療機器に生産を拡大していきました。2019年に時価総額は3230億元(4兆8450億円)にのぼっています。

【参考資料】

https://www.mindray.com/en/Index.html

中国ヘルスケア企業:碳云智能 Icarbonx

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2015年10月に、Beijing Genomics Instituteの前 CEO である Wang Jun(王俊)氏によって設立されました。人工知能とビッグデータを使ってマルチオミクス解析、生物学的データの統合分析、ライフサイクル全体の計算分析をするクラウド事業を行なっています。。対象疾患としては、悪性腫瘍や糖尿病、COVID19などを標的としています。

【参考資料】


中国ヘルスケア企業;诺禾致源 Novogene

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Novogeneは、2011年に創設者兼CEOであるRuiqiang Li氏によって設立されています。次世代シークエンサーとバイオインフォマティクスの専門知識を備えたゲノムサービスとソリューションのリーディングプロバイダーであり、世界有数のシーケンス機能を備えています。 クライアントが研究目標を実現するのを支援しています。 次世代シークエンサー関連の27の特許を所有し、Nature やScienceなどを含めた4,920を超える顧客研究論文を出版しています。

【参考文献】


中国ヘルスケア企業:信达生物 Innovent Bio


2011年に設立、現在はMichael Yu氏を代表取締役として運営しています。バイオ医薬品(生物学的製剤)を研究・開発・生産している中国の製薬会社です。具体的には主に、腫瘍、眼底疾患、自己免疫疾患、心血管疾患といった四領域をカバーするため大規模生産基地を建設し、そこで新薬の生産ラインを含む、複数の生産設備を備えることに成功しています。シンチリマブ注射、ベバシズマブ注射、アダリムマブ注射、リツキシマブ注射などの開発販売を行なっています。幾つかの生産ラインは、中国初となるアメリカFDA GMP標準のバイオ医薬品生産ラインとなっており、国際標準のハイエンドバイオ医薬品の研究・開発・生産が可能となっています。2018年には香港取引市場へ上場も果たしています。

【参考資料】


中国ヘルスケア企業
:平安好医生 Ping An Healthcare and Technology Company Limited

2015年に、中国平安保険の完全子会社として誕生しています。現在のCEOはWeihao Fangです(複数回交代あり)。サービスとしてはスマートフォンアプリケーションの「平安好医生」を通して、24時間年中無休のオンラインメディカルコンサルティング、処方箋、医療機関の紹介、予約、セカンドオピニオン、ドラッグデリバリーなどOMO(Online Merges Offline)プラットフォームを患者/ユーザーに対して、提供しています。このサービスは中国の大病院受診思考による医療機関の不適正配分と時間消費を解消しています。サービス利用者は2億人を超えており、投資企業にソフトバンクが入っていることから日本でもおなじみの企業かもしれません。

なぜ無料で提供できるのか?

それは、アプリ情報から多くの状況データを収集・活用し、これらを平安保険のセールスにつなげているからにほかなりません。

OMO

Online Merges with Offlineの略で「オンラインとオフラインが融合した世界」と言われています。 オフライン(リアル店舗)とオンライン(インターネット)の境界をなくしてCX(顧客体験)の向上を目指すものです。

中国のオンライン医療のBig3

「京东健康(JD Online Healthcare)」、「阿里健康(AliHealth)」、「平安好医生(Ping An Good Doctor)」と現在は考えられています。

【参考】


中国ヘルスケア企業:アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジーAlibaba Health Information Technology Limited

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【概要】

アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジーはは元々、中信21世紀という社名で香港市場に上場していたが、2014年にアリババ・グループに買収され、以降同グループ傘下のヘルスケア部門として現社名に変更しています。現在、代表取締役にMr. ZHU Shunyanが就任しています。主に、医薬品及びヘルスケア製品とサービス販売事業の開発、医薬品の電子商取引プラットフォーム及びコンシューマーヘルスケアサービスプラットフォームの運用、ビッグデータやクラウドコンピューティングを通じてデジタル医療及びインターネット医療サービスの開発を行っています。

JDヘルスと熾烈な争いを繰り広げていますが、規制当局の状況、物流網、企業の投資観点などから現在はやや市場評価は劣勢と考えられます。

【参考資料】


中国ヘルスケア企業:Henlius

Wenjie Zhangを代表取締役とします。復星医薬と海外科学者が2009年12月に設立した合弁会社で、モノクローナル抗生物質医薬品、バイオシミラー医薬品、バイオ改善薬および革新的なモノクローナル抗体の開発と産業化に取り組んでいます。また関連技術サービスとそのた技術関連のコンサルティング事業も行っています。同社の登録資本金は3億9000万元であり、現在はモノクローナル抗生物質医薬品の研究開発に8億元人民元の投資をしています。

【参考文献】


中国ヘルスケア企業:JD Health

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京東集団(JD Group)の子会社として医療およびヘルスケアサービスの提供を専門としています。JD Groupの運営する「JD.com」では、家電・PC・家具・衣類・食品・書籍などの商品をネット販売しています。

2019年から、JD HealthはJD Groupから独立して事業を開始しています。CEOはLijun Xinです。現在、JD Healthの事業範囲は、医薬品のeコマース、遠隔診療、スマートホスピタルソリューションを中心対象としています。

2019年11月に10億ドル(約1060億円)のシリーズAラウンドを経た後、シリーズBとして8億3000万ドル(約876億円)を資金調達しています。

現在、Alibaba Healthと熾烈な競争を繰り広げています。

【参考資料】
https://ir.jdhealth.com/en/index.php


中国ヘルスケア企業:微医 We Doctor

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微医 We Doctorは2010年に廖傑遠(Jerry Liao Jieyuan)によって設立されました。かつては病院の予約を支援をしていたスタートアップでしたが、現在は評価額1兆6000億円超の企業に成長しています。これまでに累計で少なくとも17億7000万ドル(約1900億円)の資金を調達しており、「セコイア・キャピタル・チャイナ」「テンセント」などからも出資を受けています。サービスとしては、オンライン診察やオンライン薬剤処方、リアルでのクリニック運営がまず挙げられます。また、アマゾンEchoに似た家庭用スピーカーも販売しており、健康状態をウェアラブルデバイスで管理し医療機関へにつなぐホットラインの役割も果たしています。プラットフォームの登録ユーザー数2億2000万人、有料ユーザー数約月平均2500万人となっているようです。

【参考文献】
https://www.guahao.com/


中国ヘルスケア企業;零氪科技(LinkDoc)

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●企業概要

ビッグデータとAI技術を活用した医療テクノロジーサービスを手がける中国のユニコーン企業です。

LinkDocは2014年に創業者兼CEOである张天泽らによって設立されています。サービスとしては、医療ビッグデータのトータルソリューション、AIによる意思決定補助システムなど「データと技術とプラットフォームサービス」事業が中心です。医療機関、規制当局、政府機関、製薬企業、保険機関などにサービスを提供しています。中でも悪性腫瘍のビッグデータプラットフォームなどについては関心が高く、中国の悪性腫瘍専門病院と包括的な三次病院に正確な臨床構造化データを提供し、病院が科学研究と臨床問題を解決するのを支援しています。加えて、医師や患者のコミュティ形成のSNS運営も手がけているようです。

2018年にシリーズDで10億元(約155億円)を調達、2020年シリーズD+で7億元(約110億円)を調達しています。


【文献】
https://www.linkdoc.com/


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