199記事読んだら、noteの進め方が見えてきた

つい最近、あきらとさんのnoteをジャックした。

彼とはTwitterでは前々から交流があったが、noteでは全くと言って良いほど無かった。(本末転倒だ)

そんな彼が、私のnoteを読みに来てくれると言ったので、じゃあ私も読みに行きますよ、なんて返したら、こんな事を言ってくるもんだから。

まあ、読みに行くよね。



最初の感想

まず、私は最初のnoteから読むことにした。
が、この時点で199記事あったので、読み終わるのに何時間かかるかなぁ。なんて思いながら、育児と家事を夫に丸投げして集中して読んだ。

しかし読み始めてすぐに、私は違和感を感じる。
なんか、私の知っている随分あきらとさんとは随分違う。

そう、最初の方のnoteには、あきらと成分がまるで無かった。

(いや、そもそも、あきらと成分だと私が認識してたモノって何だろう)

一体どこで転機は訪れたんだろう。何が彼を変えたのか。

そんな風に思いながら、ただひたすら順にnoteを読み進めた。



孤島で手紙を書く

彼は、最初こんな事をnoteに綴っていた。

「自分の書きたいことしか書かないし、ひっそりとどこかに置いておきたいけれど、誰かに見つけて欲しい」
ー7/11 “書くこと”への気持ち より

この気持ち、私にも覚えがある。
孤島で手紙を書いて、瓶に詰めて流すような心境だ。

この手紙は、誰かに届くのかな。それとも海に沈んでいくんだろうか。

そう思い、気まぐれに書き捨てて、私はいくつかのブログサイトを去った。

経験から言って、これでは続かない。

母数が多ければ多いほど、その手紙は見つかる可能性は低くなるし、孤立感は日毎に深くなる。

けれど彼はnoteを辞めず、100日続ける事ができた。
それは一体、何故だったのか。



あきらと成分と感じたものの正体

彼の文章が徐々に変わって行ったのは、他のユーザーの名前が出てきた辺りだ。


この辺りではもう、彼は海の向こうの顔も知らない人では無く、知っている誰かに向けて自分の思いを綴るようになっている。

そうか。
あきらとさんは見つかるのを待つのでは無く、舟を作って他の島に出かけて行ったのだ。

そうして、次第に多くの人と交流を築いて行った。


彼のnoteの一番の特徴は、自分の思いを強い口調では無く、優しく相手に伝えれる事だ。
これは、ただ独り言のような孤島の手紙ではできることでは無い。

私があきらと成分だと思っていたものの正体は、誰かを見据えて言葉を綴れる、ホスピタリティだったんだ。

199記事読んで、私の中にそれがすとん、に落ちてきた。



あきらとさんから学ぶ、noteを続けるコツ

さて、noteはクリエイター多めのSNSだ。
それ故に、生み出すだけ生み出して、後は見つかるのを待つ人が多いな、と感じる。

note編集部に見つかるか、有名な人に見つかって紹介してもらうか。

どちらにせよ、可能性はかなり低くなっている。
今やnoteは1000万人を超える巨大都市となっているからだ。

見つかるにはどうするか。
よっぽど特異な経歴でも無い限り、他のnoterに会いにいくしか無いと思う。

今は非公式マガジンが沢山出てきたし、他のnoterの作品にも触れやすくなってきている。

自分と同じように、他noterも自分のnoteが1番好きだ。
スキしてほしいし、感想も欲しい。
誠意を持って訪れれば、noteを続けてよかったと思える日が必ず来る。

それを、あきらとさんは証明してくれた。


100日&200記事達成おめでとう。


私のこれからのnoteの続け方(完全に余談)

私はまだまだ孤島で手紙を流している最中だ。
自分の舟は作ってない。

「私のnoteをもっと多くの人に見てほしい」と、正直思う。
編集部オススメにだって選ばれたいし、マガジンにだってピックされるnoteを書きたい。

しかし時間は有限だ。
私がnoteに使える時間は少ししか無い。
なので、私なりにnoteを長く続ける為にルールを設けた。

①noteは週1回更新。その分内容に凝る
②納得するものが書けたら、あまりスキを気にしない
③他noterのを読めた時は必ずコメントかTwitterで帯を書く

①②は既に実践しているが、③は中々できなかった。
これによって、更に読める数は少なくなると思うが、1つ1つをもっと大事に読んで行きたい。

他人を羨むより、まず自分のできる事を、できる範囲で。
そうやって、私はnoteを続けていきたい。

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