おうチルタイム：東京ぬか漬けライフ2020（「ぬか漬けマラソン」代表・おかべなおえ さん）

フォーリンラブ・バービーがお送りするTBSラジオ「週末ノオト」。

“おうちライフ”を気持ちよ～くすごせる術をご紹介する「おうチルタイム」。2020年8月8日の放送は、漬け物研究家のおかべなおえさんがプレゼンター。

ぬか漬けの魅力を、人から人、そして次世代へ伝える活動をしている「ぬか漬けマラソン」の代表として、おかべさんに「ぬか漬けの奥深さ」を教えていただきました！

みんなで、自分のペースで長～くぬか漬けを楽しもうという、おかべさん主宰の活動「ぬか漬けマラソン」。
普段は、各所でぬか漬け講習会を開催しているおかべさんに、「マイぬか」持参でやってきたバービーさん、美味しいぬか漬けを作る秘訣を伺いました！

まずは、これからぬか漬けを始めようという方に・・・

★本漬けのタイミング！
ぬか床を作ったら、まずやることがぬかを発酵させる「捨て漬け」。端野菜を何回か漬けて、ぬかを発酵させるんですが、発酵すると、ぬかの香りが芳醇になり、見た目もほわっと柔らかく盛り上がるんだとか！
でも、大切なのは味見。捨て漬けしたものを食べていく中で、味の変化をはっきりと感じられるそうで、「美味しい！」と思ったタイミングから、本漬けをスタートしましょう！
目安としては、夏場なら1週間ほど、冬場なら1か月ほど、とのことです。

★保管のコツは？
夏場は常温保管が難しいので、冷蔵庫、とくに野菜室での保管がオススメ！

と、初心者の方へのアドバイスをいただいた後、実際におかべさんが作ったぬか漬けを実食！

この日は、オクラとパプリカ、キュウリ、ダイコン、セロリ、干しシイタケ、高野豆腐のぬか漬け。

パプリカの爽やかさ、高野豆腐のクリーミーさに衝撃を受けたバービーさん、おかべさんに、ご自身のぬか漬けを診ていただきました。

バービーさん自身も自覚していた、バッドコンディションのぬか。おかべさんの診断によると、「乳酸菌が死んでいっている」。本来あるはずの酸味が無く、塩辛さだけ・・・。乳酸菌の代わりに雑菌が増えており、においもまずい・・・。
そこから、おかべさんによるぬか漬けカウンセリング！

普段は冷蔵庫の中に保管しているけど、漬ける日だけ、1日常温で保管しているというバービーさん。ぬか床を混ぜるのは週イチくらいのペース。

岡部さんのアドバイスでは・・・

★乳酸菌は温度変化に弱いので、1日だけ常温というのはNG！
　普段、冷蔵庫なら、冷蔵庫に入れっ放しの方がGood！

★ぬか床を混ぜるペースは、毎日がベストだけど、
　冷蔵庫で保管してる場合、ぬか床が良い状態であれば、
　1週間くらい混ぜなくても大丈夫！

★もしカビが生えても、表面だけなら、その部分を捨てればOK！

お仕事で頂いた100年物のぬか床を使っているバービーさん、今はバッドコンディションでも、まだまだ復活できるということで、ぬか床づくり、頑張るそうです！

それから、もう一つ実食。ロールパンにクリームチーズを塗り、おかべさんがもってきたぬか漬けを挟んだ「ぬか漬けサンドウィッチ」。

初めて食べるぬか漬けサンドウィッチに、「なんで合うの！？」と驚き！
お手軽なので、みなさんもぜひ！！

おかべさんにとってぬか漬けは、「健康の守り神」。
でも、ダメになっちゃったら、新しいぬか床を作ればいいと！
気負わずゆっくり、ぬか漬けを楽しみましょう！！

ということで、2020年8月8日の「おうチルタイム」、「ぬか漬けマラソン」の代表、おかべなおえさんでした！

ぬか漬けマラソン

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