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飲食店マーケティングの為の外食ニュースまとめ

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・外食のマーケット変化を示すようなニュース ・集客(販促)に関連するニュース ・最近のトレンド商品に関するニュース の中から気になったものをまとめてピックアップ、コメントを付けて… もっと読む
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飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/3/19~2024/3/25)

送迎会の季節ではありますが、検索ボリュームだけを見ると昨年と同様くらい、「居酒屋」「焼肉」は昨年よりも減少しており、検索での目的来店(大人数での事前予約系)マーケットの回復はあまり期待できそうにありません。一方で人出自体は回復してきているといった事はありますので、早い時間帯や少人数での利用シーンをしっかり取り込んでいく必要がありそうです。 ・東京/大阪/福岡 業態系ワードのgoogleトレンド推移  比較をすると東京が他エリアよりも昨対が悪く、全国的な傾向としては「居酒屋」

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/3/12~2024/3/18)

 先週はホワイトデーもありましたが、一昔前と違ってイベント感は弱くなってきており、コロナ禍によっていろいろなものが変わってしまったと感じます。3月前半は人流自体は回復してきていると思いますが、検索ボリュームの先読みは昨年を下回っているワードが多く、検索をしてお店を探すといったシーン(ちょっとしたハレや人数の多いシーン)は以前よりも減っているのでしょう。  もちろん歓送迎会自体の需要はあると思いますが、以前ほどの規模では行われないという事と2次会的な需要は大幅に減少してきている

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/3/5~2024/3/11)

 2月の倒産件数は昨年の4月以降では、最高となっているようです。年末年始くらいのニュースで焼肉の倒産件数が話題になっていましたが、増加率では、最大が「持ち帰り飲食サービス業」の前年同期比121.7%増(23→51件)、次いで、「すし店」の同107.1%増(14→29件)となっており、コロナ禍で店舗数の増えた業態の倒産も目立ち始めています。  コロナ前であれば、12月に続く繁忙期の3月に入りましたが、現在までの検索ボリュームの動きを見ると多くの業態ワードで昨年を下回っており、

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/2/27~2024/3/4)

 細かいエリアごとでの上下の差異はあると思いますが、大枠のエリアでの検索ボリュームはうるう年にも関わらず、減少傾向。やはりコロナ後の回復はいったん頭打ちになっているとみられる。これから3月4月と外食にとっては売上の伸びる時期に入っていくが、昨年の12月をみてもその前の年と大きく変わっていないことからも検索のボリュームに関してはあまり回復の期待は出来なさそうです。もちろん人流は少しずつ回復してきているのでフリーでの来店の回復はありそうですが、劇的に上がるといった事はないと思って

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/2/20~2024/2/26)

 日本フードサービス協会からの1月の外食産業市場動向調査の結果が発表されていたが、『パプ・居酒屋』を除くと2019年対比でほぼ100%に近い、もしくはファーストフードのように128.6%と大幅に上回ってる状態。一方で『パプ・居酒屋』は2019年対比で65.7%と他と比較すると大幅に回復できていない状態ということが分かる。ここにきて厚生省からの飲酒ガイドラインなども出て来て、アルコールの出数がさらに抑制されそうな流れも出て来ています。従来の居酒屋業態おいては、競争がさらに激化す

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/2/6~2024/2/12)

 関東では上旬の雪の影響もあり、検索ボリュームは落ちています。他のエリアを見ても昨年のように前年を大幅に上回り続けていくのは今後なさそうな感じです。ここからマーケットが大幅に伸びるとするとインバウンドくらいしか要素はないかと思われ、商圏内での顧客の奪い合いになっていくことが予想されます。以前のような単純な販促で呼べなくなってきており、店舗の実力が口コミやSNSから判断できるようになった今、再度原点回帰していくと思います。基本的には口コミは悪いものが書かれやすいといった特徴があ

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/1/30~2024/2/5)

 1月の検索ボリュームを見ると昨年よりも下回るものもあり、需要の回復も頭打ちになってきているように見えます。また、原材料の高騰もひと段落してきそうです。とはいえ原価圧迫はしていますので、店舗での価格改定も早めに手を打っておきたいところです。  需要の落ち込む2月の内に今後の売上獲得や販促の方針を定めておいた方がいいでしょう。販促も全般的にグルメ媒体からgoogleやSNSへ、また口コミの重要性が上がってきていることもあり、きちんと店舗の実力をつけていくことも必要となっています

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/1/16~2024/1/22)

都内の人流データの公表が昨年末分までのデータで終了してしまったため、都内の業態系ワードのgoogleトレンドの数値を入れてみました。今やgoogle以外での検索も増えつつありますが、大まかなトレンドを捉えられるかと思いますので、こちらをウォッチしていくようにしたいと思います。 現状の検索ボリュームを見ると昨年の85%前後での推移となっており、コロナ後の回復も都内では頭打ちといった感じです。今後、大きく増えていくとすると繁華街でのインバウンドくらいしかないかもしれません。エヌピ

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/1/9~2024/1/15)

年始と祝日のせいで更新がされていなかった都内の人流データがやっと更新されました。年末最終週はやはり落ち込みましたが、昨年の同時期と比較すると10ポイントくらいは改善している感じです。 結局昨年においても2020年1月のレベルを一度も越えることはありませんでした。今後もそれほど急激に国内マーケットが増加するとは考えずらく、このレベルでも利益を出せるようなモデルにしていくか、もしくはこれまでとは違った売上を獲得して利益を確保できるようにしていくか?考えていかなくてはならないでしょ

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/1/3~2024/1/8)

年初で祝日も多いことから、店舗からの情報発信は少なかったです。 今週くらいから新年会等で人流も動き始めるかと思いまので、また、そのあたりをウォッチしてきたいと思います。年末にかけて飲食の需要は上がってきていましたが、また、戻っていくと思いますので、年末までのタイミングでいかにリピーターやお客様への認知を増やすことができたか?が今後に影響が出ていくかと思います。これまで以上にベースの店舗のクオリティと情報発信の重要性が増していく1年になりそうです。 ・東京都内における繁華街の

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/12/26~2024/1/2)

昨年、コロナ明け後徐々に回復してきていた外食ですが、都内の12月の人出は2020年1月に及ばずといった感じでした。地方ではコロナ前を上回る人出になっているところが多いですが、都心部や繁華街では戻りきらなかったところが多いのではないかと思います。また、コスト面では原価の上昇だけでなく、人件費の高騰も今後予想されることからビジネスモデルの見直しが必要となる業態も多々出てきそうです。特に大人数やお酒を主体としていた居酒屋業態の戻りは全国的に悪く、厳しい状況が続いています。専門性や食

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/12/12~12/19)

12月も残すところ半月となりました。都内の21時台の人流も回復してきており、忘年会需要が戻りつつあるのですが、発表されているデータとみる限り、組数は増加、一方で組人数減少によりトータルでは以前には戻っていなさそうです。勤め先の忘年会は『短時間でライトに』を希望する人が6割強となっており、2次会の開催はあまり期待できそうにないため22時以降の伸びはなさそうです。このあたりの流れは今後も続きそうです。 エヌピーディー・ジャパン株式会社によると2023年のデリバリーの市場は8,6

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/12/5~12/11)

先週は、年末に差し掛かり、クリスマスやおせち等の販促系の情報発信が多く、マーケティングに使えそうな情報発信は少なかったです。 googleトレンドでの忘年会ワードの先読みは伸びて来ていたり、景気ウォッチャーでの外食の数値は良くなってきているようですが、都内に関しては人流の流れがそれに比例していないのが気になります。楽観視せずに計画は練っておいた方がよさそうです。年明け以降を予測するうえでも今月は重要なポイントとなりそうです。特に22時以降の需要復活があるのか?が個人的には気に

飲食飲食店マーケティングの為の『外食ニュースまとめ』(2023/11/29~12/4)

 12月に入り、ぐっと気温も冷え込んで冬らしくなってきました。忘年会の予約も入ってきており、少しずつ回復のきざしは出て来ているように感じます。一方で大幅な需要増が見込めるか?というとそこに関しては楽観視できないと個人的には思っています。Googleトレンドの11月の忘年会ワードのボリュームを見ると6割強くらいなので、12月も良くても7~8割位だと思いますので、過去の忘年会需要をあてにしない方がいいでしょう。一方で少人数だと思われる『飲み会』『女子会』といったワードは戻ってきて