WEBテストの替え玉で逮捕者が出たので、何が悪くて、誰が得をするのかについて

WEBテストの替え玉でお金を稼いでいた人が逮捕されたらしい。この人は300件ほど替え玉をしてお金を稼いでいたらしい。これで生活をして食べていけるほどには稼げていた。この人は高学歴で大手企業に勤めていたので、代表として逮捕されたと思っている人は多そうだけど、単純にこの人が1番替え玉を引き受けた件数が多かったのではないかと思う。おそらく、テストを受ける時間もかなり短かったのではと予想できる。この人は普通に頭がいいので、5分とかで解いていればかなり時給の高い副業になる。バレた要因としてWEBテストと適性検査はだいたい一緒に受けるはず多分企業によって違うが、適性検査は人によってタイプがちがうので、面接で話す内容とかなり乖離があれば今回のように普通にバレてしまう。適性検査で適正に合わない人でもWEBテスト満点で5分で解くなら相当頭がいいので、通ってしまうことも多いのではないかな、企業としてもこの人は頭がいいとWEBテストの結果に引っ張られて内定を出してしまう企業もあるだろう。そもそも、面接の内容がそこまで、頭の悪さがバレない程度(普通ぐらい)なら特に疑わないだろう。学生目線としては、WEBテストを代わりに友達に受けてもらったというのはよくある話であるが、友達が問題を間違えたら嫌なので、自分で受けようと思う人が大概なのではないだろうか。替え玉をする人の特徴としては、自分は絶対に学力が低いと分かりきっているので、どう考えても友達にウケてもらった方がいいという人とこの会社には絶対に受かりたいので、WEBテストはほぼ満点じゃないとだめだという人が多そう。このニュースでびっくりしたのは同じ人が10件、20件と受けていたらしく、このパターンはとりあえず自分が受ける企業は全て替え玉でやって行こうと考えている人だった。10件もやったら4.5万円かかると思うので、相当価値のあることだ。いっそ採用担当者に賄賂でも渡した方が第一希望の会社に入れそうな気もする。最初にこのニュースを見た時はなんで逮捕されたのかわからなかった。もし替え玉で警察に逮捕されるなら、学校の同級生がカンニングをした時に警察に通報できるのではないかと思った笑。調べてみると、提出する文章に嘘を書いていたからみたいな内容だった。つまり、採用活動時に嘘の内容書類を渡されたら犯罪ってことかなって勝手に解釈した。今回のニュースによって替え玉がほぼゼロになるだろうが、今までは、WEBテストで足切りを受けて内定をもらえない学生が、頭の良い友達かお金でWEBテストを突破できていた。その代わり、WEBテストに実力で受かった人でギリギリ内定の人が内定をもらえなくなった。つまり、WEBテストの勉強をする必要性が高まってしまったことになる。ただ、内定をギリギリもらえる人はもらえるかもらえないか半々なので、別の企業でもおそらく内定はもらえるので、そこまで人生に影響はないだろう。WEBテストを突破できない人の人生のほうがかなり変わる。下手すると就職できない可能性まである。企業としては、WEBテストをする理由としては、学生が多すぎるので、数を減らすためにやっているので、そこで友達やお金を使って突破されても問題なさそうというより目を瞑っていたのではないだろうか?おそらく1割ほどだし。さて、ニュースについてはこれくらいにして、就活生の心持ちとして持っておいた方がいいと思うのは、嘘をつかないことである。これは当たり前だが、自分が就活をしていた時の同級生は「面接は嘘をつかないといけないからしんどい」と言っていた。自分は意味がわからなかったが、就職活動を続けていくうちに、なんとなくわかってきた。バイトリーダーじゃないのにバイトリーダーといったり、スポーツの大会の結果を盛ったり、今回のニュースではWEBテストで自分の学力を盛ったりする。就職活動で嘘をつく人は多いのではないだろうか。就職活動で嘘をつくとメリットもあるがデメリットもある。自分はデメリットが大きいと感じていたので、正直に就活をしたが、ここは人によって異なるだろう。メリットとしては、自分の能力より上に見られるので、内定がもらえる確率が上がるというものだ。デメリットとしては、面接の内容が嘘と辻褄を合わせないといけない。WEBテスト通りの学力で、経験を語らないといけない。入社後にギャップを埋めないといけない。これは結構面倒ではないかと感じる。そこまでして、その企業に受かる必要がないのであれば、正直で行った方がラクだろう。

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