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「適材適職 私と仕事。」ぶっちゃけ就活座談会

『ぶっちゃけ就活座談会 #就活ONLINE 』は、新型コロナウイルスの影響で大きく変わってしまった就活の最新情報をお届けしながら、すでに働いている先輩社会人の「ぶっちゃけ就活話」を、LIVE配信にてお送りする番組です。

7月9日(木)は、外資系大手IT企業勤務で、"ちょまど"の愛称で知られる千代田まどかさんをゲストにお迎えし「適材適職 私と仕事。」をテーマにお話いただきました。トーク内容の一部をレポートします!

<出演者>
司会:風間夏実(株式会社エードット 広報)
ゲストコメンテーター:鈴木一史(キャリタス就活 編集長)
ご意見番:ぶっちゃけカタルくん(社会人3年目)

ゲスト:ちょまど(千代田まどか)さん

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Twitter:@chomado 

「適材適職 私と仕事。」を考える3つの軸

風間夏実(以下、風間):
現在、就活ONLINEでは「適材適職」という大きなテーマに沿って番組をお届けしています。

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鈴木一史(以下、鈴木):
みなさんが「適職」を考えるヒントになるお話ができればなと思い、今回は「私と仕事。」という切り口を設けました。

「適職といっても、どこから考えたらいいのかな?」と悩みますよね。
僕たちは、図の3つの軸の掛け合わせから適職が見えてくるのではないかと考えています。

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①好きと向き合う
②得意と向き合う
③ワタシと向き合う

今日はこの3つをトピックに、素敵なゲストさんと話し合っていきたいと思います。

好きと向き合う

風間:
それでは本日のゲストをお呼びしましょう! ちょまどさんこと千代田まどかさんです。

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千代田まどかさん(以下、ちょまど):
よろしくお願いいたします! 

風間:
よろしくお願いいたします!

ちょまどさんは外資系IT企業にて、Cloud Developer Advocate として働かれているそうですが、どんなお仕事ですか?

ちょまど:
Cloud Developer Advocate は、ITエンジニアの方々に対し技術情報の提供などを通じて、弊社テクノロジーとより深いエンゲージメント(関係)を構築するための活動を日々行っています。技術広報のような仕事ですね。

風間:
エバンジェリストと似たような感じですか?

ちょまど:
そうですね。私の理解では、エバンジェリストは壇上でマイクを持って「こちらが弊社の新製品〇〇になります」とわかりやすく説明する人というイメージです。もともとエバンジェリストってキリスト教用語で「教えを広める人」という意味ですし。

一方、アドボケイトはもっとフレンドリーな印象ですね。開発者コミュニティの方々からブラザー(仲間)と呼ばれる存在になって、仲間としてみんなと一緒に作っていく感じです。具体的には、登壇や技術資料作り、開発者コミュニティのサポート、外部開発者の方々を弊社のエンジニアと繋げて製品フィードバックをいただき、製品をより良くするお手伝いなどをしています。

風間:
なるほど、わかりやすいです! ありがとうございます。

ちょまどさんは、プログラミングが大好きで楽しんでいた結果、今の職業にたどり着いたそうですが、プログラミングに興味を持ったきっかけは何でしたか?

ちょまど:
大学生になって初めて自分のパソコンを買ってもらったときに、自分が描いていた絵をもっといろんな人に見てもらいたくて、Webサイトを作ることにしたんです。自分のサイトを作るためにプログラミングを勉強し始めたのがきっかけですね。

例えば、掲示板を作るためにPHPやPerlを勉強したり、広告がないサイトを作りたくてサーバー構築やLinuxを勉強したりしました。

やっていくうちにプログラミング自体が好きになって、プログラミングはいろんな言語があるのですが、それらの違いなどを研究し始めましたね。

もともと高校生のときからずっとオタクだったので、深く知りたくなるんです。大学は英文科でシェイクスピアとかを読んでいたので、プログラミングを勉強しても成績には反映されません。それでも自分の好きなことをやっていた結果が今に繋がっていますね。

鈴木:
ちょまどさんが「私、オタクだな」と、思ったきっかけは何かあるんですか?

ちょまど:
高校生の頃から、漫画ばかり読んで、ゲームばかりしていたので確実にオタクだろうと(笑)。交友関係もみんなオタクになっていきました。オタクがアイデンティティでですね。自分の好きなものに対して、時間とお金を無限に使うので毎日が楽しいです。高校生の頃から既にオタクであることに誇りを持つようになっていました。

鈴木:
いいお話ですね。

風間:
今は大好きなプログラミングをお仕事にされていると思いますが、働いていて「自分の好き」が活きているなと思う瞬間はありますか?

ちょまど:
いっぱいあります。
私は二次元が好きでアニメもゲームも好きで、休日は1日15時間ゲームをするんですけど(笑)。

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ちょまど:
本業での私のターゲットはビジネスマンでも企業でもなくて、趣味エンジニアや趣味デベロッパー、プログラミングが好きな人なんです。そういう方々って、ゲームやアニメが好きな人たちが多いんですよ。私自身もオタクで、オタクならではのコミュニケーションの取り方がわかるので、好きが活きているなと思います。

あとは、中学生のときにハリーポッターの日本語版が出るのが待ちきれず、原書読むために英語をめちゃくちゃ勉強したんですけど、その英語が役に立っていますね。
会社では200人以上いる部署で日本人は私ともう一人しかいないんです。上司がアメリカにいるアメリカ人で、当然ミーティングも全部英語なんです。まだまだですけど、あのときの英語が役立っています。

絵も役に立っています。高校、大学と漫画ばかり描いていたんですけど、今は副業で漫画を描いていて、BLの同人誌ばかり描いていたのが、活かせるときがきたというか(笑)。

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▲ちょまどさん作のイラスト

ちょまど:
学生時代に頑張ったことは、なんでも社会人になって役に立ちますね。それは間違いないです。

ぶっちゃけカタルくん(以下、カタルくん):
すごく素敵な、勇気をもらえるお話でした。

風間:
「面接で話せることがない」という就活生も多いと思うのですが、自分が好きでやってきたことが将来活かせるんだと思うと、ちょっと自信がつきますよね。

得意と向き合う

風間:
2つ目のトピックは「得意と向き合う」です。
ちょまどさんが就活当時の「好き」と「得意」と、今のお仕事を図にしました。

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風間:
「好き」と「得意」が掛け合わさったものが、漫画家であり、ITエンジニアであり、インターナショナルチームでのCloud Developer Advocate であると。
就活のときから、こんなふうに掛け算して考えていましたか?

ちょまど:
いや、就活のときは全く。あとになって気づいてきますね。
Appleのスティーブ・ジョブズも「あとに点と点 (dot)が繋がってくる」と言っていたんですけど、当時はわからないです。

風間:
では「とにかくプログラミングができる仕事」と思って探したけれど、結果として今は絵もできるし、英語もできると。塾講師もされていたんですね。

ちょまど:
そうですね。塾講師のバイトでは、人前に立って教えるスキルを4年間磨きました。

風間:
なるほど、ありがとうございます。
実は今回、ちょまどさんに「適職診断」というのをやってもらいました。

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風間:
結果をご覧になって、いかがでしたか?

ちょまど:
高いところがあるのは嬉しかったんですけど、リーダーシップとかほぼ0じゃんって、わかってはいたけど辛いですね(笑)。

風間:
でも、「情報を分析する力」と「人を育てる力」がすごく高いですよね。
今のお仕事に必要な能力と近い感覚はありますか?

ちょまど:
「情報を分析する力」はありますね。IT企業は日進月歩といいますか、常に最新の情報を保たないといけません。私のように開発者の方々とコミュニケーションする仕事となると、常に学んでいる必要があります。

なので、大量に情報が入ってくる中から取捨選択して、分析や市場調査をして、注力するべきプライオリティをつけて……といったことをたくさんしていますね。

「人を育てる力」は、私に備わっているかわからないですが、うちの会社では「グロースマインドセットを持ちなさい」とよく言われるんです。人から常に学ぶ、失敗から学ぶというすごくいいマインドなんです。人が失敗しても絶対に責めず、いいところをたくさん褒めて、一緒に失敗から学ぶ。このマインドセットを社員全体が持っているので、診断結果に出てきたんじゃないかなと思います。

風間:
ありがとうございます。鈴木さんも適職診断をされたそうですね。

鈴木:
はい、僕は「情報を分析する力」は極めて低かったので(笑)、ちょまどさんすごいなと思いました!

ちなみに適職診断は、キャリタス就活のサイトでできます。無料で10分かからないくらいでできちゃうので、皆さんもやっていただけたらと思います。

ちょまど:
確かに、たくさん質問があるなと思ったんですけど、やってみると10分くらいで終わったし、自分を見つめ直すいい機会だなと思いました。

<適職診断>
・キャリタス就活2021
https://job.career-tasu.jp/2021/guide/self/check/
・キャリタス就活2022
https://job.career-tasu.jp/2022/guide/self/check/

風間:
ぜひ、就活生の皆さんにもやっていただきたいですね。
適職診断は向いている職業も紹介してくれるんです。ちょまどさん、結果を見てどうでしたか?

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ちょまど:
総務は正直向いてないだろうなぁと思うんですけど(笑)、コンサルは意外でした!
やってみたら意外と向いているかもしれないし、今まで私は「これをやるぞ!」と突き進んできたので、他の業界が結果に出てくると、ちょっと考えることもあるなって思います。

風間:
知らないだけで、もしかしたらここに出てきたものがさらに適職の可能性を秘めているわけですもんね。

ワタシと向き合う

風間:
3つ目のトピックは「ワタシと向き合う」です。
鈴木さん、このトピックへの思いをお話いただけますか?

鈴木:
はい。ちょまどさんは、今日お話を伺っていて「好き」と「得意」の両方を突き詰めていらっしゃる方なんだなと改めて感じました。

でも、就活生の皆さんは「そんなに好きなことないよ」「そこまで得意なことってないな」と思っている方が大半なんじゃないかなと思います。

中には不安になった方もいるかもしれませんが、就活をする20代前半の段階で「好き」や「得意」はなくてもよくて。人生100年時代なんて言われますが、これから長い人生の中で作っていければいいと思います。

だからこの場では、「好き」や「得意」だけではなく、これから作っていくことも含めて考えること、つまり「ワタシと向き合う」ことも大事にして、皆さんと話し合いたいと思います。

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風間:
自分の人生をかけてできることや、好きなことは、これから増やしていければいいということですよね。ちょまどさんは「ワタシと向き合う」についてどう思いますか?

ちょまど:
おっしゃる通りだなと思いました。私のように学生時代からこんなに好きなことがはっきりしている人は、少ないんじゃないかな。これから人生100年のうちに、どんどん好きなことを見つけていったらいいと思います。そのために自分を見つめ直すのが大事というのはまさにその通りです。

私は学生さん向けに講演をやると、親御さんが一緒に来てくれることがあって、講演後に親御さんから「うちの子は本当にダメでゲームばかりしているんです。こんな子でもどうにかなりますか?」といった内容を言われることが結構あるんです。

でも、私はそんなにゲームができるってすごいじゃん!と思います。私の周りにはゲームエンジニアやシナリオライター、キャラクターデザイン、3Dモデレーターなどになった人がいますが、ほとんどが「ゲームが好きだから」その仕事をしていると言います。

他にも親御さんから「うちの子は、遊びまわっていて友達と買い物ばかり」なんて言われることもありますが、私は三次元の友達が少ないから、そんなにコミュニケーション取れるって相当すごいし尊敬の念しかありません(笑)。コミュニケーション能力を活かせる仕事があるはずです。

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ちょまど:
だから、熱中できるものがないだとか、生産性がなさそうなことが好きでも、活かせることが何かあるはずです。今は本当に好きなことがないなという人は、これから生きているうちに何かあると思います。

鈴木:
おっしゃる通りですね。例えばゲームや漫画は10代で出会えますが、ワインが好きで仕事にしている人は、20代で出会っているはずです。まだ出会っていないものをすごく好きになる可能性ってありますよね。その可能性に目を向けるだけで、落ち込まずに生きていけそうだなと思います。

風間:
好きや得意がわからなくてモヤモヤしている方は、どんなことをしたら見つけやすくなるでしょうか?

ちょまど:
もし好きなことに出会っていれば、普通に生活していて「いつもこれやってるな」ということがあれば、それは好きなことだと思います。まだ出会っていない場合は、交友関係を広げてみたり、いろんな分野の話を聞いてみたりして、アンテナを広げることかな。まず知ることが大事で、そのために可能性を狭めたり、私はこうだからこれは絶対に向かないと道を閉ざすのではなく、色々チャレンジすることで見つかりやすくなると思います。

30歳成人説

風間:
「20歳で自分の好きがわからない」というお話が出ましたが、以前、鈴木さんと「30歳成人説」というお話をしましたね。

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鈴木:
作家の村上春樹さんがおっしゃっていたお話ですね。
本当にその通りだなと思っていて。これは2000年のご発言なのですが、今の世の中的にはさらに先の40歳成人説くらいなんじゃないかなと僕は思っています。

短い期間での就活って、大学生の方々もきっと心が苦しくなっちゃうと思うんです。でも、今のタイミングで好きなことが見つかっていないのは当たり前ですし、だったら30歳成人説だよね、40歳成人説だよね、還暦成人説でもいいくらいだよね、と思っています。そういう世界観に変わってきていることが皆さんに伝わると嬉しいです。

風間:
今は「人生100年時代」と言われていますもんね。

ちょまど:
そうですよね。人生100年の中で、どんどん自分の好きなことや、やりたいことを見つけてやっていくのがいいなと思いますね。

鈴木:
ちょまどさんも、これからもっと好きなことがきっと増えるんでしょうね。

ちょまど:
増えると思いますね(笑)。増えたら、自分の気持ちには絶対に嘘をつかないで、好きなら好きなことをやる。実際、好きなことがパフォーマンスを出せるので。

うちは会社も、指示が降ってくるのではなく、やりたいことをやるカルチャーなんですよ。部署ごとにミッションがあって、目標が決まったら「私はこうしたいです!」とプレゼンして、「いいね! 一緒にやろう!」と言ってくれた人たちとチームを組んで進めていくんです。やりたいことが一番パフォーマンスが上がるので。好きなことをやってパフォーマンスを出す。これを一生続けていきたいですね。100年間。

鈴木:
最高ですね。

風間:
最高ですね。

質問「まだ出会えていないというのは励まされるのですが、では今の就活でどう動いたらよいのかわかりません。」

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風間:
視聴者の方から質問がきています。

「まだ出会えていないというのは励まされるのですが、では今の就活でどう動いたらよいのかわかりません。」

ちょまどさん、鈴木さん、どうでしょうか?

ちょまど:
まずは行けるところ、少しでも気になるところに行ってしまうのがいいかなと思います。とりあえずお金を稼ぎましょう(笑)。鈴木さん、どう思いますか?

鈴木:
いいと思います。やっぱり、新卒で入る1社目で人生は決まらないというのが、全てだと思いますね。

僕も転職していますし、今は日本の大手企業さんも終身雇用じゃないとおっしゃっているので、そういった前提で考えた方がいいと思います。

就活を「これで人生決まっちゃうんだ」と思ってやると不安になりますが、そうではなく気楽に興味がある分野を見て、ちゃんと自分を認めてくれるところに1回入ってみるので、全然いいんじゃないかな。

風間:
ありがとうございます。
やっぱり知らない世界を知らないままで判断するのはもったいないですよね。

質問「オンラインIT業界で働きたいと思っています。Javaを習得中なのですが、他に習得した方がよい言語や資格はありますか?」

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風間:
続いての質問は「オンラインIT業界で働きたいと思っています。Javaを習得中なのですが、他に習得した方がよい言語や資格はありますか?」です。

ちょまど:
どんなプロダクトを作っているかによって、技術スタックが全く違うのでプロダクトや現場によりますが、Javaは似ている言語がたくさんあるのでいいと思いますよ。

自然言語と似ていて、英語を習得しちゃえば、例えばフランス語を習得するのが早くなるじゃないですか。それと一緒で、とりあえずJavaを色々書けるようになったら、あとから他の言語を習得するのもだいぶ楽になると思います。

その上でどうしてもサジェスチョンが欲しいというのなら、今はPythonが人気ですよね。機械学習系のフレームワークが充実しているのと、WebアプリもFlaskやDjangoを使えば作れるので。

あとは個人的に大好きなC#を推したい。C#は、ゲームもwebアプリも、スマホアプリも開発もなんでもできます! Javaを習得しているとだいぶ楽なのでおすすめです!(笑)

風間:
ありがとうございます。C#への愛がすごく伝わってきました!(笑)

就活生へ

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風間:
ちょまどさんのお話を聞いていかがでしたか?

鈴木:
まっすぐな情熱が人生に繋がっていくんだなと伝わり、心が動くことを大事に生きていくって、大切なんだなと思いました。

カタルくん:
昔からちょまどさんのTwitterを見ていたので、嬉しかったです。
好きなことをきちんと好きでいることや、周りの呪いではなく自分から出ているものを大事にするのが大切なんだなと、すごく勇気づけられました。

風間:
私も、自分の心に素直でいようという気持ちになりました。
ちょまどさん、素敵なお話をありがとうございました。
最後に感想と就活生へのエールをお願いします。

ちょまど:
皆さまから良い話が聞けてすごく学びになりました。貴重な機会をいただきありがとうございます。

就活って、精神的にも、経済的にも、身体的にもとても大変だということ、よくわかります。それにコロナ禍だと、本当に不安な気持ちですよね。
1社目が一生の定職というわけでもないので、気楽な気持ちで頑張っていただけるといいなと思います。すごく応援しています。



ーー「好き」や「得意」に素直に向き合い、楽しく働きながらパフォーマンスを出すちょまどさんの姿と言葉に勇気付けられますね。また、まだ「好き」が見つからない方も、「それでいいんだよ」「これから見つけていけばいいんだよ」というお話や「30歳成人説」を聞いて、少し肩の力が抜けるといいなと思います。不安になりすぎず、今の自分に合った就活ができるよう応援しています。


番組の全編はアーカイブにて視聴できます。記事で紹介しきれなかった、ちょまどさんの就活エピソードや転職秘話、プログラミング習得や外資企業での働き方など、盛りだくさんの内容です。ぜひチェックしてくださいね!

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(執筆:はつこ