[ポートフォリオ公開]2021年4月17日

2021年4月17日(土)付のポートフォリオ(円換算評価額)を公開します!

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 最大保有はミンカブ・ジ・インフォノイドですが、株式数を増やしたというよりは同社の時価総額の増加に伴うものです。基本的にはVTISP500のインデックスをコアに、ハイテクやグロースの個別銘柄をポートフォリオに加えています。その中でもAffirm($AFRM) という米国の FinTech企業に注目しています。

 近年、欧米先進国を中心に「Buy Now, Pay Later(BNPL)」という後払い式の決済手段が人気を集めています。「Buy Now, Pay Later」とは、文字通り「今買って、後で支払う」という決済方法です。決済事業者であるAffirmが一時的に支払いを立て替えるという点において、visaのようなクレジットカード事業者と同じようなビジネスモデルですが、料率などの利用条件、事前審査といった点で大きく異なります。

 BNPL では一般的にユーザーに利息や手数料等は課されない一方で、加盟店から徴求する決済手数料の料率はクレジットカードよりも高く設定されます。またBNPLは利用時の審査がクレジットカードほど厳しくない(もしくは不要である)ため、ユーザーを多く獲得しやすい反面、当初の利用枠はクレジットカードよりも少額で、利用実績に応じて増枠されていきます。

 米国では、10 歳代後半から20 歳代前半のいわゆる Z 世代や、20 歳代半ばから30 歳代のミレニアル世代におけるクレジットカード保有枚数が、それよりも高年齢世代よりも低位となっていることが知られています。つまり、米国では若年層のクレジットカード離れが進んできており、銀行口座から即時引き落としとなるデビットカードを主要な決済手段として選択する傾向が強まっています。

 また、コロナ禍におけるオンラインショッピングの利用拡大により、米国の EC 市場が大きく拡大したことも同社の業績成長の余地を大きくしています。むろん、競合する会社は多く、今後の競争激化は必至ですが、市場規模拡大はしばらく続くものと考えられ、今後の成長性に期待が持てるように思います。

 しばらくは個別銘柄を入れ替えるつもりもないので、(決算が悪くない限りは)含み損が出ている銘柄を中心に逆張りで買い増していこうと思います。

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