歯のカタチ

自分の歯ってどんな形をしているか知っていますか？

今すぐ鏡で見てみます
前歯、奥歯
真ん中から左右対称に歯が並んで見えますね
でも見えてるのは歯の一部なのです
歯の根っこは歯ぐきの中に埋もれて見えません
この根っこの形が今日のお話の主役です

歯は骨格であり内臓であります
欧米人とアジア人とでは骨格が違うように歯の形も違うのです
その差が根っこには顕著に表れています

欧米人が太くまっすぐな形状な場合が多いのに対して
アジア人は細く入り組んで、根っこの先が折れ曲がっていることがあります
この形が治療を困難にするのです

根っこの治療は太さの違うまち針のようなヤスリでちょっとづつキレイに掃除していきます
先が曲がっているとこのまち針のようなりヤスリが届かず汚れが残ってしまいやすいのです
神経をとったはずなのにいつまでも歯が疼く
とか
根っこの先に膿が溜まっておできができる
とか

そして治療を繰り返しているうちに歯が割れてきちゃったりするのです

こうして歯を失ってしまうのです
ではなぜこうなってしまったのか
ずううううっと巻き戻して見てみましょう

ハイ
こんな特殊な根の形を持ちがちなアジア人は
神経をとるようなむし歯を作ってはならないということですね

ここまで辿りつた猛者たちに心からの感謝を伝えます、ありがとうございます
主人もきっとお喜びのことでしょう
守護士たちの活躍を願っています