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追悼




私が野村克也さんの名前を知ったのは、楽天の監督に就任した時だろう。







「物凄く厳しそうな頑固おじいさん」
と言うのが、当時の私の第1イメージ。


社会人野球チーム「シダックス」の監督を勤めた後の話であった。
当時は球団が発足して2年目の「楽天ゴールデンイーグルス(以下楽天)」の監督として指揮する事となり、メディアではよく話が持ち上がっていた記憶がある。




全くと言っても野村克也さんの過去の活躍などは知らなかった。










更にタイミングよくドラフト一位で指名し、入団したのは夏の甲子園で斎藤佑樹と死闘を繰り広げた北海道・駒大苫小牧の田中将大(マーくん)。












俺はなんとなくだけど予感してた。
「これから楽天という球団は伸びていく」と。


私は中学に上がり水泳部に入った。
野球に触れたり野球の話をする機会がなくなっていったが、メディアの野球情報は抑えるようにはしていた。












連日とも言える野村克也さんの「ボヤキ」は非常にユニークで面白い。
「マーくん神の子不思議な子」などの多くの名言(中には迷言も…?)飛び出し、名物コーナーとなっていた。











惜しくも優勝できず、監督業を去ってしまったがノムさんの蒔いた種が後にリーグ優勝、日本一となって花開くのだから、凄い。










私は1度野球を離れるも、再びカープのおかげで舞い戻った(といっても最近は離れ気味だが)








その際にもやはり目に付いたのはノムさんだった。特にノムさんの著書は沢山あって、置いきれてない(苦笑)








野球理論や回顧録など多岐にわたるが、私が見てみたいものは「人間学や社会学」に関する書籍。









ミーティングで1番最初に行う話が「野球の基礎的な理論」ではなく、「人間学や社会学」について話したという逸話がある。







何故野球よりも前にそれを行ったか

打撃の神様と呼ばれ、監督業では巨人V9という前代未聞の偉業を達成した川上哲治氏がミーティングで行った(V9時代の正捕手、森祇晶談)ことが影響しているとの話がある。

https://www.sankei.com/smp/sports/news/131030/spo1310300034-s.html







なぜ人間教育を行ったのか。
プロ野球選手は社会人であり、野球だけが全てではない。勿論、他の道へ行くだろうけどそこでも順応できるように教えるのだと。野球しかやってきてないヤツらだから。










日本野球のレベルを底上げするだけでなく、監督としてどう人を育て上げるか、という方向にウエイトを置いて、多くの選手が指導者として名を馳せ、人を残した野村克也さんは偉大だと感じます。





勿論、それだけでは野村克也という人物は語れませんので、色々書籍を読み漁って書きたいと思います









ご冥福をお祈りします。
今更ではありますが、貴方の書籍を読んで何か役立てる知識をつけます。






P.S.川上哲治氏と三原脩、鶴岡一人、森祇晶の本も読み漁りたいなぁ…(º﹃º )

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