XMのMT4で信頼度の高い長期間のバックテストを無料で行う方法
今回、ご紹介するのはXM社のMT4で信頼度の高い長期間のバックテストを無料で行う方法です。通常は、MT4の標準装備されているメタクオーツ社のヒストリカルデータをDLしてバックテストを行う方法が良く知られていますが、ここではTickDataSuite (ティックデータスイート)という高精度のバックテストツールを利用します。
準備するもの
・XM社のMT4
デモ口座でもリアル口座でもOKです。
公式ページからアカウント登録をして、MT4のセットアップファイルをダウンロード&インストールして、MT4をセットアップしてください。
・TickDataSuite (ティックデータスイート)
精度の高いヒストリカルデータを提供してくれ、正確なバックテストを行うためのツールです。有料のサービスですが、メールアドレスのみで利用できる14日間の無料お試し期間があります。今回は、この無料期間を活用します。
・バックテストを行うEA
テストを行ってパフォーマンスを測るEAをご用意ください。
この際、複数のEAをまとめてテストしてしまうのがおススメです。
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TickDataSuiteとは?
TDS( Tick Data Suite )は、EA開発者御用達の有料バックテストツールです。
TDSを使えば、実際の相場に近い「変動するスプレッド」や「スリッページの発生」を含めた高精度のヒストリカルデータを用いてバックテストを行うことが可能となり、モデリング品質(バックテストのクオリティ)が99%になります。
TDS利用プランの価格
1ヶ月契約で4890円、年間契約で28490円、買切りプランで81900です。
最近の円安傾向でかなり値段に変動がありました。
どのプランも利用内容に差はありません。
全機能を14日間の無料お試し期間に使用できますので、使い勝手を確認しつつ、ちゃっかりEAのテストも行ってしまいましょう!
無料トライアルの登録手順
①公式ホームページの「TRY FREE FOR14 DAYS」をクリックします
②名前とメールアドレスを入力して「SUBMIT」をクリック
③登録したメールアドレスに14日間有効のライセンスキーが届きます。
「Download」をクリックします。
④開いたページからファイルをダウンロードしてください。
⑤ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックするとインストールが始まります。「次へ」をクリック。
⑥ツールを使うために必要な環境を準備します。ユーザーによってチェックが入る場所が変わる可能性がありますが、気にせずそのまま「次へ」をクリックしてください。
⑦「ライセンス条項および使用条件に同意する」に同意にチェックを入れ、「インストール」をクリック。
⑧「次へ」をクリック。
⑨「使用許諾契約書のすべての条項に同意します」にチェックを入れて、「次へ」をクリック。
⑩メールで確認した③のライセンスキーをコピペして、「次へ」をクリック。
⑪インストール先を選んで(特にこだわりがなければそのままでOKです)、「次へ」をクリック。
※ちなみにお試し期間の利用は同一PCで1回のみとなります。
2回目以降は、以下のエラーメッセージが出てしまいます。
おススメはしませんがパソコンとメールアドレスを変えれば、何度でも試用期間を繰り返すことは可能です。
⑫TickDataSuiteを起動するにチェックを入れて、「完了」をクリック。
これでインストールは完了です。
⑬TDSが起ち上がったら、ソースを開いて「Dukascopy」を選んでください。
⑭次に、ヒストリカルデータを取得したい通貨ペア(この画像ではUSDJPY)を選びます。青枠の「・・・」をクリックして操作ウインドウを開き、「全期間」をクリックしてウインドウを閉じてください。
その後、赤矢印のDLマークをクリックすると、ヒストリカルデータのDLが始まります。PCのスペックによってかなり時間がかかる場合があります。
⑮DLが終わったら、このTick Data Managerは終了させてしまって構いません。MT4を起動し、ストラテジーテスター画面で「ティックデータを使う」にチェックを入れるとスプレッドが自動的に「変動」に変わります。
この状態で、いつも通りバックテストを行うと精度の高いヒストリカルデータと現実に近い変動スプレッドを踏まえて、信頼度の高い過去検証が可能となります。
ぜひ皆さんもお試しください!
最後にちょっと宣伝です。
Amazon Kindleで出版している私の著作です。
ご興味あればぜひ読んでみてください。
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