総合商社の中の人あれこれ
こんにちは!まずは私のnoteに興味を持っていただき、ありがとうございます。
本noteでは、「総合商社の中の人あれこれ」というテーマで書いていきたいと思います。
ちなみに、私は現役の商社マンだったりします。
いろいろなタイプの商社マン
商社マンたるもの、お付き合いする業界や取引先にあわせてナンボなので、自然と付き合う相手に寄っていく(似ていく)のが普通です。
ということをおさえつつ、ここでご紹介するのは、次の4つのタイプの商社マンです。
1.鉄鋼業界の営業
2.食品業界の営業
3.輸送機器の営業
4.電子IT業界の営業
1.鉄鋼業界の営業
彼らはとにかく「カタイ」雰囲気ですね。
いつても黒のジャケットを着て働いているイメージがあります。
それに「鉄は国家なり」という言葉を地で行く感じもしますね。
業界が古いことが影響しているのかもしれません。
ちなみに、製鉄メーカーが集約されてきているため、サプライヤーの方が力関係的に強いことがしばしばあるようです。
そうなると、強いサプライヤーと、金を払ってくれる顧客(当然、力関係上強い)の間で挟まれてしまうので、大変みたいです。
2.食品業界の営業
彼らは多忙・せっかちというイメージです。
商社のトレードビジネスにおいては、「単価×◎パーセント」がマージンとして商社に入る仕組みであることが多いのですが、食品業界では扱う商材の単価が小さいため、薄利多売の商売となることが多く、結果として、商品を売るため四六時中メールしたり電話したりと動き回っているのが彼らです。
噂で聞いたところによれば、飲み会中でもノートパソコンをカタカタして働いていることがあるとか・・・
個人的には、1番行きたくない部署ですね。。。汗
3.輸送機器の営業
彼らはスマートな印象ですね。
賢い・利口な感じです。
日本の乗り物を世界に輸出するにあたって、世界の(厳しい)法規制などを調べ上げるなどの必要があるためか、賢い人がそろっているイメージです。
また、製品の性能や仕様といったものもガチガチに決める必要があるので、技術的な話も分かっている必要があります。
輸出をするにせよ、輸入をするにせよ、英語を必ず使うことになるので(欧米人とも頻繁に接するので)、語学も堪能な人が多い気がします。
4.電子IT業界の営業
彼らの印象としては、カジュアルなイメージです。
業界的に新しいせいか、接待も少ないようだし、商売上の(変な)習慣みたいなものも少ないみたいなので、割と自由そうな気がします。
とはいえ、業界柄、どんどん新しい商材・ビジネス・コンテンツが誕生し、既存のものと入れ替わっていくので、そういった流れをつかむ「眼」を養い、フットワーク軽く行動していかないといけない人たちであり、それはそれで大変そうです。
これからは、IoTや自動運転、ウェアラブル、AIなど、どんどん新しいものが市場に投入されていくでしょうし、彼らの眼前には、面白い世界が広がっているのは間違いないんだろうなと思います。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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それでは、またお会いしましょう!
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