
一般社団法人A-GOAL様│マンスリーファンディング事例
Syncableには弊社ファンドレイザーによる、マンスリーファンディングやクラウドファンディングといった寄付キャンペーンの伴走支援サービスがございます。
寄付キャンペーンの立ち上げ準備から公開、キャンペーン期間中により多くの支援者を集めるために、各団体様をサポートさせていただいております。
今回インタビューをさせていただいたのは、一般社団法人A-GOALの皆さんです。団体設立1周年にあたり、マンスリーファンディングを立ち上げ、弊社の伴走支援を利用していただきました。
https://syncable.biz/campaign/1681/
達成金額:毎月81,283円(年975,396円)
支援者数:83人

一般社団法人A-GOAL
2020年5月に設立。
地域スポーツサッカークラブを「ハブ」にしたコロナ対策支援を行っている。
インタビューを受けていただいたのは、代表の岸様と設立当初からのメンバーで広報担当の青柳様、学生メンバーで広報担当の大関様です。

代表 岸様
A-GOAL代表理事。スポーツを通した国際協力を専門としている。
本業とは別にプライベートでA-GOALプロジェクトを立ち上げ、運営している。
広報担当 青柳様
設立時から団体の運営にかかわる。
普段はJICAに勤め、アフリカのマラウイで働いている。
広報担当 大関様
昨年9月に行われた24時間チャリティーライブから参加。普段は大学3年生で、団体内ではTwitter支部とマラウイ支部に属している。
スポーツクラブを”ハブ”とした支援

――貴団体様の事業内容について教えてください。
大関:A-GOALは現在、ケニアとマラウイ、ナイジェリアの3か国をメインとして活動しています。プロジェクトの特徴は、スポーツクラブを”ハブ”とした活動をしているということです。
サッカーは、アフリカのどの国でも根強い人気を誇るスポーツです。スポーツをツールに、誰一人取り残さない国際協力を目指そうと活動しています。今ではサッカークラブに限らず、他のスポーツクラブもハブにしています。
青柳:最初のA-GOALを立ち上げた経緯は新型コロナウイルスが大きな原因でした。
新型コロナウイルスが流行し始め、アフリカ各国でもロックダウンが行われました。アフリカのスラムなどでは日雇いとして働いている人が多くて、ロックダウンになると一切の収入が無くなってしまいます。
現地の人から「ウイルスでは死ななくても飢餓によって死んでしまうかもしれない」というメッセージを受け取りました。そこで、「なにか緊急支援ができないか?」という想いから地域スポーツクラブを「ハブ」にしたコロナ対策支援のプロジェクトを開始しました。
現地のスポーツクラブはもともと地域との繋がりが強いので、それぞれのクラブが持っているネットワークや信頼関係を活用して政府などの支援が届きにくい孤児やシングルマザーの家庭などを中心に支援を行っています。
対外的な発信と、内部への発信の両方を重要視
――団体内での役割分担・工夫を教えてください。
青柳:もともとマンスリーファンディングの提案をしたのは僕です。マンスリーファンディングをすることが決定してからは、広報の中で僕ともう一人が全体の管理をし、大関さんをはじめとした学生メンバーがSNS担当という風に役割を分担しました。
岸:クラウドファンディングなどの寄付キャンペーンを始める時、「やるぞー!」といった組織内の機運を高めるという対内的な側面と「寄付を集めてます!ご協力ください!」と外部に発信する対外的な側面のどちらも重要だな、と思っています。
対外的な部分は大関さんを中心としたSNSチームが担い、Twitterでキャンペーンをやっていただいたりとほぼ毎日のペースで発信していただいていました。
一方で「今このくらい寄付が集まっているから、次はこんなアプローチをしよう」だとか「こんな方から寄付をいただいてますよ」などのアイデアを内部に共有するのは、設立当初から関わっていて全体が見えているようなメンバー(私や青柳さん)たちがリードしてました。
自分たちでは思いつかないアイデアを提案してもらった
――貴団体のファンドレイジングにおいて伴走支援はどのような知見や行動をもたらしましたか?
岸:我々の中では当初無かったアイデアを提案していただきました。例えばTwitterでのリツイートキャンペーンですね。それを、大関さんをはじめとしたSNSチームの学生たちが頑張ってやってくれました。

青柳:他にも、伴走支援によって他団体のファンドレイジング事例を交えながらマンスリーファンディングの準備を進めることができました。そういうのはすごく役立ちましたね。
大関:実際に事例を提示していただいたことで、どんなふうにやればいいのかとか、何を参考にすればいいのかなどがより明確になり、取り組みやすかったです。
Twitterの運用は僕の他に大学1年生メンバーが2人いました。彼女たちがいなかったら運用は難しかったです。実際、投稿の時に「誰がその日に投稿するのか決めたはいいけど、午前中は空いているが午後は空いていない」など…日によってそれぞれスケジュールが異なるため役割分担が難しいと感じる時もありました。
伴走支援によってゆとりを持てた
――マンスリーファンディングの伴走支援の感想を教えていただきたいです。
青柳:うちはみんな仕事や学校といったメインの活動があって、A-GOAL専属のメンバーがいないんです。もしも伴走支援を使ってなかったらと考えると、キャンペーンページの作成や集客を自分たちでやるのはかなり大変だったんじゃないでしょうか。伴走支援を使うことで、計画を立てて準備をし、リリースすることができました。
マンスリーファンディング開始後は、サポーターを集めるのが大変でした。集まらない時期もあったんですが、「そういう時期は集まりくい」といったことを教えていただいて、「ああ、そういうものなのかな」と気持ちが楽になりました。自分たちだけではそういうことはわからないので、精神的に安心できました。
岸:伴走支援を使いマンスリーファンディングを行ったことで良かったことが2つあります。
1つ目はメンバーの成長の機会になったことです。特にTwitter等で外部に発信しているメンバーたちは、今回団体にコミットする機会ができた一方で、情報を発信するためには自分自身が活動について知らなければいけないんですよね。それによってA-GOALの活動やメンバーについて知ろうとしたり、それぞれが役割分担することで、それぞれが成長したと感じます。
もう一つは、様々な人たちとの関係構築ができたことです。今まで繋がっていなかった人や、あまり連絡を取っていなかった人にも久しぶりに連絡する機会になりました。さらには他団体から「一緒にイベントをやりませんか?」といったお誘いや「マンスリーではないけど、協賛できませんか?」といった声掛けもいただきました。
もし伴走支援を利用していなかったら、自分たちで全部をしなければなりません。おそらく寄付キャンペーンを立ち上げることだけにいっぱいいっぱいになってしまって、それ以外のことに手が回らずせっかくいただいたお誘いも断っちゃったかな…と思うんです。伴走支援があったことで、付加価値を生み出すことができたのでよかったです。
マンスリーファンディング(継続寄付者キャンペーン)といったらSyncable

――なぜ今回Syncableを使用したのでしょうか。
青柳:マンスリーファンディングといったらSyncableのイメージがありました。他の様々な国際協力の団体も使っていて、プラットフォームとして使いやすいイメージがありました。
――今後のSyncableの活用予定をお聞かせください。
青柳:バースデードネーションを使用してみたいです。
あとは、A-GOALの中でもプロジェクトの立ち上げや新しいことをやってみたいということがあったときに、そこまで大きな目標寄付額ではないかもしれないけれど、寄付型クラウドファンディングをやってみたいです。
岸:寄付キャンペーンも複数作れますよね。是非そこは活用したいと思ってます。
――今後マンスリーファンディングを立ち上げたい団体に向けて一言メッセージをお願いします。
青柳:Syncableの伴走支援は、プロのファンドレイザーの方がついてくださります。自分たちだけでやるよりも何倍にも成果が上げられます。伴走費は少しかかりますが、絶対にやった方が良いと思います。
弊社ファンドレイザーに相談してみませんか?
弊社ファンドレイザーによる伴走支援に興味のある方は、まずはお話だけも聞いてみませんか。
ファンドレイザーによる無料の相談会も随時行っており、寄付キャンペーンを立ち上げてみたいがイマイチやり方がわからない、よりたくさんの支援を集めるにはどうすればいいのか?など、様々な疑問にお答えします。
興味のある方はぜひお問い合わせください。
▽個別相談会への申込みURLはこちら▽
▼寄付キャンペーンの関連記事▼