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ミニシアターというか超マイクロシアター

こんにちは、アットシアターのオーナー・映画監督の速水です。


感染予防対策

アットシアターは今までも感染予防対策を政府のガイドラインにしたがってやってきています。しかしながら実際にステッカーの申請をする時間さえもないぐらい忙殺されていた。

1年目(2020年)は全部イベントがキャンセルになり、政府の支援ではとてもやっていけるようなものでは無かった。実際問題、ミニシアターといえど、僕のシアターはスーパーマイクロシアター。弱小のさらに下。業界人が行った「ミニシアターを救え!」というプロジェクトがありましたが、そのリストにも乗らない一番の弱小シアターです。それでいてアーティストを育成し、アーティストの場をアーティストが作っていくんだ!というコンセプトで売上度返しで運営してきた一番志の高いシアターだと自負している。そういう意味では誰からもサポートを得られない特殊なシアターになってしまったわけです。正直落ち込みましたよ・・・

緊急事態宣言でのキャンセル続出

ステッカーの申請なんてやってみれば何のことはない10分もあれば出来てしまう。それさえも出来ないくらいの忙しさだった。。。想像できるだろうか?1年目のキャンセルの嵐から、2021年の緊急事態宣言でようやく予約の問い合わせをしようかな、という連絡をいただき始めていたものがまたごそっと消えた。2度目の緊急事態宣言・・・そしてその「延長」が言い渡されたことで「死の宣告」に近い状態にまで陥ってしまった。

今まではガイドラインやマニュアル作り、キャンセルに至った利用者様への説明や対応などやることは多かった。もともとうちは超低額で利用できるミニシアター・小劇場・ライブスペースとして運営している手前、キャンセルを食らった時の痛手が大きいためキャンセル料の返金は「なし!」としている。もともと箱貸しビジネスがメインではなく、芸術家が自ら発信の場所であるミニシアター・小劇場・ライブスペースを守っていくというユニオンシアターな訳だから当然なのだが、これを読んだ多くの方は馴染みがないのかもしれない。ようやくステッカー発行の手続きに踏み切れた・・・だから何だ?という感じではあるが、多くの利用者(今はゼロ)や観客の皆様に安心していただくためにも・・・と思っている。

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記事を読んでくださりありがとうございます。これからも、生活、生きること、暮らすこと、を見つめながら発信を続けていきます。一人でも多くの方の心と身体、生活が豊かで優しくあれたら幸いです。