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新宿ミニシアター・小劇場

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新宿にあるアットシアターについて綴っています
運営しているクリエイター

記事一覧

小劇場の経営してみて思うこと

小劇場の経営してみて思うこと

映画監督の速水です。
最近はかの有名な稲森財団様の京都賞(ノーベル賞のようなもの)の動画の総監督として半年近くやってました。

このコロナ禍で、なかなか監督の仕事もなかったり、僕の経営するミニシアターも利用者激減というかほぼ閉鎖状態だったり。いや死ぬかと思いました。(まだそれは続いている)

ミニシアターを生まれて初めて経営して思うこと。
沢山ある。

僕のシアターはこちら

そもそも立ち上げた背

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劇場の配信についての発見?!

劇場の配信についての発見?!

配信設備が意味ない?コロナ禍、シアターはほぼ稼働していない。うちのようなマイクロシアターは三密になりやすく、もともと座席数が少ないため、集客を半分にしてやると、ほとんど開催の意味を問われるレベルになってしまう。(8〜10人程度の集客)

そんな中でも何かしらイベントを開催したいと熱意のある表現者からポツポツと問い合わせの連絡がある。

新宿区の支援のおかげで導入した配信のスイッチャーやモニターやカ

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アーティストがしびれを切らしている【小劇場・ミニシアター日誌】

アーティストがしびれを切らしている【小劇場・ミニシアター日誌】

アーティストがしびれを切らしている
オーナー・映画監督の速水です。
オーナーとして最近感じること。
「アーティストたちがしびれを切らしている」
このことを強く感じる。

なぜそう感じるのか?
経営をしてきての肌感という直感ももちろんあるのだが、一番の理由は「問い合わせ」だ。
問い合わせが少しずつではあるが増えてきている。
そしてサイトへのアクセス数の急増だ。
アクセスはシアターの利用予約ページとこ

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コロナ渦 小劇場の今 Episode 01

コロナ渦 小劇場の今 Episode 01

シアターオーナー・映画監督の速水です。

2020年からコロナの影響で僕が新宿で運営しているミニシアター・小劇場も大きな打撃を受けています。利用者に当たる劇団や上映をしたいという映画プロデューサーや配給や監督さんも激減しました。ミニシアター・小劇場がこういった場合に受けるダメージっていうのはいくつかあります。ひとつは家賃。シアター・劇場の家賃そのものがかなり大きい。なぜなら大抵の場合通常の会議室や

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ミニシアターというか超マイクロシアター

ミニシアターというか超マイクロシアター

こんにちは、アットシアターのオーナー・映画監督の速水です。

感染予防対策アットシアターは今までも感染予防対策を政府のガイドラインにしたがってやってきています。しかしながら実際にステッカーの申請をする時間さえもないぐらい忙殺されていた。

1年目(2020年)は全部イベントがキャンセルになり、政府の支援ではとてもやっていけるようなものでは無かった。実際問題、ミニシアターといえど、僕のシアターはスー

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