仮想通貨セキュリティー対策
みなさん私のNoteをご覧になっていただいているという事は仮想通貨関連のゲームを遊んでいる方かと思います。
その際MetamaskやPhantomwallet等…主にMetamaskのWeb3ウォレットをご利用になられているのではないでしょうか。
その際私も実際に不自然に思った事がありそれらに対して対策した内容を投稿させていただきます。
忙しい人向け→【2.実際に行った対策】だけ見てください
1.事の発端
1.1謎の仮想通貨？
MetamaskをWebで表示し自身のウォレットの中身を見たところ見覚えのない仮想通貨がAirdropとして入っていました。
【右上の…を押してアカウントをエクスプローラーで表示】
これらの赤い下線で引いたもｍのは見覚えのない仮想通貨になります。
どうやらグーグルで調べたところScam Airdrop（詐欺エアドロップ）なるものと判明しました。
1.2これが入っているだけでやばい？
仮想通貨をAirdropされただけで問題はないと思います。
これらの通貨はPancakeswapで交換できる通貨になっています。
実際にはSwapをしていませんが、もっている通貨を交換しようとしたところ96BNB(約376万円)のようでした
当然交換できるわけがなくそんなおいしい話はありません。
詳細は海外の注意喚起の動画やRedditを見たりして自分なりにかみ砕いた内容ですが。
1.Pancakeswap等で取引すると多額の手数料が引かれてしまう
2.やり方は不明だがシークレットフレーズ(暗証番号)を抜き取られてしまう
3.詐欺仮想通貨と一緒にBNBやUSDCと言った価値のある通貨も抜き取られてしまう
と言った内容が主に注意喚起されていました。
実際に私は怖くて試してはいませんが、絶対にSwapをしてはいけないという事だけは理解できましたでしょうか。
皆様も一度ご確認してみてください。
2.実際に行った対策
最低限これだけは行った方がよいというものを挙げさせていただきます。
最高のセキュリティーを維持する場合はハードウェアウォレット等際限がないのでこちらは省略させていただきます。
2.1メタマスクの自動ロック設定
まずメタマスクの自動ロック設定です。こちらは設定時間たったら自動的にログアウトのような事をして再度パスワードを聞いてくれる設定になります。
上記の手順でオートロックタイマーを設定する事が出来ます。
2.2よくわからないサイトの接続解除
上記の設定から身に覚えのないサイト、もうやらなくなったゲーム等はきちんと接続解除しておきましょう。
2.3Revoke設定
以下のリンク先の方が詳細に記載してあるのでご参考ください。
私も以下のサイトを参考にしてRevokeする事が出来ました。
Revokeは簡単に言うとApproveしたものを取り消す作業です。
Approveとは入っているお金やNFT等を自由に移動してもいいですよという権限を与える【承認】の事を言います。
簡単に言えば奥さんに銀行の口座と通帳、キャッシュカードを渡している状態でお金の移動等を自由にしてもいいですよと言っているような物です。
でも、こういった信頼できるパートナーでさえ事件として夜逃げや大金の持ち逃げ等が現実でも起こっていますよね？
Web3なんて出来立てで信頼できる相手なんてそうそう多くないと思います。
そういった相手にApprove（承認）した状態で放置するのは危険という事です。
私はBSCScanで行ったので一例としてBSCScanでのやり方を挙げます。
①https://bscscan.com/へアクセス
②More→Token Approvals
③Metamaskからアドレスコピー
④検索欄へ貼り付け
⑤Connect to Web3からMetamaskを選択しWalletを接続
⑤注意文が出てくるのでOKを選択
⑥Revokeしたい内容を確認しRevokeボタンを押す
⑦手数料を支払いをして、Revoke完了
手数料は10円前後かかりますが、大した事ないでしょう。
私はPancakeswap以外はすべて一旦Revokeする事にしました。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか、Web3はよくもわるくも全てが自己責任です。
よくわからないサイトにアクセスし、お金を移動する権限をよく見ずに与えて、「お金が無くなったのでMetamaskの運営さんお金返して」
なんて都合のいいことは出来ません。
仮想通貨のゲームは初期投資も高く、現状そういった新規参入者でまだ理解が深くない方々に対して攻撃されているのも事実です。
今回は最低限、自己防衛できる内容を挙げましたがこの記事をきっかけにご自身で自分の資産を守っていくという意識につながれば幸いです。
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