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【日記】最近の中国人は日本人に対して無関心?

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■焼肉屋でランチ


2月末から朝食と昼食は食べない生活を送っている。
春節休みの間に、上海で飲み食いしすぎてめちゃくちゃ太ったからだ。
おかげで痩せてはきたものの、なんかパワーがでないと感じることが最近多くなっている。
そこで、この日は近くの日式焼肉屋のランチを食べようと決めた。


ここは接待でも使える良いお店で、夜は何度かお客さんを連れてきたことがある。
オーナーは日本人らしく、日本人が好きなスタイルを再現してくれている焼肉屋だ。


注文したのは、焼肉弁当。
三種類の焼き肉とご飯、サラダがワンプレートになったお弁当。

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味は美味しかった。
夜に食べている肉と同じレベルだった。


ただ、1つだけ受け入れられないのは「肉が冷めていること」だ。

おそらく、厨房で3種類のお肉を4切れずつ焼いてくれているだろう、というのは分かる。
でも、このお弁当になって出てきた時、どの肉にも焼き立てのアツアツ感がない。
白ごはんとスープだけがアツアツなのだ。


個人的な好みでは、肉も白ごはんもスープも全部アツアツであって欲しい。

肉を焼いている間に、サラダや漬物を盛り付けてセッティングしておく。
そして肉が焼けるタイミングでアツアツの白ごはんとスープもセット。
それと同時に焼けた肉を盛り付けて客席に出す。

こうであって欲しい。


中国生活の長いボクからすると、中国においてはこれが過剰な要求であると分かっている。

全てにアツアツを求めることはできない。
ただ、アツアツを妥協するのは、白ごはんとスープなのだ。

だから、逆転している彼らのスタイルに少々ストレスを感じた。


しかも、ロジカルに考えても彼らのスタイルが理解できない。
これもまたストレスだ。

焼き立ての肉が冷めるほどの長いあいだ放置してから弁当が完成する状況が推測できないのだ。


■スタバで読書


焼肉屋を出て近くのスターバックスに向かった。
この日は読書をすると決めていたのだ。
読んだのはこの本。


ボクは普段はKindleで読書する。
どんな本を読んでいるのか?は周りの人からは分からない。
だから、ボクが日本人なのか中国人なのかも分からないはずだ。


この本は電子版ないため、日本から紙の本を送ってもらった。

そしてこの表紙。デカデカと日本語が書いてある。

恐らく、向かいに座っている中国人マダムにも、隣の中国人カップルにも、バレているはず。

ボクが日本人だと。


ところが、なんとなく様子を伺ってみても、みんなボクに無関心。

ここが上海なら理解できる。
日本人だらけの街だから。
日本人なんて珍しくもなんともないだろう。

でもここは違う。
日本人が少ない街なのだ。

もう少し反応があるはず、と勝手に思っていた自分が恥ずかしくなった。

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