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『こんなのあったら』災害・緊急時アプリ

昔、「災害時にはツイッターでハッシュタグを利用しましょう」という情報が拡散されていたことを思い出した。探したらそのツイートが出てきた。

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上記画像は2015年に発信されたツイートだが、その後も周知されていたようだ。

しかし、この方法では以下のような問題があるのではないだろうか。

・ツイートが埋もれる
(検索で見つかりにくい)
・嘘情報を流す人がいる
・ツイートを消さない人がいる
・救助者以外に位置情報が知られる
・同じ通報に時間を取られる
・そもそも担当地域の救助者が
 情報を見ているのか不明

これらを考え、システムで解決するのがいいのではないかと思った。「要救助者」と「救助者」の迅速かつ正確なマッチングアプリみたいなもの。



それに加え、緊急時の通報アプリもあればいいなと思った。例えばこんな機能。

・110 or 119 選択

・最初に位置情報送信

・チャット &
 選択   &
 登録情報 で 詳細確認

簡単な流れとしてはそんなイメージ。音声でやりとりを取るのが困難な方、自分の位置情報が不明で音声による通報では時間がかかってしまう方などに役立つ想定。


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🌸110番アプリ

まず、それが存在するかを調べてみた。どうやらあるようだ。

警察庁110アプリシステム
導入方法・使い方

聴覚や言語に障害のある方や音声による110番通報が困難な方が、事前に登録すると使用できるようだ。機能としては

・チャット通報
・位置情報送信
・写真送付

ができるらしい。


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🌸119番アプリ

これもあるみたい。

総務省消防庁Net119緊急通報システム

音声による119番通報が困難な聴覚・言語機能障害者が円滑に消防への通報を行えるようにするシステムらしい。機能としては

・「救急」「火事」選択

・位置情報発信

・登録情報 と
 テキストチャットで詳細

イメージしていたものに近い。使ったことないからわからないけど、通報するような緊急のときに文字を入力するのは困難じゃないのかな。1タップで回答できる形式とかあればいいと思う。

他にもアプリを探していたら以下のようなものがあった。

coaido119
Coaido119(コエイドイチイチキュー)は、119番通報をしながら周囲にSOSを発信できる緊急情報共有アプリです。事前登録した周囲にいる医療有資格者や救命講習受講者、AED設置者等に助けを求めることができます。

へぇ~知らなかった。


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🌸救助マッチアプリ

地震や津波が起こった場合、以下のようなものがあればいいと考えていた。

・要救助者の位置情報や人数
 必要情報を送信
・近くの救助隊が受信
・誰がどこに向かうか選択
・終了したら完了に

ツイッターでやっていたことをシステムでやるイメージ。もっというとウーバーイーツの救助版みたいなもの。上記は基本的な流れだけど、詳細を受け取るための選択・チャット機能とかもあっていいと思う。

救助者の誰がどこに向かっているかがわかるし、同じ通報に時間を取られることもないと思う。

こういったものは探してみたけど見つからなかった。似たような情報ならあったけど。

地域防災の持続的向上可視化アプリケーションの技術開発

アドレス的にここの情報かな。

あとは、スマホの画面が壊れたり身動きが取れなかったりする状況で119できるアプリもあるみたい。スマホを振って「はい・いいえ」を答えることができるらしい。

RES救(アンドロイド限定)


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無いのなら救助マッチアプリみたいなものがあればいいんじゃないかと思ったけど、実際現場の人はどう感じているのか興味がある。現場を知る人の意見を聞いてみたいね。私がいくら考えたところでわからないし。

この記事は私のような素人が調べただけの記事なので、間違えていたり他の情報があったりするなら教えてください。

救助マッチアプリに関しては、ツイッターでやるよりはいいと思うけど……どうなんだろう。無いってことは実現が難しいのか、あるけど私が見つけられていないのか。


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