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プチ断食のやり方について

食べたいけど、我慢。
朝から眠たくて仕事が捗らない。
そんな経験はありませんか?

ちょっとした食事時間の制限を行うことで、あなたの体調が改善し、ダイエットも可能で、朝からも活力が獲得できるんです。

その方法はプチ断食。

リーンゲイズなどとも呼ばれている手法で、簡単に言えば1日で食事できる時間を制限することにより断食のような効果を獲得しようというものです。

ここでは、プチ断食のメリットやその方法と注意点について説明します。

プチ断食とは

プチ断食とは、断食の縮小版です。断食と言えば、1日またはそれ以上の日数を何も食べないか、または、流動食のような食べ物だけを食べるかといった手法が有名です。

断食をすることで人生が変わったなどという喜びの声もある中で、負荷が高くて挑戦できないという方も多くいらっしゃいます。そこで、断食がちょっと気になるという方にオススメできるのがプチ断食です。

プチ断食は、1日24時間の内、男性であれば8時間程度、女性出れば10時間程度の食事可能な時間を設け、それ以外でカロリーを一切取らないというシンプルなやり方となっています。

このシンプルさが受けて、ヨーロッパ圏などの国々で流行しています。

プチ断食を勧める理由

プチ断食をオススメする理由はいくつかあり、
・痩せやすい
・体調が良くなる
・デトックス効果が期待できる
・朝の頭がすっきりする
という効果が個人差はあるものの期待できます。

 プチ断食で痩せやすい体作りを

プチ断食は痩せやすいと言われています。いくつか理由は考えられますが、大きな理由としては食事量です。プチ断食は8時間という食事が可能な時間の中で行います。

必然的に朝ご飯と昼ご飯、または、昼ご飯と夜ご飯といった組み合わせで食事をすることになります。

普段3食の食事をされている方が1食減らす場合、1食分のエネルギーを得るために昼と夜に0.5食分ずつ増やす計算です。しかし、いざ食べようとしたとき意外にも食べられないもので、実際には1.3食分程度ということもあります。

このように、自然と食事量が減ってくることもプチ断食の効果であり、痩せやすいと言われている所以となっています。

プチ断食で頭がスッキリする

プチ断食の方法は後ほど述べますが、私が実践するやり方では朝ご飯を食べません。よく、朝ご飯を食べないと元気が出てこないと言われていますが、学術の世界では朝食の是非の議論も決着はまだ付いていない状態です。

すなわち、朝ご飯を食べるのか食べないのかについてはあなたが好きに決められます。少し脱線しましたが、朝ご飯を食べないことで得られるメリットは血糖値を急上昇させるタイミングを午前中にもってこないことです。

集中力が切れたり、眠気が来たりするのは血糖値の乱降下が原因と言われています。朝ご飯をしっかり食べると言うことは、ご飯によって血糖値が一気に上がるタイミングが出てきます。

もし、食事をする時間が仕事の開始時刻に近ければ、あなたの仕事中に血糖値が上昇し、その後すぐに降下することになります。このとき人間の体は眠気に襲われます。

プチ断食によって血糖値の乱降下の回数が減り、結果として頭がスッキリするでしょう。

プチ断食で体調が良くなる

これはプチ断食だけがもたらす効果では有りませんが、プチ断食を行うことで他の健康的な活動である筋肉トレーニングなども前向きに行えるようになり、体調が良くなります。

前に述べているとおり、頭がスッキリしたり、痩せたりすることで気持ちが自然と前向きになります。

健全な精神は健全な肉体に宿るとも言われているとおり、前向きな気持ちになることでトレーニングもやる気が起きますし、体力が増えてくれば精神的にさらに余裕が出来てきます。このような改善サイクルが自然とできあがることで体調が良くなります。

プチ断食に必要なこと

プチ断食はシンプルな方法が故に人気があります。そのシンプルさは他の健康手法にはないもので、男性なら8時間、女性で10時間のカロリー摂取可能時間を作り、それ以外の時間ではカロリーを摂取しないという約束を自分とするだけです。

実際にどのようなやり方をしたら良いのかについて詳しく説明していきます。

 眠っている時間もカウントする
食べて良い時間以外は食べないようにするという考え方で生活するため、プチ断食はよく16時間の断食とも呼ばれることがあります。

16時間の断食と聞くと、起きている時間のほとんどを食べないようにしている感じがありますが、睡眠中も断食時間に入るので安心してください。

夜は早めにご飯を食べよう
会社員の方はお昼ご飯を12時から取られる方が多いでしょう。もし12時にお昼ご飯を食べたなら、その8時間後の20時までがカロリー摂取可能時間です。

なので、20時までに夜ご飯を食べて、その後は食べないという生活リズムとなります。このリズムで生活すると、朝ご飯は食べずに空腹の状態でお昼を迎えることになります。

プチ断食は可能なら朝ご飯を抜いた方が良い
ここまでの話で、朝ご飯を抜くことを前提に説明をしてきました。

その理由は社会人の生活リズムにあります。あなたが社会人であるならば夜のご飯を同僚などと食べることがあるでしょう。

そうなったときに、あなたが夜ご飯を抜く生活をしていたならば、せっかくのお誘いも断らなければなりません。もし、断らなかった場合にはせっかく継続してきたプチ断食記録が止まってしまいます。

健康などのために少し負荷を掛けて行う活動は、一度リズムが崩れると復活できるまでに時間が掛かるケースが多く見られます。

したがって、朝の時間ならばあなたが一番食事をコントロールできるでしょうから、私は朝ご飯を抜くことをオススメしています。

飲み物について
断食中に気になるのは飲み物です。どのような飲み物だったら大丈夫か?という疑問にお答えします。

答えは、水、お茶、ブラックコーヒー、無糖紅茶などカロリー表示されていない飲み物なら大丈夫です。

脱水は健康にも良くありませんし、集中力も低下すると言われていますので積極的に水分摂取を行いましょう。

ジャンクフードは避けよう
ジャンクフードは体に悪いので避けましょうとは言われていますが、私がここで避けてほしいのは少し別の理由からです。ジャンクフードはおいしく作られています。

塩が多く、アミノ酸などの調味料も豊富に用いられており、油も多量に含まれています。人間の文明は発達しましたが、脳の発達は原始時代とあまり変わらないと言われており、このような刺激の多い食べ物は食欲を加速します。

食欲が加速されれば、当然、断食中にお腹が減りますので、断食が苦痛になってしまうことでしょう。プチ断食を継続して成功させるためにもジャンクフードの摂取は控えましょう。

プチ断食を中断すべきタイミング

これまでは体に良いと言うことで、プチ断食を紹介してきました。

しかし、体調に悪影響を及ぼしているときや著しい睡眠不足になった場合は中止した方が良いです。

プチ断食は今までの生活リズムから大きく変わった生活へとシフトさせますので、やり始めた当初は体へ大きな負荷が掛かります。この影響で体調が悪くなることもありますので、徐々に体を慣らしながら行いましょう。

睡眠不足の時は体がいつ眠って、いつ起きているかわからないような状態です。

このような状態になっている時は昼と夜のご飯も十分ではないことがあるため、栄養不足に陥りやすいです。
しっかりとご飯が食べられる状態になってからプチ断食を行いましょう。

 まとめ

プチ断食は健康のためにオススメの手法となっています。
手軽に出来て、健康にも良く、朝の集中力も得られるメリットだらけの方法です。

プチ断食であなたの生活リズムだけではなく、その効果から出てくる大きなメリットを一緒に教授しませんか?


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