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【Sports X Leaders Program】ただの試合観戦ツアーではない。SXLPでしか体験できない海外研修とは?

 Sports X Leaders Program(以下SXLP)では、プログラムに海外研修を取り入れています。2020年度は残念ながら新型コロナウイルスの影響で実施されませんが、ここでは2019年度に実施したサンフランシスコ研修のとある1日をご紹介します。


◆サンフランシスコ大学

 海外研修は4日間に渡って行なわれ、主に、午前中は「講義」、午後は「視察」というスケジュールで進みました。

 「講義」パートは、現地の大学でスポーツビジネスを学びます。今回、お世話になったのは、サンフランシスコ大学のスポーツマネジメントプログラム。オフィス街にある非常にスタイリッシュなキャンバスでした。

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 この日のテーマは、Dr. Daniel Rascherによる「the economics of sport in the U.S.」。スタジアム建設による経済的インパクトの試算や、ネーミングライツの価値評価モデル等、具体的な数字をベースに講義が進んでいきました。

 当然、メンバーによって英語力に差はあったものの、上級者の力を借りながら、参加者全員が活発に質問や意見交換を行ないました。

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◆オークランド・アスレチックス

 午後は「視察」パートです。ただ、視察といっても、スタジアムやアリーナを見たり、試合観戦を楽しむだけではありません。スポーツの現場で働く方に対するヒアリングもセッティングされています。今回は、サンフランシスコ大学側で、全てのスケジュールをアレンジしてくれました。本当に感謝の言葉しかありません。

 初めは、オークランド・アスレチックスの事務所を訪問し、COOやSales Managerに話を伺いました。

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 オークランド・アスレチックスは新スタジアムの建設を進めており、コンセプトを核に据えながら、建設の進捗状況および周辺地域を含めた開発計画について、説明を受けました。

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◆eSports

 次に向かったのは、アメリカで大流行しているeSportsの専用アリーナです。

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 ここでは、ゴールデンステート・ウォリアーズのeSports部門責任者の話を伺うことができました。

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◆マイナーリーグ

 この日のプログラムはここまででしたが、夜はサンノゼまで車を飛ばし、マイナーリーグを観戦しました。

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 それぞれの観客が食事や会話を楽しみながら自由なスタイルで野球を観戦しており、観客は数えれば500人もいなかったかもしれませんが、全く寂しさのようなものは感じられませんでした。

 今思えばですが、ここにWith/Afterコロナにおけるスポーツの楽しみ方のヒントが隠されているのかもしれません。

 以上、サンフランシスコ研修のとある1日の紹介でした。

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