
安冨歩氏からのお詫びがまだ届いていません。
東京大学東洋文化研究所教授安冨歩氏は、多数が視聴する清水有高氏のYouTube番組「一月万冊」の7月13日番組内で、当会と防波堤滝本太郎弁護士につき、破壊的カルト集団である統一協会のシンパであって「闇の勢力」の一部であるが如き言葉を述べた。
これは、偽りであり、7月8日安倍晋三元首相が奈良市内で選挙応援演説中、自作銃で殺害されたところ、被疑者の母が統一協会に入信し家庭崩壊したことの恨みが、統一協会と関係するとされる故人に向かったものであると報道されていた時点での発言であるからして、著しい名誉毀損行為である。
このことにつき、清水有高氏は、弁護士滝本の7月14日の通知に対し、代理人弁護士を通じ7月16日の深夜「ご指摘いただいた動画についてですが、滝本先生からご指摘いただく前に、清水氏の方で間違いがあることに気付き、即座にカットしたとのことです。申し訳ありませんでした。出典の信頼性に注意し、情報の真実性を確保すべく、努力してまいります。」とのメール連絡により謝罪し、当該部分を削除するという姿勢を示した。
しかし、安冨歩氏からはなんの連絡もなく、7月18日付の弁護士滝本の書面に対しても、期限である7月23日正午まで何らの回答がない。
ここに、当会としても、安冨歩氏に対し、7月30日正午を期限とし、謝罪と滝本弁護士が求めると同様の行為を求めて通知し、あわせてここに公開する。
以 上
2022年7月25日
女 性 ス ペ ー ス を 守 る 会
ーLGBT法案における『性自認』に対し慎重な議論を求める会ー
安 冨 歩 様
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通 知 書
(滝本が7月18日郵送した書類から、住所等は削除)
前略、弁護士滝本太郎と申します。
既に、清水有高氏から連絡あったはずの事柄と思いますが、下記のことについて、安冨歩氏としてどう対応されるか返答を頂きたく、郵便にて問い合わせます。急ぎのため、ツイッターダイレクトでも連絡したかったのですが、それができない設定になっているので郵便のみとなります。
すなわち、清水氏の「一月万冊」と言う登録者数の非常に多いYouTube番組の「7月13日「日本は統一協会に支配されていた?」安倍晋三襲撃事件の謎。なぜ警備は甘かったのか?警察庁長官はアベ友の中村。日本をウラから支配するのは統一教会と自民党カルトなのか?」と題する番組にて、下記のとおりの会話がありました。
(46:18頃から)
安冨 「で、そのかなりショックなのがね滝本太郎って言うオウム被害で有名な弁護士こいつがね、この女性スペースなんです。」
清水 「え、どう言うこと?」
安冨 「LGBT反対のやつで統一教会の奴らと一緒に記者会見開いてるんです」
安藤 「え、そうなの?」
―とし、藤倉善郎氏のツイート書き込みを安冨氏が流す
清水「あらーあらー、ナンマンダムナンマンダム」
安冨 「この人なんかはだからさあ、あれでしょオウム被害ってことはイシイコウキとか凄い一生懸命取り組んだ問題なんでしょ、オウム被害救済とか、そう言う人たちと一緒にやってた人な訳ですよこれは。これが今度はこっちに回ってる訳ですね、この問題に関して言うと」「そこに何があったの、なにがあったんすかと言う感じだよ」
清水 「きっついなあ」「日本は知らん間に、闇の勢力に乗っ取られちゃた」
安冨 「いや、その勢いでしょう」
しかし、
① 藤倉氏のこれら書込みには、「女性スペースを守る会」の下記に説明してあるとおりでまったく信頼性のないものであって、同会や当職と統一協会の関係は一切ないものです。
https://note.com/sws_jp/n/n6990429e49b3
② 同会は、LGBTのうち性自認につき、このような主観的な概念を法令において承認していくことは、どの男も女性スペースに入り易くなるものであること、女子スポーツ選手権を崩壊させるものであること等から、反対しているものであり、統一協会とは一切関係のないものです。
③ 当職は、長年カルトと相対峙し、今も続くオウム真理教との闘いと同様に、統一協会とも闘い続けてきている者です。
そこで、7月14日、責任者である清水氏はこれにつきどう対処されるか「当職としては、当職が原告、安冨氏と清水氏を被告とする名誉毀損訴訟もあるものの、貴番組自体によってこそ、名誉回復がされるべきものと考えます。」等を、7月16日正午を期限として連絡しました。
すると、16日深夜、その代理人弁護士から、とりあえず要旨
「ご指摘いただいた動画についてですが、滝本先生からご指摘いただく前に、清水氏の方で間違いがあることに気付き、即座にカットしたとのことです。申し訳ありませんでした。出典の信頼性に注意し、情報の真実性を確保すべく、努力してまいります。」
の回答があり、実際削除されていました。当職は、清水氏側に対して、この事実を自ら公にすることなど要請しております。
さて、安冨氏におかれても、清水氏が安冨氏発言部分を含めて当該部分をカットした以上、この連絡を受け了解した上での筈ですから、この経緯は既に承知しているものと存じます。
つきましては、貴方様としてどう対応されるかしりたく、ここに問い合わせます。
具体的には、
第1に、この間違った事実を発言された経緯を説明されたい。
第2に、当職の名誉を毀損したことについての、姿勢を示されたい。
第3に、この間違い、名誉棄損、お詫びの趣旨を、貴方様のツイッターその他で、1ヶ月以上は公にされたく、求めます。
第4に、また「女性スペースを守る会」の主張―下記の趣意書等に示されます―と関係ことについて、宜しければ同番組ででも、意見交換したく存じます。
番組は、多くの方が視聴し、また保存された番組を多数の方が視聴をしたのですから、単に一部をカットしたことにてその影響力、違法行為が消滅ないし回復したものでないことは明らかですから、これらを当職が求めることは、理の当然です。
以上のとおりです。7月23日の正午までにご返答ください。当職の連絡先は下記になります。
おって、安冨様の連絡先等をお教えくださいませ。
2022年7月18日
〒242-0021神奈川県大和市中央2-1-15-5階 大和法律事務所
弁護士 滝本太郎
〒 (東京大学 本郷キャンパス内)
東京大学 東洋文化研究所 内
安冨 歩 様
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