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静岡県条例は『トランス女性は女性だ』との証明効果はないので当会は賛成します。ただし【特記事項】記入欄の削除を求めます。

静岡県で計画中のパートナーシップ宣誓制度は、「宣誓を希望する二人の戸籍上の性別、性的指向、性自認を問いません。事実婚の異性カップルも対象とします。」となっており、なんら問題なく、当会は賛成です。

―異性愛カップルもそのまま可能いい換えれば異性愛者同士の場合であっても、一人が「性自認の食い違いがありで別の性のものとして遇せよ」というものではないからです。選択的夫婦別姓制度がないことから婚姻届出していない異性愛カップルなどの場合も使える良い制度と言えます。
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/shingi.nsf/pc_sosiki/C27D8CE8AF6B5E66492588290021CEF1/$FILE/06_kosshian.pdf

★静岡県のパートナーシップ宣誓制度は、東京都の同制度とは大きく違います。
東京都のは「双方又はいずれか一方が性的マイノリティであり、互いを人生のパートナーとして、相互の人権 を尊重し、継続的に協力し合うことを約束した二者を本制度の対象者とします。」となっています。異性愛カップルが使えないことから、片方がトランス自認の身体男女カップルの場合も同性愛であるとされます。つまり「トランス女性は女性である」という証明になってしまい、女性を自称する男性が悪用する危険性があります。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/02/14/documents/07_01a.pdf

ただし、証明カード裏面の【特記事項】に「**は、性自認が女性である」などと書くのが可能であるならば問題であり、特記事項欄は削除すべきである、と強く求めます。

また、これらパートナーシップ宣誓制度制度が、代理出産の肯定につながらないよう併せて求めていきます。代理出産は女性への苛烈な搾取であり、当会は一切許容しません。

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