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社民党は、アンケート回答をめぐる事態を説明され、真に修正するならば、直ちに党首名での正式文書でメール・ファックスにて送付されたい。


            2022年6月29日
社会民主党党首 福島瑞穂  殿
          女性スペースを守る会ーLGBT法案における『性自認』に対し慎重な議論を求める会ー


 社民党は、6月20日下記の回答を寄せた。これは昨秋の衆議院選でのアンケート回答に続く2回目であり、内容が異なったので当会は慎重に取り扱った。当会は、電話確認と他のルートとを使って確認し、この回答であると確認した。

 当会は、社民党にあって、昨年来、党首あてにも、多くの女性や性同一性障害の当事者らの声を届け、また性犯罪被害者支援の方々の声も届けていること、一部支部からの声も届いていると聞知していたことから、昨秋の「良い」「良くない」を選択しないという回答書と異なった回答を今回頂けたと理解した。

当会政党アンケートへの社民党からの回答・スクリーンショット


 しかるに、6月27日、社民党の、村田しゅんいち全国比例代表候補@Shunichi_Murata氏が、その党内の権限を明確にしないままに、下記ツイートをした。村田しゅんいち氏は少なくとも党首やいわゆる三役ではなく、党を代表できる立場でないにかかわらず、記載した。

今回の件は回答ミスです。申し訳ありません。
「女性の安心・安全」は守られなければなりません。しかし、その言葉を利用して「トランス女性は女子トイレ・女子風呂に侵入したい男性だ」という誤ったトランスジェンダー像を流布するトランスフォビア扇動・トランス差別には断固抗議致します。
https://twitter.com/Shunichi_Murata/status/1541353209230262272?s=20&t=JFkxOgxmK4VS3jpzkTJLDA
誤った、差別的なトランスジェンダー像の流布は絶対に許しません。事実経過を確認したところ、無回答とするつもりのところが伝達ミスでこのような回答になってしまったとのこと。ミスとはいえトランス差別に加担するような振る舞いとなり申し訳ありません。本部を強く注意し、再発を防止します。
https://twitter.com/Shunichi_Murata/status/1541351710752251904?s=20&t=JFkxOgxmK4VS3jpzkTJLDA


 実に異様である。社民党としての回答につき、同人が修正する権限があるがごとき記載をし、更に本部を強く注意しなどとするは、全く理解しがたい。

 更には、当会が批判しているのは「男性器あるままの人につき女性として遇せよ」という性自認至上主義(トランスジェンダリズム)であるのに、村田氏は「トランス差別」「誤ったトランスジェンダー像を流布するトランスフォビア扇動・トランス差別」などと記載し、当会の社会的評価をおとしめている。よって、村田氏は当会の名誉を毀損した者として不法行為法上の責任がある。そして、社民党には、候補者がその業務執行の際にした不法行為であるから、使用者としての責任が生じた。

 よって、
 第1に、ともかくも直ちに、党首名で、アンケートの回答を改めて直ちに党首名で明確にされたい。党首あてには、何度も事務局から明確にするよう要請しているが、未だ回答がなく異常である。選挙民を何だと思っているのだろうか。
 第2に、村田しゅんいち氏の社民党での立場、権限を明らかにされ、その処分いかんを明確にされたい。
 第3に、この村田氏による当会への名誉毀損の文言につき、法的責任もある立場として、村田氏に直ちに撤回させ、村田氏と党において、当会あてに謝罪するよう求める。

以上

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