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多くの人がデザインに先入観がある理由

こんにちは!
映像クリエイターのウズです!( ^ω^ )

そろそろ梅雨明けでしょうか?最近やっと太陽が顔を出してきてくれますね!嬉しい限りです!

映像クリエイターと名乗っている私ですが、デザインとは何か、については未だ絶対的な考えがあるわけではありません。
デザインとは無縁のお仕事をされている方なら尚更でしょう。

結果、デザインに対して偏見や先入観を持つ方々が非常に多いのですが、それは少しだけ間違っております。

今回は私が思うデザインについて、いくつか思う点があるので陳述していきます!

そもそもデザインの定義って何?

私含め、デザインで思いつく場所と言えば美術館ですね。
シーズンごとに作品展が開かれたり、地域ごとに特徴のある美術館があります。
実際私も美術館にはよく行くのですが、ここでいつも思うことがあります。

一般の方々が美術館に行くのはなぜでしょうか?
かの有名なホリエモンさん曰く、美術館の空気を吸うためだ、という意見もあります。
確かに作品の明確に知りながら訪れている人は少ないです。

しかし空気を吸うためなら森に行った方が良さそうじゃないでしょうか?
そちらの方がおいしい空気を味わうことが出来ます。

私が思うに、一般人が美術館を訪れるのは感情を整理したいから、だと思います。

私たちの日常生活は、世界から比較すると至極退屈で変わりばえのない事柄が多いです。
結果大人になるにつれ、感情を刺激されることや新しい出会いなどがなくなっていきます。

美術館という場所は、そういった人へ新しい刺激を与える場として活用されることが多いです。そしてそれは、人が言葉には決して表せない印象を与える可能性があります。それがデザインです。

デザインとは、人の感情に刺激を与えるものとして存在することが多いのです。
それは時に、私たちの人生を変えることだってあります。

デザインとセンス

絵や音楽、スポーツをしたことがある人は一度は聞いたことがあるフレーズがあると思います。
あの人にはセンスがある、というフレーズです。

センスとは、概訳すれば感覚です。
つまりセンスがある、という意味は感覚で一つの物事に対処できることを意味します。

デザイン業界でも、同様のフレーズはよく聞きます。
意味合いとしてはほぼ同じで、感覚で絵を描くことが出来る。感覚で映像を制作することが出来る。という意味です。

しかしスポーツとは一点だけ違うことがあります。
それは不特定多数の人々に類似した感覚を与えなければならない、ということです。
正直、これほど難しいものはありません。仕事やテストとは違って、明確な答えがないからです。

結果、センス(感覚を持つもの)がデザインに従事することが出来る、といった認識が生まれ、一部の人間にしか出来ないことだと世間は認識しました。

多くの人が自分にはセンスがないから、と思っているからです。

良いデザインに、センスなんて関係ない

センスとは、あくまで感覚です。
センスで仕事をしている人も一部世の中にいますが、良いデザインを考えた人が必ずしもセンスがあるわけではありません。

例えば今の時代、モノというのものは溢れ返っています。
モノ自体に価値があるのではなく、多くの人が欲するモノに注目されます。
これ、先ほど話したデザインの話と似ていませんか?

つまり、みんなが良いと思ったモノに良いデザインが生まれるのであって、センスがあるから生まれるわけではないのです。

そして良いデザインを生むのに一番重要なポイントはセンスでなく、分析力です。

皆が良いと思うモノを分析し、形作る。これに尽きるのです。

よってセンスがないからデザインが出来ない・携われないというのは実は間違いなんですね。
もちろんセンスがあればデザインは出来ますが、なくても出来るということです。

まとめ

よくアーティストとデザイナーの違いは何か、と問題になることがあります。
今まで内容を振り返ると実はすごく簡単です。

アーティスト:センスでモノを生み出せる人
デザイナー:分析する資料があって、そこからモノを生み出せる人

とても簡単だと思います。

なのでデザインに先入観なんて全く必要ありません。
エクセルやパワーポイントを覚えるように、デザインスキルも覚えればデザイナーになれます。

むしろデザインの方が、工程作業にケチをつけられることが少ないので楽しいと思うんじゃないですかね。




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