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人生相談:赤ちゃんの泣き声が苦手。

生後5ヶ月の男の子の父親です。もともと聴覚が過敏ではあるのですが、我が子の泣き声をうるさく、疎ましく感じることに悩んでいます。自分自身に余裕があるときや短時間で泣き止むときには本当に可愛く思います。
けれど基本的には大きな泣き声が苦手で、可愛いどころかすぐに耳栓やノイズキャンセリングイヤホンをつけて防御してしまいます。
私は我が子に向き合えていないのでしょうか。愛情が足りない父親なのでしょうか。

またこの文章のはじめに「男の子」と性別を書いたのですが、なんでもダメダメの今の時代、<リベラル>な方々などに怒られてしまうのでしょうか。合わせてアドバイスをお願いします。
(47歳/男性/会社代表)


安心してください。あなたは素晴らしいお父さんです。私はあなたの心配事の真摯さに感激して少し漏らしてしまったくらいです。
赤ちゃん=可愛いと判で押したように決めつける社会ですから、親は赤ちゃんに大して否定的な感情を持つことに罪悪感を感じてしまいます。不平不満も言えず、ひたすら赤ちゃんを可愛がる良い親を演じなければなりません。けれど育児がいつも楽しいわけではありませんし、それどころか地獄のような苦しい時間もあるのが現実です。なぜそれがいけないのでしょうか? 誰だってそうやって育ち、育てられてきたというのに。
感情に嘘をつかずにまずはご自身を楽にし、その上で赤ちゃんの心身を守ってあげてください。そして辛いときには「辛い」と言葉にして吐き出してくださいね。そうしないと自分の感情が分からなくなってしまいますから、そっちのほうが大問題です。

「男の子」についてはもちろんOKです。だって男の子なんでしょう? 「男の子」と表することは性差別でも性の多様性を否定するものでもありません。おチンチンは今日も見えますか?確かに最近隙あらばどこからでも攻め立てようとする、お手軽な正義にあふれたひま人たちがおおいでちゅね。きけんでちゅからとくにおこさんはちかづけないようにちまちょう。ばぶ。(生後5ヶ月/男性/赤ちゃん)

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