「ごちそうさまでした」「お粗末さまでした」というジャパニーズカルチャー

なんでも一長一短。
ものは考えよう。
日本の謙遜文化も、時によっては良いところで、見方によっては欠点でもある。
そんな日本の謙遜文化から生まれたこの言葉。

「ごちそうさまです」
「いえいえ、お粗末さまです」

この言葉を知ったのは、学生の時。後輩がLINEでちょっとしてジョークを込めて使っていた。
おしゃれな表現だな、と思うと共に、日本の文化を感じられた。
「どういたしまして」に近い謙遜の言葉ですね。

似たような言葉は他にもある。

「つまらないものですが…」

つまらなくないんやで!決してつまらなくないんやで!
そう心で叫びながら粗品を渡す。
まず、この粗品という表現も謙遜文化の現れですね。

飲み会の席でも、最後の一つをなかなか誰も手を出さない。
そんな時、私はこう言います。

「日本人の最後の一個謙遜文化出てますよ。食べましょ」

謙遜はしてもしすぎることはない。
そう思います。

気になる言葉、魅力的な言葉を集める共同マガジン「コトバツムギ」を始めました。共同運営者は以前ライティングスクールで一緒に学んだもりやみほさん。私は、月~土までのうち、火・木・土を担当しています。

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