「ごはんフィッシュ」? いつもズレてるマクドナルドのネーミング
日々報道されるニュースの中から皆さんのビジネスに役立つネタ、知的財産に興味を持ってもらえそうなネタを紹介します。
今日のネタは、マクドナルドの新商品「ごはんフィッシュ」です。
■ マクドナルドの新商品「ごはんフィッシュ」!
今日はこのニュースを取り上げました。
本日登場マクドナルドの新バーガー、ネーミングセンスが妙に気になる一品だった
このニュースでは、3月10日に、マクドナルドが新商品の「ごはんフィッシュ」を発売したことを伝えています。
■ 「ごはんフィッシュ」というネーミングの違和感
「ごはんフィッシュ」という商品は、マクドナルドの「ごはんバーガー」シリーズの新商品です。バンズの代わりにご飯を使ったバーガーです。
バンズの代わりにご飯を使ったバーガーと言えば、モスバーガーの「ライスバーガー」が有名でしたが、最近はマクドナルドでも同じような商品を提供しています。
さて、この「ごはんフィッシュ」というネーミング。何とも気持ち悪い(苦笑)。
「ライスバーガー」や「ごはんバーガー」ならわかります。「パンの代わりにお米を使ったハンバーガー」と解釈することもできるから。
でも、「ごはんフィッシュ」って何よ?!
一般に、商品名で「A +B」という構造をとるときは、Bが商品の一般名、 Aが商品の特徴を示すケースが殆どです。Bが本体で、Aはそこにかかる修飾語。
本来なら、特徴(具材)である「フィッシュ」が先、商品の一般名を示す「ごはんバーガー」が後。正確に言うなら、「フィッシュ・ごはんバーガー」です。「ごはんバーガー(フィッシュ)」でもいいかもしれません。「ごはんバーガー」の魚バージョンという意味で。
これだと商品名が長くなるから短くしたということなんでしょうが、「ごはんフィッシュ」はないわぁ(嘆)
■ マクドナルドの変なネーミングは伝統芸
とはいえ、マクドナルドの変なネーミングは今回が初めてではありません。
「レモモモン」とか。
レモモモン? マクドナルド・改名バーガーズのネーミングがひどすぎる件
「ヘーホンホヘホハイ」とか。
事例・マクドナルド「ヘーホンホヘホハイ」から学ぶネーミングのコツ|商品の活用シーンをイメージさせる
最近も「チキチー」とか、「エグチ」とか。
もう伝統芸ですね。
また、マックが変な名前のバーガーを出してるよ!
そうして話題性を提供していく。これはこれで一つの個性なのかもしれません(笑)
では今日はこの辺で。
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