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地域包括支援センターでお仕事体験。

私の通っている専門学校は8月に一週間の夏休みがありました。
休みを使って、白岡市地域包括支援センター「ウエルシアハウス」へ行ってきました。

この記事は、四十五にして再び学生という身分を手に入れた私の「夏休みの絵日記」として読んでいただけたらと思います(笑)

白岡市地域包括支援センター「ウエルシアハウス」

その名の通り、ドラッグストアを展開しているウエルシアHDグループが運営している地域包括支援センターです。
訪問するのはこれで三度目。
我が家からだと埼玉県白岡市まで2時間掛かります。それでも行きたいと思うくらい私にとって魅力的な場所なんです。
面白くてとっても素敵なセンター長がいます。
今回、記事を書いてもいいですか?とセンター長に尋ねたら快諾してくださいました。

ウエルシアハウスはウエルシア薬局白岡店の敷地の中にあります。
無垢の木材がふんだんに使われたカフェ風の、道路側からもウエルシア側からも中が良く見えるオープンな建物です。
お買い物のついでに立ち寄れたり、道路側から姿を見かけたら中からすぐに声が掛けられる距離感。
こんな地域包括支援センター、見た事ありませんでした。

一階はまるでカフェ。
来訪された方の相談に乗ったり、体操教室や色んなイベントをそこで開催しています。子ども食堂までやっているそうです(現在は新型コロナウイルスの関係で子ども食堂は休止中だそうです)
私が行った時は「一緒にお昼を食べよう会」を開催していて、ボランティアさんがピアノを弾いて下さったり、皆で一緒に歌った後、各自用意してきたお弁当を食べました。

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ウエルシアハウスは、私の中にあった地域包括支援センターの概念を見事に引っくり返しました。
地域の方との温かい交流を垣間見られた事で、これからの地域支援のあり方を考えるきっかけをくれた場所となりました。


ウエルシアハウスでの体験①センター長

最初は学校から現場体験プログラムとして訪問しました。
学生が大勢で押し掛けたにもかかわらず、快く迎え入れてくれました。

当初の予定をオーバーするほど、民間企業運営の地域包括支援センターとして何が出来るのか、目指す姿をユーモアを交えて熱くお話しいただいて、それが時間を忘れるくらい面白くて。

その時に、実際の仕事の様子も見せられるから個別に訪ねてきてください、とおっしゃっていたので「これ幸い」と二度もやって来てしまいました(笑)
仕事を持っていたら、興味があるからと言ってそんなに簡単に「見学させてください!」なんて言えないですよね。
学生という立場を最大限活用しました(笑)

楽しかったのは、ウエルシアの敷地内の花壇で作ったトマトとオクラを収穫して、センター長と一緒にお昼ごはんを食べた事です(笑)
まさかそんな体験をするとは思っていなかった。
フェンスを越えて敷地外に伸びてしまったプチトマトを収穫するために草薮に分け入り、歩くたびに足元でバッタが跳ねていました。子供の頃のワクワク感が蘇ってテンションが上がりました(笑)
トマト、オクラだけではなく、枝豆やカボチャも植わっていました。それから藍まで!室内には藍がたくさん干されていて、藍染をやりたいそうです。


ウエルシアハウスでの体験②お仕事編

もちろん地域包括支援センターとしての業務の体験もさせていただきました。

見守り活動に同行して、車で市内を走りながら地域の課題をわかりやすく説明して下さいました。

社会福祉士や主任介護支援専門員の方の訪問業務にも同行させていただきました。
相談を受けた方に対する初回面談や介護保険等の申請手続だったり、介護予防のケアプランを担当している利用者様宅でのお話に参加させてもらったり、アセスメントの場をガッツリ見させていただいたり。成年後見についての打ち合わせにまで同席させてもらったり。

実習と言う訳でもなく、ご縁があって見学がしたいと申し出た見ず知らずの学生に対して驚くほど手厚く対応して下さいました。もう感謝しかありません。
そして学生の同行を快く受け入れてくださった地域の方にも心から感謝です。


心のお土産。


開放的なウエルシアハウスの室内に溢れるエネルギーにとにかくワクワクしました。何度でも足を運びたくなった理由はそこにあるんだと思います。

地域の方との人間味の溢れる関わりを実際に体験出来て、いつか自分も何らかの形でこうした地域支援に関われたらいいな、などなど考えたり。
何のキャリアもないけれど、まだまだ人生は長い!
これから一歩ずつ、あと20年くらいしたら、ちょっとは出来る人間になれてるかもしれない。
20年後。65歳。全然若い。


帰り際にセンター長が「またおいで」と。

その言葉がとても嬉しくて、厚かましくもまた行きたいと思っています。

これから実習や就活、受験勉強でしばらくは余裕がなくなるんだろうなとは思うのですが、次に行く時は「合格しました!」のご報告が出来るように頑張らねば。

そう決意を新たにして、後期も頑張ります!


投稿するのが恥ずかしくなるような拙い文章、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
難しい事は書けないけれど、こうした絵日記をもう少し書けたらいいな、と思っています。
学生の今だから経験出来る事、新鮮な気づきを大切にしていきたいと思います。



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