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中古マンションリノベ記録〜リノベ編 vol.2〜

中古マンションを買ってリノベーションしたい!と数年思い続け、ようやく念願叶ったので、購入するまで、購入してから、リノベの話を記録しておきます。

中古マンションを購入しようか迷ってる、リノベに興味がある方の参考になれば嬉しいです。

物件探し物件購入〜引き渡しを経て、リノベの打合せが始まりました。今回は1回ごとの打合せで何を話し、何を決めていったのかをお伝えします。打合せは全部で6回ありました。

4/10 1回目:初回のヒアリング

参加者:カウカモのリノベ担当の方、物件のリノベーションを担当する設計事務所cotoの方、夫と私

要望書を先に読んでいただき、また物件が決まった後だったので、その物件に応じた追加の要望を事前に伝えた上でのヒアリングでした。「こういうことですよね?」という要望の確認に近かったかなと思います。

このヒアリングで大事なのは予算をきちんと伝えることかなと思いました!物件購入時にいたカウカモの方は「550〜700万円くらいを目安に考えておいてください」と言ってたのが、その金額がそのまま設計事務所の方に伝わっており予算上限の700万円で提案が出てきそうだったので、550万円でできることを提案してほしいとお願いしました。

お金をかければかけるほど素敵になると思うんですけど、素敵な提案から予算を削減するために住宅設備をダウングレードしたり、やりたいことを削っていく意思決定は辛いだろうなと思い、下限での提案をもらいました。

結果的に、提案を見てから、ここをこうしたい、ここはこうしたいという要望が増えて、予算もそれに乗じて増えたので、スタートが予算低めでよかったなと思います。

この打合せでは宿題が出て、引越し後に持っていく家具・家電の一覧とサイズ、現在住んでいる物件の収納スペースの一覧とサイズを作成して、送付しました。

モノ・用途・サイズ・URL・備考をまとめたのですが、家具・家電・その他サイズ大きめのもの(ベビーカーやスーツケース)で計47点ありました。多い…

4/28 2回目:ラフプランの提案

参加者:物件のリノベーションを担当する設計事務所cotoの方、夫と私(以降すべての打合せも同様)

前回の打合せ後、設計事務所の方は物件の現地調査をして、図面のラフができてから打合せでした。ラフといっても、物件情報で見る間取りのようでした。

3案の提案をもらい、それぞれの特徴を説明してもらいながら、どんな生活になりそうかを想像しました。打合せ前日に図面を送ってもらっていたので、疑問点や気になる点も確認し、おおよそどの案でいくのかを決めました。

この回での宿題は、キッチン・フローリングなどのイメージを共有することで、Pinterestで「これだ!」というものに絞ったボードを作成し、共有しました。

5/15 3回目:修正図面、資材提案&見積もり確認

前回決めた案をブラッシュアップ&こちらからの修正依頼を反映してもらい、ドアやキッチン、フローリングなどの住設資材の提案をもらいました。

修正図面の扉には番号が振られ、それに対応した住設資材の提案をもらったので、色を変更したり、取手の形などを指定しました。

そして初めての見積もり確認!内装工事の工数、住設資材それぞれの金額を確認しました。この時点で570万円(税込)。

この物件はフルリフォーム済みなので、トイレや浴室はそのまま使うと決めていたのですが、見積もりを確認して玄関もそのままにしようと決めました。そんなに長時間滞在する場所じゃないし、他とテイストが違っても気にならないかなと判断。もし気になったら、住んでからどうにかしようと思いました。

5/21 4回目:照明・コンセント位置の相談&サンプル確認

ここまでの打合せはすべてオンラインだったのですが、サンプルを実際に見てほしいとのことで、初・対面での打合せでした(自宅に来てもらいました)。

床、洗面台・トイレの床、壁紙、キッチン用のパネル/タイルなどを見せてもらい、その場で決定したり、宿題にしたり。

図面には照明・コンセント位置が追加され、数は足りるのか、位置は問題ないかの確認をしました。コンセントは生活動線を想像すれば検討できるのですが、照明について大きな関心がなかったため、ダクトレールがいいのか、ソケットがいいのかを想像するのが難しかったです。ただ、つけたい照明があったので、それを伝えたところ他の部分はダウンライトでいいのではとアドバイスをもらったので、そうしました。

ちなみにつけたい照明はこちらです。とってもかわいい。

5/28 5回目:図面・見積もりの確認

前回の宿題を確認し、図面の変更点と見積もりを確認しました。

見積もりはこの段階で593万円(税込)。やりたいことをどんどん詰め込みましたが、600万以内で収まりました。

この見積もり確認時に「金額を下げる余地はありますか?」という夫の一声により、照明・コンセントプレートのグレードを下げることになり、最終的に契約時の見積もりは若干下がりました。夫が堅実なタイプでよかったです。

ただ、リノベーション工事は工事が始まってから発覚することもあり、見積もりは前後するようです。また、この段階でキッチンの壁をパネルにするのか、タイルにするのかを決めきれておらず、上振れ要因を残してしまいました。

6/3 6回目:リノベ工事の契約

前回の打ち合わせ内容でほぼリノベーション費用がFIXしたので、その金額で契約書を結びました。これもさすがに対面する必要があり、また家に来てもらいました。契約書の説明、記名・捺印をして、契約完了。

これで打ち合わせがすべて終了しました!

この段階でキッチンのタイル壁、壁紙、トイレの床は決定できてなかったのですが、着工に影響がないので、後からで大丈夫ですと言われました。

わかったこと

その1:これは私の性格もあるかもしれませんが、リノベーションに焦がれ焦がれまくっていたのにも関わらず、考える、決めることにだんだん疲れてきます。照明・コンセントの段階くらいで、気持ちが途切れてくるので、フルオーダーの一軒家の打ち合わせはもっと大変なんだろうなと思いました。

鉄は熱いうちに打て、じゃないですが、やる気MAXの間に想像できることはすべて想像しておいた方がいいです。Pinterestで探すことさえ億劫になってくるので、やる気のある自分にすべてを託しておきましょう。

わからなかったこと

その1:今回は状況的にオンラインでの打ち合わせ、ショールームには一切行かないという進め方だったので、ここにショールーム見学があったら、もっと違う選択肢があったのかもしれません。実物を見てないので、設計事務所の方のご提案を信じ、メーカーホームページで確認することしかできませんでした。時間は無駄にならなかったし、子どもを連れて週末ごとにショールーム見学するのは大変そうだけども、仕上がりがどうなるのかの不安は若干あります。まあ、仕方がないし、設計事務所の方を信じて、楽しみにしよう。

その2:たられば話ですが「もし700万円の予算だったら、何ができたのか」は気になっています。私の想像では、それぞれの住設資材のグレードがあがるんじゃないかと思うのですが、何が違ったのかなあ。まだ設計事務所の方と対面する機会はあるので、聞いてみたいと思います。

図面のビフォーアフターを載せようかと思ったのですが、プライバシーの問題もあるしなぁと思い載せていません。知人友人の方はお見せするので言って下さい!送ります!

以上、リノベ編その2でした!

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