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2017年2月1日の思い出。その2

ペリートモレノ。
有名なペリートモレノ氷河と同じ名前のこの街にやってきた理由は、
「クエバ・デ・ラスマノス」
に行きたかったから。

「手の洞窟」という名前の遺跡には、
顔料などを吹き付けて描いた、手の模様があるという。

パタゴニアの旅中、ずっと見てきた、果てしない草原に続く
「トゲトゲの木」。
(って勝手に呼んでるけど、何かは知らない。とにかく硬くてトゲトゲした低木)

冬は雪に閉ざされるという大地。

そんな土地を旅し続けて、そこにたどり着いた人たちって
どんな人たちだったんだろう。

パタゴニアの大自然もすごかったけど、
そこに刻まれた「人間の痕跡」が好きでした。

やっぱり「文化」が好きなのかもしれない、私。
と、生々しい手の跡を見ながら、そんなことを思いました。

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顔料を吹き付けた手は、ほとんどが左手だとか。
そのことから、人間はそもそも右利きが多いということがうかがえるそうです。

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グアナコの絵が可愛い。

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石などを投げてゲームをした痕跡だそうです。

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この大地を越えてやってきた、大昔の人々に思いを馳せる。


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